達観の意味とは!達観してる人の特徴・性格や達観する方法とは

悟りを開いたように落ち着いた性格の人を「あの人は達観している」と表現することがあります。不安定な現代社会で達観することは人生を楽しむヒントを与えてくれます。そんな達観している人の特徴、またその意味や類語、対義語を探りながら達観する方法について探っていきます。

達観の意味とは!達観してる人の特徴・性格や達観する方法とはのイメージ

目次

  1. 1達観とは?
  2. 2達観している人の特徴や性格とは?
  3. 3達観するための方法をご紹介!
  4. 4達観している人の恋愛観
  5. 5男女で異なる達観している人の特徴も!
  6. 6達観しすぎないように注意しよう

達観とは?

達観と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか。漢字の印象から難しく捉える人もいることでしょう。達観という言葉が実際に使われる場面を調べてみると、「あの人は妙に達観している」や「この状況を達観する」、その他に「人生を達観する」などという使い方が出てきます。

これだけではなかなか達観という言葉の輪郭がぼんやりとしてイメージが掴みにくいかもしれません。しかしどうやら達観とは、人間の精神状態を表す言葉であると言えそうです。では達観とは一体どんな状態を意味する言葉なのでしょうか。対義語や類語を例に、達観について理解を深めていきましょう。

達観の意味

達観という言葉には「細かい事にこだわらず、物事の本質を見通して悟りの境地に達すること」や「広い視野で全体を大きく見通すこと」という二つの意味があります。

この意味を聞いて、どんな人を想像したでしょうか。山奥に暮らす修行僧や仙人、はたまた神様でしょうか。達観という言葉は大変に奥が深く、一口にこうだと表現することが難しい言葉です。従ってこの言葉を理解するためには、今挙げたような精神的に成熟した人物を頭にイメージすることが鍵となります。

達観の対義語や類語

先述の通り、達観という言葉はそれ単体では理解することが非常に難しい概念です。そのため、達観について理解を深めるためにはいくつかの対義語や類語を知ることが重要です。関連する言葉を知れば自ずと達観という言葉の実態が浮かび上がってくることでしょう。

まず達観の対義語ですが、調べてみると「執着」、「固執」、「枝葉末節にとらわれて大局を見失う」、「目先のことしか考えない」、「視野狭窄」、「計画性がない」などといったネガティブなイメージを想起させる言葉が出てきます。これらの対義語から一定の人物像がイメージできた人は、その対極にある人をイメージしてみましょう。

例えば、物事に執着や固執せず、大局を見て視野を広く持ち、先を見通して計画性をしっかり持って行動できる人、そういう聡明な人をイメージしてみてください。そのイメージがつまり達観という言葉が持つ意味なのです。

続いて達観の類語です。こちらを調べてみると「悟りを開く」、「開眼する」、「心が澄み切る」、「本質を知る」、「根本を知る」、「思い知る」などという言葉がでてきます。また「解脱する」、「諦観する」といったやや複雑なものもあります。

達観を別の言葉に置き換える場合は前者の「悟りを開く」などの言葉をいくつか知っていれば十分でしょう。総じて物事に対する理解度がとても深い人をイメージできれば達観という言葉がより身近に感じられるはずです。

達観している人の特徴や性格とは?

達観という言葉の意味を知って、自分とは縁が遠い言葉だなと感じる人もいるかもしれません。では達観している人とは一体どんな特徴や性格をした人なのでしょうか。達観している人は、もしかしたら意外と身近にいるかもしれません。それでは次に、達観している人の人物像に迫ってみましょう。

特徴①常に冷静にみえる

達観している人はその特徴として常に冷静に見えます。物事を客観的に見ることを「抽象度を上げる」と言ったりしますが、達観している人はどんな状況に置かれても抽象度の高い視点を保っています。

例えるなら「鳥になって大空から地上を眺めているような状態」といったところでしょうか。達観している人は目の前の出来事を客観視できます。そのため本質をピンポイントで捉えることができ、いつも冷静でいられるのです。

