グリコ森永事件の真相とは!犯人「怪人21面相」と宮崎学の関係は

グリコ森永事件をご存知ですか。犯人が自らを怪人21面相と名乗り、食品会社を狙って誘拐や放火、脅迫を行った未解決事件です。グリコ森永事件の犯人は小説家の宮崎学との説やロッテ関係者との説も唱えられました。グリコ森永事件が未解決事件となった真相へと迫っていきます。

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目次

  1. 1グリコ森永事件とは
  2. 2グリコ森永事件に関連する一連の事件
  3. 3グリコ森永事件で浮かび上がった犯人像
  4. 4宮崎学がグリコ森永事件の犯人と言われる所以
  5. 5グリコ森永事件の犯人にまつわる噂
  6. 6グリコ森永事件は終息へ
  7. 7グリコ森永事件は犯人も検挙されず真相は闇の中

グリコ森永事件とは

グリコ森永事件をご存知でしょうか。犯人や事件の動機など、真相も分からないまま時効を迎えた未解決事件です。グリコ森永事件では、犯人から出された脅迫状によってたくさんの人が被害をこうむり、また底知れぬ恐怖に包まれました。

メディアでも報道されていましたので、現在でも記憶に残っているという方も多いかもしれません。まずはグリコ森永事件の概要について紹介していきます。

食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件

グリコ森永事件とは、1984年から1985年にかけて発生した食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件のことを指します。初めはただの誘拐事件だと思われていたようなのですが、大手食品会社へ次々と犯人からの脅迫状が届いたり、放火などもあったりと世間を騒がせるようになりました。

犯人は青酸ナトリウムが混入したお菓子をまき散らす行為を本当に行ったため、このグリコ森永事件は世間を震撼させる事態となっていったようです。さらに犯人は、企業に対する脅迫状送付とは別に、犯行の挑戦状を新聞社や週刊誌に送りつけるなどの挑発行為をするという特徴もみられました。

犯人は「怪人21面相」と名乗る

犯人は新聞社などへ挑戦状を送りつける際に、自らを「怪人21面相」と名乗り、犯行を繰り返していました。怪人21面相とは、江戸川乱歩のシリーズ小説である「少年探偵団」に登場する「怪人20面相」を由来としているのではないかと考えられているようです。

時効が成立し未解決事件となった

グリコ森永事件は、一連の事件の最後の事件となる「東京・愛知青酸入り菓子ばら撒き事件」で2000年2月13日に時効を迎えました。これにより、グリコ森永事件の犯人によって引き起こされた誘拐、放火、脅迫の全ての事件の時効が成立し、犯人を逮捕することが出来ずに未解決事件となってしまいました。

グリコ森永事件は警察庁によって重要な事件だという指定をされていたのですが、警察庁広域重要指定事件として犯人逮捕に至らず未解決事件となったのは、グリコ森永事件が初めてだったようです。

グリコ森永事件に関連する一連の事件

グリコ森永事件では、食品会社を標的としたさまざまな事件が連続して発生しました。その事件の内容は誘拐、放火、脅迫と多岐に渡っていました。グリコ森永事件に関連する一連の事件を見ていきましょう。

事件①江崎グリコ社長誘拐事件

1984年3月18日に江崎グリコ社長が誘拐される事件が発生しました。夜の9時頃、兵庫県西宮市にある江崎グリコ社長の自宅に銃を持った男の2人組が侵入し、子供たちと入浴中だった江崎グリコ社長を誘拐しました。

社長が誘拐された翌日に、犯人から電話のあった取締役が指定されていた場所へ行くと、そこには社長と引き替えに10億円もの大金と金塊100キロを催促する脅迫状が置いてあったようです。脅迫状に書いてあった通りにお金を用意し、指定された場所へ持って行きましたが犯人は姿を現しませんでした。

