自殺サイト殺人事件の詳細!前上博死刑囚の生い立ちや録音テープとは

自殺サイト連続殺人事件をご存知ですか。窒息させている被害者の声を録音テープに残すなど、自殺サイト連続殺人事件で行われた行為は死刑に値するものです。また、前上博は生い立ちや父親の関係で白の靴下に異常な執着を見せました。前上博の生い立ちから判決までをご紹介します。

自殺サイト殺人事件の詳細!前上博死刑囚の生い立ちや録音テープとはのイメージ

目次

  1. 1前上博とは
  2. 2前上博の生い立ち【自殺サイト殺人事件】
  3. 3前上博が関与した自殺サイト殺人事件の概要
  4. 4前上博の逮捕から裁判まで【自殺サイト殺人事件】
  5. 5自殺サイト殺人事件のその後
  6. 6自殺サイト殺人事件は前上博の異常性癖が起因していた

前上博とは

前上博をご存知ですか。前上博はある事件を起こした犯人として知られています。事件を起こしたのが2005年だったことから、まだ新しい事件と言えるのではないでしょうか。また、前上博の起こした事件は殺人が関与しており、その動機も普通の人では考えられないような動機でした。

そして、殺人が関与していながらも、前上博の父親が勤務していた場所に捜査本部が設置されたことも前上博が話題になった一つの理由です。では、前上博は一体どのような事件を起こしてしまったのでしょうか。事件の概要はもちろんですが、事件後についても触れていきます。

自殺サイト殺人事件の犯人

上記で事件を起こしたと述べたように、前上博は自殺サイト連続殺人事件の犯人でした。自殺サイト連続殺人事件とは2005年8月2日に起きた事件で、大阪府河内長野市で起きた事件です。遺体が川岸で見つかったことから事件が発覚しました。初めに見つかった遺体は女性だけだったのですが、徐々に他の被害者も発見されることとなります。

この頃、ネット上では自殺サイトと呼ばれるサイトが密かに話題となっていました。主にいじめや家庭内暴力などで行き場を失った人たちが、同じく自殺したい人を募集するという掲示板です。そのため、自殺サイト連続殺人事件の犯人である前上博はその被害者たちの心理を上手く利用して犯行に及びました。

前上博の生い立ち【自殺サイト殺人事件】

次々と被害者が見つかった自殺サイト連続殺人事件の犯人は、前上博だったとご紹介しました。しかし、前上博は自殺サイト連続殺人事件を起こす前にも逮捕歴があるとの情報があります。そして、前上博が犯行に及んだきっかけではないか、と言われる異常な性癖も明らかとなっているようです。

また、前上博はIQが128もあったと言われています。なぜそれほど頭の良い人が自殺サイト連続殺人事件を起こしてしまったのでしょうか。それには前上博の生い立ちが関係しているのかもしれません。では、前上博は一体どのような生い立ちを経験してきたのかご紹介します。

警察官の父親の元に生まれる

上記でも少し述べたように前上博が起こした自殺サイト連続殺人事件の捜査本部は、前上博の父親が勤務していた場所に設置されていました。警察官の父親の元に生まれた前上博は、他の家庭よりも厳しく育てられたようです。また、警察官として勤めていた父親はいつも仕事ばかりで忙しく働いていました。

前上博と父親が接する時間はあまりなかったのですが、4人兄弟の長男だった前上博は父親を正義だと慕っていました。しかし、父親への尊敬や自身の正義感は思わぬ形で前上博の異常な性癖を目覚めさせてしまうことになります。その生い立ちは、後に前上博が自殺サイト連続殺人事件を起こしてしまうきっかけとなってのではないでしょうか。

幼少時代から異常な性癖に目覚める

父親を慕っていた生い立ちのある前上博は、幼少期の頃に異常な性癖に目覚めます。初めは白い靴下に対して性的興奮を覚えるようになったようですが、前上博本人は何がきっかけとなっていたのか分からないと話しています。この性癖は自殺サイト連続殺人事件の被害者に対しても現れており、被害者に白い靴下を履かせていたようです。

また、白いヘルメットに対しても執着心が強く、白いヘルメットにも性的興奮を覚えたと言います。前上博が白いヘルメットに執着を見せていたのは、普段は向き合ってもらえない父親の姿を重ねていたからなのかもしれません。しかし、その真偽は未だに不明です。