特徴②あまり欲がない

達観している人は性格的に物欲などがあまりない傾向があります。必要最低限の物が備わっていれば満足できる人もいるほどで、洋服を着飾ることもなく大変質素な生活を好みます。達観している人は結婚などの共同生活をする上で浪費しない性格なので、経済的には助かる存在かもしれません。

特徴③自分のできる範囲で着実にやる

達観している人は基本的に、自分のできる範囲だけを着実にやっていく傾向があります。物事に対する力加減や自分の能力をしっかり弁えた上で行動するので、そういう意味ではとても素直な性格をしてるとも言えるでしょう。

ただしその一方で、できないことには決して手を出さないので、やる気を疑われてしまうこともあります。しかし達観している人なりの分析に基づいて行動していることが多いので、もしできないと判断することがあっても周囲の人はただ責めるのではなく、彼らの言い分に耳を傾け、理解するよう努めましょう。

特徴④何を考えているか分からない

達観している人は常に落ち着いているので、一見何を考えてるか分からず、周囲から見ると理解されにくいという特徴があります。彼らはコミュニケーションに対しても必要最低限しか力を入れない傾向があります。そのためとてもサバサバとした印象になりがちです。

大勢の中にいると一人だけ物静かに振る舞うため、周囲との温度差を感じることでしょう。しかし会話の要点を掴むことに関しては非常に優れているため、達観している人は情報の処理スピードが速いです。スピードが必要になるビジネスシーンなどでは、とても重宝される存在でしょう。

特徴⑤1人の時間が好き

達観している人は、大人数で過ごすよりも一人の時間を好みます。これは達観している人にも様々なタイプがあるので断定はできませんが、一人でいる方が楽なのかもしれません。恐らく達観している人の割合はそう多くはありません。達観している人とそうでない人との間には考え方に大きなギャップも存在してることでしょう。

そうなると、なかなか理解し合うには時間も掛かりそうです。それならば一人でのんびりした方がいいと思うでしょうし、彼らの性格を考慮すると何ら矛盾のない態度と言えそうです。

特徴⑥人間関係は浅め

達観している人の人間関係は浅めです。交友関係もそれほど広くない傾向があります。これは彼らの価値観が影響していると言えますが、そもそも誰かと繋がっていることに価値を見出さないのでしょう。自己顕示欲も低いと言えます。

その結果付かず離れず、周囲と良い距離感を保つことができるのです。SNS疲れが叫ばれて久しい昨今においては、非常に羨ましい性格の持ち主と言えるでしょう。また、達観している人は主観を伴わない観点で物事を見られるので、彼らに何か悩みを相談すれば、深い洞察を得られることでしょう。

特徴⑦一定以上の成果を求めない

達観している人は冷静沈着で、何事にも淡々と取り組める反面、情熱に欠けるところがあります。そのため何かを始めた段階で、ある程度見切りをつけてしまい一定の成果が出たらそれ以上を求めない傾向があります。これは自分の力量をよく自覚しているためであり、自分が頑張ってもそれほど結果に影響がない状況ではよく見られる判断です。

ある意味でバランス感覚に優れた性格とも言えるのですが、集団で何かに取り組むような場面では、そうした態度によって周囲から反感を買うこともあるでしょう。どちらかと言えば個人単位での活動に向いているので、株や為替などの投資分野に取り組むと優れた結果を残すことができるでしょう。

特徴⑧無駄が嫌い

ここまで見てきたように、達観している人は物事の取捨選択能力に優れ、欲もないという特徴があります。総合すると合理的な判断に長けている人と表現することもできます。また言い換えれば、達観している人は無駄が嫌いな性格であると言えるでしょう。

とにかく最短距離で物事の本質を掴むように考える癖があるため、そのルートから外れた考え方や行動に対して、価値を見出せないのかもしれません。ある意味で計算高いとも受け取れる態度ではありますが、とかく形式ばかりを優先しがちな日本社会では、彼らの考え方から学ぶべき点は多いのではないでしょうか。

達観するための方法をご紹介!