それから社長が誘拐されてから3日後に、己の力でなんとか逃げ出した社長は大阪の駅構内で保護されました。

事件②江崎グリコ脅迫事件

4月2日に江崎グリコ社長の家に脅迫状が届いたのを皮切りに、続けて大金を要請する脅迫状が届くという脅迫事件がありました。初めに届いた脅迫状には、6000万円を指定した場所へ持ってこいという内容が書かれており、その脅迫状とともに塩酸入りの目薬が入れてあったようです。

当日に指定されていた場所へ警察官らが待ち伏せしていましたが、犯人が来ることはありませんでした。またこの日はそれだけでなく、犯人からのメディアに宛てた挑戦状が大阪の新聞各社へ届きました。数日後に再び犯人から江崎グリコに対して1億2000万円もの大金をよこせという脅迫状が届きました。しかし、当日に犯人が現れることはなかったようです。

メディアに宛てた挑戦状もまたしても届いており、この後から犯人は「怪人21面相」と名乗るようになりました。

さらに別の日に3億円を要請する脅迫状が江崎グリコ宛てに届きました。脅迫状には、お金を積み込んだ車を摂津市内のレストランのパーキングに置いておくよう指定がされていました。指定日には警察は多数の人員を動員して犯人を待ち伏せし、さらに車には遠隔操作でエンジンを停止できる仕掛けを取り付けていました。

夜になり、パーキングに怪しい男が来て車を発進させたので頃合いを見計らって遠隔操作によりエンジンを止め、車を包囲して乗っていた男を捕まえました。しかしながら男の供述によると、犯人の怪人21面相から脅迫されて、パーキングの車で指定された場所まで来るように命じられただけとのことでした。

その話を聞いて警察数人が男の言う場所まで急いで向かうと、怪しげな車が走り去るところでした。そのまま追跡しましたが、交差点で行方が分からなくなってしまいました。

事件③江崎グリコ本社放火事件

4月10日の夜8時50分頃に、江崎グリコ本社が放火されるという事件が起きました。その後の検証によって、放火されたと考えられる場所は工務部の試作室であることが分かりました。放火された火は隣り合っていた作業員の更衣室にも燃え広がり、試作室は全焼する事態になりました。

同じ日の夜9時20分頃、江崎グリコ本社からおよそ3キロ離れた場所にあるグリコ栄養食品にも、ガレージに停めてあった車に放火されていました。幸い、放火されたのが車だったこともあり早い段階で火は消し去られたようです。犯人は、ガソリンを入れたタンクに布らしきものを詰め、それに火を付けて放火したのではないかとの検証結果が出ています。

また、帽子を深く被った怪しげな男が放火した直後にその場から逃走していたという目撃情報も出ているようです。

事件④兵庫青酸菓子ばら撒き事件

新聞社4社に、怪人21面相からグリコの製品に青酸を入れたとする内容の挑戦状が届きました。それだけではなく、全国へその青酸入りのお菓子をまき散らすとの事前告知も書かれており、挑戦状の最後にはグリコのお菓子を食べて墓場へ行こうとまで記されていました。

事件⑤寝屋川アベック襲撃事件

江崎グリコ脅迫事件で指定されていたパーキングより少し距離のある寝屋川市で、男女2人がドライブデートをしていました。車を停めていたところ、突然3人組の男に襲撃されてしまいます。そして、男性は黒い布をかぶせられてそのまま車に乗せられ、女性は別の車で連れ去られてしまいました。男性は脅され、犯人が指定する場所まで車を運転しました。

そして江崎グリコ脅迫事件で指定されていたパーキングの近くに来ると、パーキングにある車に乗って別の指示された場所まで来るように再び命令されました。それから男性は、パーキングで待機していた警察官らによって犯人と思われ捕まってしまいます。しかし供述によって江崎グリコ脅迫事件とは関係が無かったことが分かったため、すぐに解放されました。

事件⑥丸大食品脅迫事件

6月22日に丸大食品に脅迫状が届きました。「グリコと同様の被害を被りたくなかったら5000万円を準備し、警察には知らせるな」との内容が脅迫状には書かれていたようです。数日後、犯人から指定した場所へ向かうよう電話があり、警察官が丸大食品の社員に変装して指示された場所へ向かいました。