そして、後に行動に起こしてしまうのですが、推理小説に書かれている窒息行為の挿絵を見て興奮することもありました。

窒息行為で逮捕歴も…

前上博は自殺サイト連続殺人事件を起こす前に、2001年頃窒息行為を行ったことによって逮捕されています。この窒息行為は高校生の時に行われており、3月から6月にかけての3ヶ月の間で行われていました。前上博は薬品を染みこませておいたガーゼやタオルを、幼い子供や通りがかった女性の口に押し当てる行為を行ったようです。

その際に与えられた判決は、執行猶予付きの懲役10ヶ月でした。この時点で前科が3度ありました。なぜこの事件を起こしたのかというと、前上博は普段父親から窒息行為をされていたとの情報があります。

そのため、前上博は父親にされている虐待を自分よりも弱い人に行うことによって、父親からの恐怖を払拭しようと考えていたのかもしれません。また、他にも前上博が起こした余罪は100件以上にも上ると言われているようです。

大学を1年で中退し職を転々とする

上記のような生い立ちを経験しながらも、前上博は大学に進学します。しかし、やはり生い立ちがあったからなのか大学1年生の頃に中退することになりました。前上博はIQが高かったため、この生い立ちがなければ難なく大学を卒業できたはずです。また、その後は職を転々をしてしまっていたようです。

また、前上博は職を転々としながらも、自宅の向かいにあるプレハブ小屋にて生活をしていました。そこには自殺サイト連続殺人事件を起こした証拠の録音テープなどが数多く保管されていたと言います。

前上博が関与した自殺サイト殺人事件の概要

上記でも述べたように前上博が住んでいたとされているプレハブ小屋からは、事件に関与していたとされる多数の証拠が見つかっています。前上博は幼少期から父親に虐待された生い立ちがあり、自分に異常な性癖があることを知っていました。そのため、生い立ちの経験を払拭しようと女性ホルモンの注射を打ったこともあるようです。

しかし、前上博は自分の力だけではその異常な性癖を抑えることができず、自殺サイト連続殺人事件を起こしてしまうことになります。では、その事件とは一体どのような内容の事件だったのでしょうか。前上博の生い立ちがなければこの事件は起こらなかったのかもしれません

被害者は自殺サイトで知り合った3人の男女

自殺サイト連続殺人事件の被害者は、男性が2人と女性が1人でした。初めの被害者は女性で、2005年2月19日に殺害されています。この被害者とは自殺サイトを通して「練炭自殺をしよう」と持ち掛け、メールを何度もやり取りしていました。そして、鼻や口を押さえつけて窒息死させています。

その後、2005年5月21日には中学生の男の子を殺害します。被害者は家出をしており、殺害される前に「自殺サイトで知り合った大阪の人に会う」と友人にメールをしています。そして、最後の被害者は当時大学生だった男性で、2005年6月10日に殺害されました。被害者は河内長野にある林の中で白骨化して見つかることとなりました。

白ソックスを履かせ窒息させて殺害

前上博が起こした自殺サイト連続殺人事件では、被害者に白のソックスを履かせるという異常さが垣間見えました。白ソックスは被害者全員に履かせており、前上博は逮捕後に、性的な興奮を得るのであれば男女は関係ないと供述しています。それほど前上博の白いソックスへの執着心は凄まじいものでした。

また、被害者男性の2人に関しては、窒息させてから蘇生するなどの行動に出ています。被害者は何度も窒息させられていたため、殺害される際はかなり苦しんでいたことが想像できるのではないでしょうか。

殺害時に録音したテープも…

前上博は殺害する際にその声を録音したテープを持っていました。その録音テープは例のプレハブ小屋から押収されています。録音テープは前上博が自慰行為をする時に聞いていたと話しており、録音テープ以外にも女性を殺害した時の遺体を撮影し、撮影したテープをネット上で拡散しようとしていたことも判明しています。

また、録音テープが見つかったプレハブ小屋からは、市販で販売されている窒息関連のテープも発見されているようです。そのことから、前上博は窒息に対して異様な執着を見せていたことが分かります。

前上博の逮捕から裁判まで【自殺サイト殺人事件】

白のソックスを履かせて被害者を窒息死させた前上博は、録音テープなどが押収されたことから逮捕されることになりました。上記でも述べたように前上博は、自分の性癖を抑えようと努力していましたが、実際に起こした事件は許されることではありません。逮捕された後、裁判での判決はどうなったのでしょうか。

殺人・死体遺棄の容疑で逮捕

前上博は3人の被害者を殺害し、死体遺棄した容疑で逮捕されました。上記では前上博の行った犯行や、自宅から押収された録音テープなどについてご紹介しました。しかし、前上博は誘拐事件に見せかけようとしていた事実も発覚しています。前上博は中学生の遺族に対して400万円を要求する電話をかけていたようです。

