2019年11月13日更新
金蔓(金づる)の意味とは!金づるの特徴と作り方・対処法は
金づる(金蔓)にされてしまう男女の特徴、金づる(金蔓)にしようと企む男女の特徴、また、金づる(金蔓)になってしまわないための具体的な対処法などを紹介します。それらの知識をしかと携え、金づる(金蔓)にされてしまわぬよう自分の身をしっかりと守っていきましょう。

目次
金づる(金蔓)の意味
友達や同僚、はたまた偶然隣に居合わせた人、そんな周囲の人たちが「金づる(金蔓)」という言葉を口にしたとしましょう。もしかしたらあなたの友人やたまたま隣に居合わせたその人の正体は異性を手玉にとる女たらし、男たらしかもしれません。その理由を理解するためにまず、「金づる(金蔓)」の正しい意味を知るところから始めましょう。
金づるってどんな人?
「金づる(金蔓)」は、金銭を援助、工面してくれる人を指して用いられる言葉です。蔓という言葉が示すように、関係の継続性がこの言葉には含意されています。ですので、一回限りの支援者に対して「金づる(金蔓)」という言葉が用いられることはあまりありません。
また「金づる(金蔓)」という言葉は人格を無視して、ただひたすらにお金を運んでくる存在としてしか相手を扱っていない場合に用いられる表現でもあります。つまり「金づる(金蔓)」は、健全とは言えない人間関係に対して用いられる望ましくない表現なのです。
金づるにされてしまう男性の特徴
どういった男性が金づるにされてしまうのでしょうか。どういった特徴を持った男性をお金目当ての女性は狙っているのでしょうか。その特徴を紹介していきます。金づるにされてしまわないために、当てはまる項目が多いかどうか、男性の方は自己診断をしておきましょう。
特徴①自分に自信がない
自分に自信のない人は、その自信を埋め合わせてくれる他人からの承認を人一倍欲しています。そのため自分をありのままに受け入れてくれ、誰よりも褒めてくれる人に特別な感情を抱きやすい傾向にあります。気づけば、誉めそやしてくれるその相手の金づるになってしまっているという可能性は小さくありません。
さらに行き過ぎれば、褒められたいがために進んでお金を援助するという最悪の関係に陥ってしまうこともあるでしょう。
特徴②寂しがり
寂しがりな人の中には、お金を使ってでもその気持ちを紛らわせようとする者がいます。たとえば男性なら、女性に羽振り良く食事をご馳走することでその時間だけは二人で過ごそうとするでしょう。
金銭を介した関係は、相手に拒絶される可能性が低く、寂しさを確実に解消するためにはもってこいの手段です。相手によっては肉体関係をも許してくれるでしょう。しかし、そういった関係のほとんどにおいて寂しがりのその人は、相手からは金づるとしか見なされていません。
特徴③気配りが利く
気配りが利く人というのは、周りの人たちに常に笑顔でいてほしいと願う優しい性格の持ち主です。そのため、誰かが悲しんでいたり不機嫌なとき、気配りが過剰な人はその解決の手段としてお金を持ち出すことすらあります。
しかし、悲しんでいるふりや不機嫌なふりをして、そういった優しい人たちを金づるとして利用しようと企む人は多くいます。そういった人たちの金づるになってしまわぬよう注意が必要です。
特徴④世話好き
求められてもいないのに助言や支援を施そうとする世話好きな人も、金づるにされてしまう可能性がとても高いです。身の回りの世話を自分が全て担うことで相手の女性を完全にコントロールしてしまいたいと思う男性の多くは、相手の女性にそれを逆手に取られ金づるとしてコントロールされてしまっています。
このような男性は、気付かぬうちに金づるとして利用されてしまわぬよう注意が必要です。
特徴⑤女性経験が少ない
女性経験の少ない男性は、相手の感謝や好意にうまく応えることができません。そのやり方をよく知らないのです。そこでそういった男性たちは、相手の気持ちにお金で応えるという方法をとってしまいがちです。その結果、金づるになってしまうことがよくあります。
さらに、女性とはお金がかかるものだと付き合った相手に教育されてしまえば、金づるの状態から抜け出すのは困難を極めることでしょう。
金づるにされてしまう女性の特徴
どういった女性が金づるにされてしまうのでしょうか。どういった特徴を持った女性をお金目当ての男性は狙っているのでしょうか。その特徴を紹介していきます。金づるにされてしまわないために、当てはまる項目が多いかどうか、女性の方は自己診断をしておきましょう。
特徴①恋人に依存しがち
恋人に依存すれば依存するほど、その相手を失うことは自分にとってより大きなリスクとして認識されるようになっていきます。つまり最終的には、何を引き換えにしても失ってはならない存在となるのです。
そうなってしまえば、お金を失うことなど女性にとっては小さなリスクです。その結果、恋人の従順な金づるとなってしまうことでしょう。一般的に男性よりも女性の方が恋愛への依存度が高いと言われているため、女性の方は特に注意です。
特徴②女性としての自信がない