するとそこにはタイプライターで作成されたような紙が貼ってあり「高槻駅で京都行きの各駅列車に乗り、左側の窓を開けて白い旗が見えたら外にお金を入れたバッグを投げろ」という命令が書かれていました。囮の警察官は、指定されたとおりに列車に乗り込みましたが、天候不良だったこともあり白い旗が見えず、そのまま京都へ行くことになりました。

そのときに、丸大食品の社員に変装した囮の警察官をしきりに気にしているようなそぶりの怪しい男を、共に列車に乗り込んだ他の警察官が目にしています。

怪しいキツネ目の男は囮の警察官を見張っていたようで、囮の警察官が京都駅で降りてベンチに座ると、キツネ目の男も一緒に降りてベンチの隣に腰掛けました。そして高槻駅行きの列車にも共に乗り込み、囮の警察官が改札を通って出ていくのを見ていたようです。

キツネ目の男を尾行してみましたが、このとき警察官らには逮捕する権限を持っていなかったために可能な行動が限られていました。そのため、人混みの中に紛れたときにキツネ目の男の行方が分からなくなってしまいました。

その後再び丸大食品の取締役宛に大金を要請する脅迫状が届きました。録音された子供の音声で場所の指定があり、さらにその指示は4回も変更があったようです。全部の指示に従いながら指定されたとおりに向かいましたが、犯人が来ることはありませんでした。

事件⑦森永製菓脅迫事件

9月12日に森永製菓に脅迫状が届きました。「1億円準備しろ、受け入れなかったら青酸を森永製品に入れて店に出す」と脅迫状には書かれていて、青酸が入れられたお菓子が一緒に入っていました。また、江崎グリコが犯人らに6億円を支払ったとも書いてあったようですが、真相は分かっていないとのことです。

それから数日後に再び犯人から森永製菓へ電話があり、お金を引き渡す場所を示した子供の音声が再生されました。電話の後に指定された場所へお金を持っていきましたが、犯人は来なかったようです。

事件⑧二府二県青酸入り菓子ばら撒き事件

10月7日から10月13日の間に、大阪、京都、兵庫、愛知の二府二県のお店から怪しげな森永製品が見つかりました。怪人21面相の名前と共に毒入りだとすることが記された紙が貼られたお菓子が置いてあり、中身を調べてみると青酸が加えてあることが分かりました。

事件⑨ハウス食品脅迫事件

11月7日にハウス食品に脅迫状が届きました。社長へ向けた脅迫内容は1億円を要請するものであり、お金を引き渡す日付と場所まで記されていました。さらに青酸入りのハウスシチューも一緒に入れられていたようです。犯人からの指定日となり、お金を乗せた車と共にハウス食品の社員に扮した警察官が指定された場所で待機していました。

夜になって犯人から電話がかかり、女の子の音声でお金を渡す場所を命令してきました。犯人とのやり取りの中で、4回もの場所変更があったようです。指定された場所に向かっていく中で、キツネ目の男がまたもや目撃されることとなりました。

キツネ目の男はお金を運んでいる車を見張るような行動をしていましたが、動員されていた周囲の警察官には職務質問や尾行をする権限が与えられていなかったためにそのまま見過ごすしかありませんでした。

最後の指定場所へと向かっている途中、犯人からの「白い布が見えたらその下にある缶の中の紙を見ろ」という命令がありました。先回りしていた警察官が白い布付近へ行きましたが缶が見当たらず、犯人も現れなかったために捜査はそこでストップとなりました。

この時に、捜査のことを知らされていなかった滋賀県警の警察官がパトロール中に怪しい車両を見つけます。職務質問をしようと近づいたところ、猛スピードで発進したために追跡しましたが途中で逃げられてしまったようです。このハウス食品脅迫事件のあと、白い布近辺で発見された怪しい車両に乗っていた男の似顔絵が世間へ公開されました。