また、女性を殺害した際にはやり取りしていたメールを削除するように話しています。そのことから、事件発覚を恐れていたのではないかと考えることができます。

裁判では被害者遺族も求刑に参加

裁判が開かれた際、被害者遺族も休憩に参加したそうです。裁判は計4回行われていました。裁判では被害者が自殺サイトに投稿していたことから、「殺してもいいと感じた」と話しており、殺害されたことに対して「本人も望んでいたはず」との供述もしていたため、前上博の犯行は極めて悪質なのではないかとの見解が持たれます。

また、男性2人の被害者に関しては自首が成立してから、遺族に対して謝罪を述べています。しかし、過去に起こしている余罪が多すぎることや、証拠隠滅を図っていたことも考慮するのであれば、減刑はないと判決が下されることになりました。前上博が、判決前に謝罪をしていた心境に関しては分かっていません。

前上博に死刑判決

謝罪や反省の色を見せていた前上博に対して、弁護側は死刑を回避できる行為だと述べています。しかし、上記でも述べたように前上博の行った犯行は極めて悪質です。そのことから、前上博には死刑判決が下されました。死刑判決に対してすぐに死刑取り下げを要求しているのですが、その後その要求は取り下げられています。

そのため、前上博は2007年7月7日に死刑囚となりました。前上博死刑囚は2007年2月に行われた裁判でも死刑を言い渡されていました。その際に、前上博死刑囚も最終的には死刑になりたいと話していたと言います。そのため、弁護側が控訴を取り下げたのは前上博死刑囚の意志だったのではないでしょうか。

自殺サイト殺人事件のその後

自殺サイト連続殺人事件を起こした前上博は、裁判での判決により死刑囚となってしました。初めの判決で死刑を言い渡されてから前上博死刑囚の中で、どのような感情が渦巻いていたのかは不明です。しかし、控訴を取り下げたことから前上博死刑囚は自ら死刑囚を選択したと言ってもいいのではないでしょうか。

犯行に及んでいる間も自分の生い立ちと格闘しながら、正義感を持っていたことが後の精神鑑定で明らかとなっています。また、死刑囚となった前上博は死刑が執行されるまでの間に楽しみを見つけたのですが、その楽しみとは一体何だったのでしょうか。そして、自殺サイト殺人連続事件のその後はどうなったのでしょうか。

前上博死刑囚の死刑執行

死刑判決を下された前上博死刑囚は、2009年7月28日に死刑が執行されています。死刑判決を受けてから約2年で死刑執行というのはとても珍しいことから、世間の注目を集めました。また、前上博は判決を受けてから死刑が執行されるまで精神鑑定を受けており、長谷川教授と呼ばれる人物と度々会話をすることがありました。

その際に、前上博死刑囚は自ら接見しないでほしいと頼みます。その理由について「自分は強い人間ではない」と述べていました。前上博死刑囚は教授と会話をする時間が楽しみになってしまい、「これ以上死刑を待ちながら楽しみに生きたくないと」ほほ笑んだそうです。

自殺サイトの規制強化

前上博死刑囚の判決を受けて、自殺サイトでの規制が強化されることになりました。自殺サイトを使った犯行は自殺サイト連続殺人事件だけではありません。そのため、規制が強化されたことによって新たな事件が起きるのを防ぐことができるはずです。しかし、自殺サイトに対しては賛否両論があるのも事実です。

今の社会では行き場を失った人たちが多く溢れています。家族や友達と接することができずに自殺サイトに辿り着く人も少なくありません。その人たちから「逃げ道を奪ってもいいのか」の意見もあるため、自殺サイトがなくなることは一概にも良いこととは言えないのかもしれません。

自殺サイト殺人事件は前上博の異常性癖が起因していた

白ソックスや白いヘルメットに対して異常な性癖を覚えることになった前上博死刑囚は、過去の生い立ちが大きく関係していたようです。また、その性癖は後に自殺サイト連続殺人事件にまで発展してしまいました。前上博死刑囚は殺害の様子を録音テープに収めていたと言います。これも前上博死刑囚の歪んだ心理が関係しているでしょう。

前上博死刑囚は生前IQが高く、30年前に起こった出来事であっても細部まで思い出すことができると精神鑑定で明らかになっています。そのため、前上博死刑囚が普通の家庭で育っていれば、もっと人の役に立てることを成し遂げることができていたのかもしれません。

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