年齢を重ねたり、過去に何度も浮気をされるなどして、女性としての自信を失ってしまっている人は、女としての魅力を補うためにはお金しかないと考えがちです。相手を惹きつけるにはお金が必要だと考えるのです。しかし、その考えを相手の男性に読まれてしまっている場合、都合のいい金づるとして利用されてしまう恐れがあります。
特徴③世間知らず
何不自由なく温室で育てられたいわゆるお嬢様タイプの女性は、相手を疑うことを知りません。またこういったタイプの女性は、家が裕福でお金を持っている場合が大半です。そのため騙しやすく、大金をせしめることもできる理想的な金づるとして狙われてしまう可能性が非常に高いのです。
近づいてきた男性がお金目的でないか、この確認を第一にするよう心がけましょう。
特徴④年下の男性が好き
30代以上の女性の多くは、若さという面で釣り合っていない引け目や自分より若い女性に相手を奪われてしまうのではといった恐怖を相手にお金をつぎ込むことで解消しようとしがちです。年齢を重ね、ある程度収入を得るようになると、ますますこのやり方に頼るようになります。
そのため、年齢を重ねている女性ほど年下の男性から金づるとして狙われてしまう可能性が高いので、相手選びにはより慎重になる必要があります。
女性を金づるにする男性の特徴
どういった男性が女性を金づるとして利用しようと企むのでしょうか。その特徴を紹介していきます。周りに金づるを捕まえようと目を光らせる男性がいないか一度チェックしてみてください。
特徴①少年のように純粋
男性の少年のような振る舞いを見た女性は、自分はその男性にとって特別な存在であると感じる傾向にあります。なぜなら普段は社会において男らしさを求められているため、そうした振る舞いを人前で見せることはほとんどないからです。
また、少年のような振る舞いは母性本能を強く刺激し、なんとしても守ってあげたいという思いを抱かせます。彼にとって特別であり続けたい、加えて彼を私が守ってあげたいという思いを抱いてしまった女性は、金銭的支援に関しても躊躇はないでしょう。金づるにされてしまわぬよう、少年のような純粋さを装った男性には注意してください。
特徴②強引で野性的
学生時代にヤンチャな男子がモテるように、強引で野生的な男性を女性は本能的には好むと言われています。ですので、そういった荒々しさを異性に対する武器として意識しているような男性には、女性は注意が必要です。本能的に求めてしまいがちな要素なだけに、まんまと金づるになってしまわぬよう特に慎重に対応しなくてはなりません。
特徴③女性の気持ちがよく分かる
女性の心の動きに敏感で求めているであろうことを言われずともやってくれる男性は、女性人気が非常に高いです。女性はその心遣いのたびに、自分は大切にされていると思い込みます。
さらに、自分も相手のそうした好意に応えなければと女性は考え、自ら相手にお金をつぎ込むこともあれば、求めに応じて相手への好意の表現としてお金を渡してしまうことさえあります。女性の気持ちがよく分かる男性は、そうやって相手女性を金づるにしてしまうのです。
特徴④女性の誘導が上手い
このタイプの男性は、お金の交渉の場面のようないざという時に決定権を握るため、普段は相手にリードを委ねて大人しく従っています。普段従順な分、今回くらいは言うことを聞いてくれないかといった態度で女性に迫ってきます。
また、お願いの仕方に関してもテクニックを持っています。簡単な要求から始め、だんだんとエスカレートさせていき、最終的にはお金をもらうといった無理なお願いも実現させてしまいます。はっきりと断りきれない性格の女性は、このタイプの男性に金づるにされてしまわぬよう特に注意が必要です。
特徴⑤弱みをちらつかせる
困っている姿を見せられると誰しもが助けたくなります。特に弱みを見せないことが男らしさの美学とされているなかで、男が女性に弱みを見せるのはよっぽどのことです。それを分かった上で女性の前で弱みを晒す演技をし、お金を巻き上げよう、金づるにしてしまおうと企てるのです。
とりわけ簡単な手段のため、この方法によって金づるを捕まえようとする男性は非常に多いです。
男性を金づるにする女性の特徴
続いて、男性を金ずるにしようとする女性の特徴を紹介していきます。男性を手玉に取って金を使わせてしまう女性とは一体どんな女性なのでしょうか。
特徴①なんでもお金で計算
自分の価値を自身が食べるものや着るものの価値、つまり金額に置き換えてしか測れない女性がいます。そういった考え方の女性は必然的に生活に人一倍お金がかかり、そのため金づるとなってくれる男性を求めがちです。好みや似合う似合わないではなく、金額のみで商品を判断する女性に出会った際には、金づるにされてしまわぬよう十分に注意しましょう。
特徴②女性にはお金がかかると主張する
このタイプの女性は、そもそも女性とはお金がかかるものだと教え諭し、そう思い込ませようとしてきます。また、お金がかかる女性を囲えている男性は男としての価値が高いのだと自尊心をくすぐってくることもよくあります。あまり多くの女性とお付き合いしたことのない経験の乏しい男性は教育されてしまいやすいので、金づるにされぬよう要注意です。
特徴③甘えてくるのが上手い