事件⑩不二家脅迫事件

12月7日に不二家へ脅迫状が届きました。この脅迫状の中には青酸とテープが入れられていたようです。およそ1週間後に再び脅迫状が届き、そこには「12月24日に百貨店の屋上から2000万円をばら撒くように」と書かれていましたが、不二家はこれを無視しました。

12月26日に別のスーパーの社長宛てに不二家が2000万円をばら撒くようにしろとの脅迫状が届きましたが、これも不二家は無視しました。その後不二家脅迫事件がメディアで報道されたために、怪人21面相から不二家が脅迫されていたことが知れ渡りました。

事件⑪東京・愛知青酸入り菓子ばら撒き事件

2月13日、怪人21面相からメディアにバレンタインデーを壊すことを宣言する挑戦状が届きました。実はこの挑戦状が届けられる直前には東京と愛知で青酸入りのお菓子が次々と見つかっており、青酸入りのお菓子には「毒入り」入ってない物には「毒無し」と書かれていたようです。

この東京・愛知青酸入り菓子ばら撒き事件では、それまで脅迫されていた江崎グリコや森永、不二家と共に明治とロッテのお菓子もばら撒かれていたようです。明治とロッテは一連の脅迫対象にはなっていませんでしたが、この事件によって明治やロッテも多大な被害を被ることになってしまいました。

事件⑫駿河屋脅迫事件

1985年2月24日に、メディア宛てに森永製菓に対する脅迫を終わらせる文書が届けられました。その後すぐに駿河屋に対して5000万円を催促する脅迫状が届きましたが、2日後には犯人からお金を引き渡す期日を延ばすとの連絡が入ります。しかしながら、その後は犯人から駿河屋に対するアクションは何もなく終わりとなったようです。

グリコ森永事件で浮かび上がった犯人像

グリコ森永事件の捜査をしていく中で、複数の犯人像が浮かび上がってきました。どのような犯人像が浮かび上がってきたのでしょうか。

①元グリコ関係者

グリコ森永事件の犯人は、元グリコ関係者との説があるようです。これは江崎グリコ社長誘拐の際に、誘拐犯が社長の娘の名前を呼んだことや社長誘拐において脅迫状で運転手を指名していたこと、江崎グリコの関連会社を把握していたことなど、世間にはほぼ認知されていない情報を犯人が掴んでいたことが証拠としてあげられています。

さらに、犯人はグリコ本社へ放火をしたり誘拐で人質を取ったこと、脅迫状で社長の名は名字で書いていたにも関わらず、江崎グリコ社長は下の名前で書いていたりしたようです。このような、別の会社を脅迫した時には見られない点が存在することから、グリコに対して恨みを持った人物が犯人なのではないかとも考えられました。

②株価操作で利益を得た人物

株価操作で利益を得た人物がグリコ森永事件の犯人なのではないかとの説も唱えられました。グリコの株は、社長の誘拐や放火があった翌日には200円近く下降しています。つまり、あらかじめ株価が下がることを想定していれば、その分利益を得ることが可能だという見方も出来るようです。

さらに誘拐や放火、脅迫の一連の事件を終わりとする犯人からの宣言によって株価が上昇することも想定していれば、さらに利益を得ることが可能になります。週刊誌で株のページを担当していた小説家の宮崎学は、単に株式を市場で売買するよりも100億円ほど多くの利益が得られると話していたようです。

③被差別部落関係者

グリコ森永事件において、被差別部落関係者が関わっているとの説もあるようです。その理由としては、脅迫の際に用いられた子供の音声の中に、皮製品で使うミシンの独特の音が入っていたことが音声分析で分かったことや犯人らは少数部落がたくさんある場所で犯行に使用する物を購入していたことが特定されたことなどがあるようです。

