2019年11月13日更新
ドライな人の特徴11選!ドライな人の心理・性格や恋愛傾向とは
ドライな人は感情表現が乏しく、冷たい性格と誤解されがちです。恋愛では彼氏がドライな人だった場合、女性は彼氏の表情や行動から感情を探れず寂しい思いをすることもあるでしょう。ではドライな人は、どんな特徴や心理を抱えているのでしょう。ドライな人についてご紹介します。

目次
ドライな人は冷たい?ドライな人の本当の意味
デートに行っても、ごはんを食べてもリアクションの薄い人がいます。彼らのようなタイプを一般的にはドライな人と表現します。性格がドライな人は感情の起伏が少なく、冷淡に見られがちです。恋愛において彼氏がドライな人だった場合、女性は寂しい思いをすることもあるでしょう。
しかしドライな人は本当に冷たいのでしょうか。今回は彼らの性格や心理的特徴を探りながら、ドライな人の言動に隠れた本当の意味を紐解いてみましょう。
ドライという意味は?
ドライという言葉を辞書で調べてみると、「乾燥した、乾いた」という意味の他に「物事を割り切ったさま、情にほだされないさま」と出てきます。ドライな人を語る場合は後者の意味が該当します。
ちなみに「情にほだされない」とは「感情に流されない」といった意味で、ドライな人は何かブレない強さがあるのかもしれません。ではドライな人とは具体的にどんな人を指すのか早速見ていきましょう。
ドライな人とは
先述のように、ドライな人は一般的には「感情に流されない人」と言えます。大勢が盛り上がるような状況、たとえば音楽のライヴ会場やお祭りなどの会場にいても、中心から離れて遠目にその様子を眺めてるいるような人、というイメージでしょうか。
一見つまらなそうに見えたり、時にとてもマイペースに見えたりします。彼らは喜怒哀楽の表現が少ないので、何を考えているか分かりづらいです。そのためミステリアスな性格の持ち主と感じる人もいるでしょう。
ドライな人は冷たい?
ドライな人は、対人関係において何かにつけ冷たいと言われがちです。しかし某アイドルグループの握手会で言うところの「塩対応」が彼らにとっては普通のことなのです。
彼らはわざわざ感情的に手を強く握ることはしませんし、愛想をふりまくこともしません。動物で言うならばネコに近く、自由で捉えどころがありません。しかし性格や心理的特徴を把握することで、彼らとの付き合い方が見えてくるのではないでしょうか。
ドライな人の性格と心理
ドライな人は、感情豊かないわゆる「ウエットな人」から見ると理解しがたい一面があるようです。身近にいると、その態度にモヤモヤすることもあるかもしれません。しかしその一面だけで彼らを判断してしまうのは時期尚早というものです。彼らの性格や心理の特徴を理解すれば、ポジティブな部分も見えてくるはずです。
ドライな人は執着心があまりないだけ?
ドライな人にも心理的欲求はあります。例えば車が欲しいと思ったり、オシャレしたいと思ったり、恋愛して異性に好かれたい等、普通の人が感じる欲求は持っています。また手に入れる喜びも感じています。
しかしドライな人は、失われた時の哀しみをあまり感じないようです。諸行無常を自覚しているのか、彼らは車が壊れても、異性にフラれてもさほど動じません。執着心を感じないサバサバとしたその姿には、何か悟りを開いたような神々しさすら感じます。
どんな状況になっても平常心
泣けると評判の映画を見に連れて行っても、ドライな人はまつ毛一本濡らさずに会場をあとにするでしょう。感動できないわけではなく、感情の起伏が極めて少ないのが彼らの特徴なのです。
しかしどんな状況に置かれても平常心を保てるため、近くにいたらとても頼りがいのある存在とも言えます。声を荒げたりヒステリックになることもないので、女性の場合、彼女にしたら案外居心地がいいかもしれません。
ドライな人の性格
ドライな人の性格はとてもあっさりしています。メールをしても絵文字は愚か、語尾に「!」マークすら付かないことも珍しくありません。感情表現がとても省エネなのです。そのため気遣いは少々苦手かもしれません。しかし何に対してもこだわりや熱さがないので、人間関係でこじれることが少ないです。
総じて自己顕示欲が弱いのかもしれません。自分の気持ちを押し付けないのです。それを薄情と取るかは受け手次第なところでもありますが、変に干渉しないという意味では、人畜無害で優しい性格とも言えるのではないでしょうか。
ドライな人の特徴8選
ここまででおよそドライな人の生態は掴めたでしょうか。ここまでの人物像でドライな人を想像した時、どんな人が思い浮かぶでしょう。
ここからはドライな人の特徴をご紹介します。例えば職場にもし冷たいと感じるドライな人がいるとしたら、その人が以下の8つの特徴に当てはまらないか是非チェックしてみてください。もしぴったり当てはまるなら、その人は冷たい人ではなく単純にドライな人なのです。
特徴1:執着心がない
先ほども出ましたが、ドライな人は基本的に執着心がありません。そのため物事の取捨選択が上手です。あれもこれもと欲張りません。合理的とも言えるでしょう。
来る者拒ます去る者追わずを基本フォーマットに、彼らは日々を淡々と過ごします。一つのことにいつまでも心を縛られませんし、彼らは自由なのです。また、執着心がないがゆえに誰かと何かをシェアすることも厭わない心の余裕があります。
特徴2:感情が出にくい