達観している人を見て、日常で悩みを抱えがちな人は羨ましく思うかもしれません。また同時に、彼らの特徴を知れば知るほど、自分には到底到達できない境地にいる、別世界の住人と感じる人もいるでしょう。

しかし彼らのように達観することは本当にできないのでしょうか。ここでは誰もが達観の境地にたどりつけるかもしれない方法を4つご紹介します。是非実践して、新しい世界の扉を切り開きましょう。

方法①過去や未来を考えすぎず今に集中する

達観している人は常にいまここに生きています。彼らは過去や未来がどうであれ、まず目の前のことを冷静に対処します。何故なら過去を思い出して怒ったり、未来を想像して不安がったりするのは、非生産的で無駄なことであると心得ているからです。

ですので、彼らのように達観するためには、ある意味での取捨選択が大切です。今必要なことだけを選択するように心がけましょう。そして、今不要なことに対しては容赦なく切り捨てるという勇気も同時に持てると良いでしょう。物事をシンプルに扱うことが達観への第一歩です。少しずつ慣れていきましょう。

方法②全ての物事から学ぼうとする

達観の境地に至るためには、全ての物事から学ぼうとする姿勢が必要不可欠です。達観している人が常に冷静に物事の真理や本質を掴むことができるのは、深い洞察力や知識があるためです。またそうした能力は彼らの日々の学びによって養われています。

彼らの境地に近づくためには日常生活に対しアンテナを張って観察し、常に学びを欠かさないことが大切です。しかしただ表面的に物事を学ぶだけでは、達観という境地にはなかなかたどり着けません。ですので、常に物事の裏側まで想像する視点や、なぜそうなったかという文脈を読み取る視点も併せて持ってみると、より深い学びが得られることでしょう。

方法③自分の利益のために嘘を吐かない

達観している人は、例え周囲が羨む経済力や学歴があろうと誇示することなく、自分の等身大のサイズの中で生きることに重きを置きます。彼らの持ち前の洞察力があれば、嘘がのちに不利益を生むことに気づくことができます。ですので必然的にそうした行動には至らないのでしょう。

利益や不利益と聞くとやや打算的に聞こえるかもしれませんが、達観するためには目先の損得から離れることがとても大切です。普段SNSを利用する人は一旦利用することを止めて、そのままの自分を見つめ直す時間を持ってみましょう。飾らない自分の魅力に気づくことができれば、また一歩達観の境地に近づけるはずです。

方法④過去にこだわらない

達観している人は過去にこだわりません。先ほど方法①でも述べましたが、彼らにとって過去を思い出して怒ったりモヤモヤすることは非生産的で無駄なことなのです。また言い換えれば、達観している人は大事なのはいつだって今なのだという意識を持っているとも言えるでしょう。

過去の出来事から学ぶことはもちろん大事なことですが、それをどう扱うかということも、達観の境地に至るには大事な要素です。達観の境地を目指すのであれば、これを機会に過去を一旦整理してみてはどうでしょうか。

ちなみに、整理するというのは解釈を変えるという意味です。いきなり達観している人と同じように過去にこだわるなと言われても、それはなかなか難しいでしょう。しかしこだわっている過去も角度を変えれば別の解釈ができるものです。

解釈を変えることで、いわば過去に貼った記憶のラベルを貼り替えるのです。例えば「哀しかった」という過去を「成長できた」というラベルに貼り換えてみましょう。そうすることで気持ちに折り合いがつけられますし、結果的に過去にこだわることも無くなってくることでしょう。

達観している人の恋愛観

ここまで、達観している人の特徴や性格に触れてきましたが、これだけ高い次元で世界を見渡せる彼らの恋愛観というものを想像できるでしょうか。ここまでの説明では、彼らの性格の中に人間味という部分を見出すのはなかなか難しかったことでしょう。