しかしながら小説家の宮崎学によると、被差別部落関係者についての捜査は部落解放同盟からの抗議があったために中止となってしまったとのことです。

④北朝鮮工作員

グリコ森永事件が終結した後に、北朝鮮工作員が犯人では無いかとする説もあげられました。ロッテはグリコ森永事件の中で脅迫対象とならなかったのですが、ロッテの創業者は在日韓国人であり、ロッテと同じ製菓企業を陥れるために画策したという疑惑が持ち上がったようです。

ロッテの創業者繋がりから、兵庫の貿易会社の社長が北朝鮮の裏活動のボスであったことや周囲にキツネ目の男に似ている人物が存在していること、加えてこのグループが、犯人が要求した100キロの金塊を所持していたことを理由として捜査されました。

しかしながら、このグリコ森永事件の犯人は北朝鮮工作員によるものではなかったとの結果となりました。ボスであったとされる社長も亡くなっており、キツネ目の男に似ていた人物も別人であったことが分かったためにこれ以上の捜査は取りやめとなったようです。

⑤暴力団の元組長を中心とするグループ

過去にグリコへ詐欺を働こうとしたことや元組長の口座へグリコ森永事件で脅迫対象となった会社から3億円もの入金が確認されたこと、犯人らが使用していたものと同じ機種のタイプライターを所持していたことなどが理由となって、暴力団の元組長を中心とするグループもグリコ森永事件犯人捜査の対象となりました。

警察は元組長を中心とするグループに事情聴取を行いましたが、犯行を認める人物は出てこず、物的証拠も何もありませんでした。このことによって、グリコ森永事件の犯人捜査は事実上終了となりました。

⑥小説家・宮崎学

小説家の宮崎学もグリコ森永事件の犯人として疑いが掛けられました。宮崎学がキツネ目の男によく似ていることや過去にメディアを動かして警察と対立したこと、当時借金を背負っていたことなどが理由だとされたようです。しかし、宮崎学に犯行当日のアリバイがあることや物的証拠も見つからなかったことにより捜査は取りやめとなりました。

宮崎学がグリコ森永事件の犯人と言われる所以

グリコ森永事件の犯人を絞っていく中で、捜査線上に小説家の宮崎学が挙げられました。小説家の宮崎学がグリコ森永事件の犯人だとされてしまった所以はどこにあるのでしょう。

①丸大食品脅迫事件での似顔絵に酷似

丸大食品脅迫事件の後、犯人らしき人物を目撃した警察官の証言に基づき、似顔絵が公開されました。似顔絵はメディアによって瞬く間に世間へと広められることとなりました。そんな中、小説家の宮崎学は顔がこの犯人の似顔絵によく似ていたために「宮崎学」という名前を出されて犯人だと疑いを掛けられてしまいました。

その後の捜査によって宮崎学のアリバイなども証明され、単に犯人と宮崎学の顔がよく似ているだけだったようです。

②「キツネ目の男」と宮崎学の体格が一致

グリコ森永事件では現場でキツネ目の男が警察官らによって度々目撃されており、犯人である怪人21面相の仲間なのでは無いかとの疑いを掛けられていました。キツネ目の男は、推定される身長は175~178センチ、がっしりとした体格で薄眉とつり目が主な特徴でした。

宮崎学はこのキツネ目の男と体格が一致していたために、グリコ森永事件の犯人だという疑惑が浮上したようです。

③江崎グリコの労働争議に関わっていた

小説家の宮崎学は、大学生の頃に学生運動に勤しむ日々を送っていました。その中で、江崎グリコの労働争議に関わっていた過去が警察の捜査によって明らかになり、江崎グリコに恨みを持って犯行に及んだのではないかとグリコ森永事件の犯人の容疑を掛けられました。

④事件現場の土地勘あり

宮崎学はグリコ森永事件が起こった当時、犯人がお金の引き渡し場所として指定していた複数の場所の近くに、取引先や仕事場がありました。そのため、グリコ森永事件の事件現場の土地勘があり、逃走も容易に出来るために犯人だと思われていたようです。

グリコ森永事件の犯人にまつわる噂

グリコ森永事件の犯人に関して、怪人21面相の人数構成やロッテ関係者なのではなどという噂が立っているようです。ここからは、グリコ森永事件の犯人にまつわる噂を3つ紹介していきます。

噂①「怪人21面相」は3人いた?