何か欲しいものがあるときに甘えてくるのが上手な女性は、目的の高額商品やそれを買うためのお金をねだるために、普段は自分でなんとかしたり我慢したりし、その姿を男性にしっかりと見せつけてきます。甘え上手な人にはそういった用意周到さがあります。優しい男性はこういったつけ込まれ方をされ、金づるになってしまいがちなので特に注意が必要です。
特徴④昔の恋人や友人の話をする
このタイプの女性は、他の男性と比較するために過去の恋人や彼氏のいる友人の話をしてきます。過去の男性はこれくらいは奢ってくれた、友人の彼氏は友人にこんなにも高いものを買ってあげているなどと比較してみせることで、男の自尊心を煽り自分の望みを叶えようとしてきます。
プライドが高かったり見栄っ張りだったりする男性はこの方法に引っかかって金づるになってしまいがちなので、特に注意が必要です。
特徴⑤金の切れ目が縁の切れ目
こういったタイプの女性は、デートやプレゼントにかけるお金を減らした途端に会う頻度も減ってしまいます。女性にとって相手の価値とは、持っているお金や自分につぎ込んでくれるお金に等しいのですから、こうなってしまうのは当然です。深追いすると相手の金づるまっしぐらです。この特徴に気づいたら、今後の付き合い方を慎重に検討しましょう。
金づるにされないための対処法
金づるにされないための具体的な方法を紹介していきます。以下の対処法を活用し、金づるとして利用しようと企む人たちから自分の身をしっかりと守りましょう。
対処法①お金の大切さを自覚する
幸せはお金では買えないとはよく言ったものですが、幸せになるための最低限の条件をクリアするのにはある程度のお金は必要です。
快適な生活を営むために必要なお金は自分にとってどのくらいなのかを自覚し、異性とのお付き合いがあったとしても、少なくともそれだけのお金は死守できるように努めましょう。そうすれば金づるまっしぐらとなってしまうことは避けられるでしょう。
対処法②恋愛以外も大事に
異性への依存度が高まれば高まるほど、関係の維持のためにお金をつぎ込んでしまい金づるとなってしまう可能性が高まります。ですのでその危険を避けるためにも、恋愛以外に時間を割けること、自分が熱中できることを見つけるのはとても良いことです。もし、恋愛にかまけてそっちのけにしていた趣味があるのなら、もう一度それに挑戦してみましょう。
対処法③貯蓄額などを口にしない
公言してしまうと、そのお金を引き出してやろうと金づるとして狙われてしまう可能性が高くなってしまいます。貯蓄額のことは異性のみに対してではなく、同性に対しても話してはいけません。噂話というのはすぐに人から人へと伝わってしまうものです。伝え聞いた貯蓄額が大きければ大きいほど、巡るスピードもきっと速いことでしょう。
対処法④貸すときは書面を交わす
もしも断りきれずお金を貸すことになった際には、必ず借用書を用意するようにしましょう。これなら何かあった際にも、不利益を被ることはないでしょう。このとき気をつけるべきは、どれほど信頼を置いている人であっても書面を交わすということです。自分は騙されやすいと思って、誰に対してもこの作業は省かないようにしましょう。
また、相手が書面を介した契約を嫌がるようでしたら、もともと金づるとして利用しようと自分に近づいてきたのではと疑ってみましょう。
金づるの作り方
もちろん以下の方法はおすすめしませんが、どうしてもお金に困っている、助けが必要といった方のために、ここでは金づるの作り方もあわせてご紹介します。金づるを作るつもりなんて毛頭ないといった健全な考え方の持ち主は、どういった機会に狙われやすいのかといった観点からご覧ください。
作り方①婚活で金づるをつくる
結婚相談所や婚活アプリなどでは、条件を絞って相手を探すことができるようになっています。特に年収に注目して絞れば、金づる候補を一気にリストアップできるのです。
また、性格などの細かいプロフィールも最近では開示されています。リストアップした中からこの記事で紹介した金づるにされやすい特徴を持っていそうな人をさらに絞り込んで、ターゲットを少数に絞っていけばいいのです。もちろんそのまま結婚してしまって永遠の金づるとして利用してしまってもよいでしょう。
作り方②仕事で金づるをつくる
営業先の仕事相手や接客業で相手する客の中には、自分のことを明らかに気に入ってくれているなと感じる人がいるはずです。その人たちをそそのかし、気があるように振る舞えば、自分への好意をより示そうとどんなにお金のかかるお願いも聞き入れてくれることでしょう。自分への好意を巧みに利用して、金づるとして利用してしまいましょう。
金づるになってしまわぬように!
自分自身、金づるになってしまいやすい特徴を持っていませんでしたか、自己診断はどうでしたか。また、周囲に金づるとして人を利用しようと企んでいそうな人はいませんでしたか。思い当たる人はいませんか。
これからは、普段のいかなるシチュエーションにおいても紹介した対処法を実践し、金づるになってしまわぬよう自分の身は自分でしっかり守っていきましょう。
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