そういった意味では達観している人の恋愛観は一体どんなものなのか、非常に気になるところではないでしょうか。早速ご紹介致します。

お互いを束縛しない

恋愛において難しいのは、お互いの距離感を保つということです。距離が近すぎるとつい感情的になってお互いのプライベートに踏み込み過ぎてしまい、その結果相手を束縛してしまうこともあるでしょう。

しかし達観している人は、自分の世界を確立しており、恋愛においてもむやみにその外側に出ることはありません。自分をコントロールする術に長けていると言えます。その結果相手を尊重するという余裕を持つこともできるため、非常に安定した関係性を築くことができます。

結婚などの形式にとらわれない

達観している人は形式よりも本質を重視します。結婚においても、彼らはパートナーと幸せに生きるという本質的な部分を見ているので、それが達成されるならば必ずしも結婚という手続きを取る必要はないと考えるのです。

そのため結婚という法律上の制度にとらわれない傾向があります。未婚のまま何十年も連れ添うカップルもいますし、子だくさんのカップルもいます。昨今の日本ではたびたび離婚率の上昇というニュースを耳にしますが、達観している人のこうした結婚観は従来の結婚制度を見直す大きな契機になるかもしれません。

自分達だけの恋愛スタイルが完成している

達観している人は精神的にとても自立した考えを持って生きています。結婚にこだわらない姿勢からもわかるように、彼らは恋愛において一般的なセオリーにはとらわれず、二人にとっての最適解を優先して考えることができます。

また無理や我慢をお互いに強いることもないので、その結果長く幸せな関係性を保つこともできます。これも彼らの恋愛スタイルの特長と言えるものでしょう。

男女で異なる達観している人の特徴も!

最後に、達観している人の男女別の特徴についてご紹介しましょう。達観している人になりたいと考えているのであれば、それぞれの特徴を知ることも必要です。それがわかれば目指すべきモデルとなる人もきっと見つかることでしょう。

達観している人の特徴【男性編】

多くの男性にとって、仕事は人生において切っても切れない関係と言えるのではないでしょうか。男性で達観している人は、仕事面で自由なスタイルを持っているという特徴があります。例えば彼らは昇進や出世というものに興味を示さず、自分のやりたいことをしています。

また、会社に雇用されるのではなく自分で事業をしている人もいますし、派遣社員でも構わないという人もいます。恋愛に関しても、感情よりも理性で行動できる長所があるので、その結果パートナーとの関係性は良好な場合が多いようです。収入の部分までは保障できませんが、こうした男性は女性にとって魅力的に映るのではないでしょうか。

達観している人の特徴【女性編】

女性にとって、男性とのパートナーシップや家庭に入り出産や子育てを考えることは、人生の大きなテーマと考える人は多いことでしょう。しかし女性で達観している人は、そうした従来の女性像から解放されているという特徴があります。

例えば彼女たちは、パートナーや子供と同じように自分の時間を大切にします。パートナーに依存せず対等な関係性を築けるのが彼女たちの素晴らしいところです。また女性社会特有の仲間意識やしがらみといったことにもとらわれません。その一方、相手を立てることにも長けています。

男性から見ると、そうした態度に居心地の良さや暖かい包容力を感じることもあるでしょう。そして彼女たちのこうした長所に心を奪われる男性もきっと多いことでしょう。

達観しすぎないように注意しよう

達観している人を例に、達観という言葉の意味についてをご紹介致しました。達観するということは一見とても高尚で、長年の修行を要するような難しいことのように思えるかもしれません。しかし、日常生活の中でほんの少し気付きを増やすこと、変化を加えることで誰もがその境地に達することができるのです。

達観している人を見て、無駄がなく非常に洗練されたイメージを抱く人もいることでしょう。しかし人生を豊かに生きる上で大切なことは、一切の無駄を省き合理化することではありません。昨日今日無駄なことをしたと嘆くよりも、無駄なことが出来る余裕が実はそこにあったのだと気づくことも、達観した人になるためにはとても大事なことなのです。

達観とは新たな世界の扉を開く鍵であり、ゴールではないのです。是非達観するという経験を通して、よりよい人生を切り開きましょう。

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kazuhikoinada

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