犯人の「怪人21面相」は3人だという噂があるようです。グリコ森永事件が時効を迎え、未解決事件となってしまう日の直前に、ネット掲示板にグリコ森永事件と関わりがあったと言う人物からの書き込みがあったことにより判明しています。

怪人21面相はパチンコによって知り合いになった3人が、食品会社に苦情の電話を入れたことをきっかけにして一連のグリコ森永事件を計画したと書き込まれていました。真相はどうなのか不明ですが、かなり信憑性の高い書き込みだったようです。

噂②犯人のうち2人はロッテの子会社にいる?

怪人21面相3人のうち、2人はロッテの子会社にいるとの噂も出ています。これもネットの掲示板への書き込みによるものですが、グリコ森永事件の後に犯人の2人はロッテが設立した子会社に就任したと書かれていました。

ロッテの持株会社を調査すると実際にロッテの子会社も出てくるようで、真相は分からないようですがあながち嘘とは言い切れないようです。ロッテは脅迫対象とはなっていなかったために、犯人が身を隠れさせるのにロッテの子会社が丁度良かったのではないかとも考えられているようです。

噂③犯人のうち1人はすでに自殺?

犯人の怪人21面相は3人存在しており、そのうちの1人はすでに自殺しているとの噂もあります。ネットの掲示板には、犯人のうち1人は山の中で首をつって死亡しているのが発見されていると断言する内容が書き込まれていました。公にはされていませんが、犯人の1人が第一発見者だということです。

グリコ森永事件は終息へ

犯人である怪人21面相をどうにかして捕まえようと、警察官らはさまざまな手法で捜査を進めてきましたが、犯人逮捕へ至る収穫はなかったようです。グリコ森永事件は真相を掴めぬまま終息へと向かい、未解決事件となっていってしまいました。

滋賀県警本部長の自殺

滋賀県警本部長は自分の退職日に焼身自殺を行いました。ハウス食品脅迫事件において怪しげな車を発見していたにも関わらず、行方を追えずに逃げられてしまった滋賀県警は、ハウス食品脅迫事件の後に警察内外からかなりの批判を受けることになりました。

滋賀県警本部長の自殺は遺書も残っていなかったために、ハウス食品脅迫事件での責任を取るために行ったのだと受け取られています。しかし、全責任を取らされたことを訴えるために自殺したのではとの考えもあるようです。

犯人による終息宣言

滋賀県警本部長が自殺を行ってから5日後に、犯人による終息宣言が出されました。それは、自ら命を落とした滋賀県警本部長への弔いの意を込めてのことだったようです。この終息宣言が出されて以降、犯人らの動きは完全に鳴りをひそめていきました。これにより真相を掴むことがより困難になり、未解決事件へと拍車をかけていったのでしょう。

グリコ森永事件は犯人も検挙されず真相は闇の中

グリコ森永事件は犯人である怪人21面相から大手食品会社へ向けて次々と脅迫状が出され、誘拐や放火もなされました。さらに、脅迫状に書いていた通りに青酸入りのお菓子が店頭に置かれるなど、世間を震撼させる事件へと発展していきました。

グリコ森永事件の犯人はあらゆる手法を使って警察らを翻弄し、手がかりなどをなかなか掴ませようとはしなかったため、犯人の特定や逮捕には至りませんでした。犯人からの終息宣言が出されて以降は、その宣言通り一切動きを見せていないので、捜査はさらに難航していったようです。

2000年にグリコ森永事件の最後に行った事件の時効を迎えたため、そのまま未解決事件となってしまいました。グリコ森永事件は犯人も検挙されず、その真相は闇の中へと葬られてしまったのです。

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