ドライな人といざ相対した時に一番戸惑うことは、感情が読めないということでしょう。よく言えばクールなのですが、一見とっつきにくい雰囲気を感じるかもしれません。感情が出にくいため、口数もそれほど多くはないですし、表情も淡々としているので感情の判断に困ることでしょう。
また、話す言葉に熱がないのでキツく感じることもあります。しかしクールな反面、時折見せる笑顔などにハッとさせられることも多いでしょう。そしてそういう瞬間こそが、彼らドライな人の持つ魅力でもあるのです。
特徴3:マイペース
ドライな人は自分の世界を大事にしているので、周りに合わせて慌てたりすることは少ないです。人からどう見られるかといった自意識が低いのでしょう。そういう意味でもやはり自由なのです。
また彼らは表情に乏しい側面があるため、急いでいる時に一緒にいると、焦る様子が見えずイライラするかもしれません。人生において必死になる瞬間を数えても片手で収まるくらいに、彼らはどんな状況に置かれても平静を保つことができます。これはもう立派な才能と言えるでしょう。
特徴4:単独行動
まさにネコのように、ドライな人は集団でいても単独行動をとります。そしてそこに大した意味はありません。気づいたら一人で歩いていたとか、みんなの輪から外れていたなど、彼らにとってはよくあることです。
マイペースに淡々と思いのままに行動する風来坊みたいな性格ですが、そこに何か特別な心理が働いてるわけではないので、周りの人も気にする必要はありません。
特徴5:自分の事を話さない
ドライな人は謎のベールに包まれてることが多いです。一億総表現時代とも言えるほど、誰もが自分を発信する世の中において、おそらくドライな人がSNSを頻繁に更新してる可能性は限りなくゼロに近いでしょう。ですので休みの日は何をしていて、どんな趣味があるのかなどの個人情報はインターネットの力も意味を成しません。
彼らは特徴として自分のことを自らベラベラ喋らないのです。自己アピールしたい欲求が薄いため、こちらが待ってて突然詳しく話してくれるといったミラクルは起こりません。気になったらぜひ自分から聞き出してみましょう。
特徴6:愛情表現が苦手
ドライな人は気持ちの入った「ありがとう」や「好き」と言った愛情表現が苦手です。正確には愛情表現の仕方がわからないと言った方がいいかもしれません。決して恋愛感情や動物を愛でる気持ちがないわけではありません。
ただ単純にやり方がわからないのです。そこを掘り下げて聞いてみても答えは出ないかもしれません。ですので、こちらもドライな人同様に割り切るしかないでしょう。決して悪気があるわけではないのです。
特徴7:人に興味がない
繰り返しになりますが、ドライな人は他人からの評価など気にしません。タイプも様々ですが、基本的に周りにいる人に対して無関心であることが多いです。
そのため人の心情を察するという気持ちが弱いのも特徴のひとつです。結果的に「冷たい人だ」「薄情だ」と非難されてしまうこともあります。しかしながら相手の生活スタイルにいちいち干渉するということもないので、会社の上司だったら最高かもしれませんね。
特徴8:誰にでも優しい
ドライな人は他人に優劣をつけて接することをしません。人間関係においても執着心がないので、誰かを特別に贔屓するといったこともありません。その結果誰とでも分け隔てなく接することができるのです。
ドライな人は心理的にいつも安定しているので、気分のムラも少ないという特性があります。初めこそ話しづらいかもしれません。しかし上述した通り、元来他人への興味関心がないのでこちらが構える必要はないでしょう。
女性と違う?ドライな彼氏の特徴3選
もしこれから付き合う彼氏がドライな人だったら、何に気を付けたら良いのでしょうか。男性と女性というだけでも、好みや考え方はだいぶ違います。
そこに更にドライという心理的要素が加わると、一体どんな彼氏像が見えてくるでしょう。女性の皆さんは今から紹介する3つの特徴をしっかり頭に入れて、是非ドライな彼氏との恋愛を攻略しましょう。
特徴①インドアの趣味を好む
ドライな彼氏との恋愛を攻略するために知るべき重要な特徴その①は、「インドアの趣味を好む」です。ドライな彼氏とのデートは基本インドアを心がけましょう。
いわゆる「おうちデート」というものです。彼らの恋愛に対するスタンスは独特ですので、ある程度覚悟が必要です。インドアの趣味といえば、たとえばゲームや漫画など、とにかく自己完結する趣味を好む傾向があります。
その結果女性側が置いてけぼりを喰らうこともあるかもしれません。しかしこうなったら、彼氏といる時間をただひたすらに静かに味わうと言った、次元の高い心理状態が必要になってくるでしょう。女性は時間を掛けて慣れていきましょう。
特徴②異性の友達が少ない
ドライな彼氏との恋愛を攻略するために知るべき重要な特徴その②ですが、ドライな彼氏は異性の友達が少ないです。これは浮気の心配がないため、朗報と言っていいかもしれません。
しかし異性の友達が少ないということは、すなわち女性の扱いにも慣れていないとも言えます。ですので付き合いはじめは彼氏のペースに振り回されることが多くなるかもしれません。基本的に彼氏は他人への興味が薄いので、女性側が色々働きかけて関係を築いていく必要があると言えます。
特徴③連絡が遅い
最後のご紹介するドライな彼氏との恋愛を攻略するための特徴は、「連絡が遅い」です。これはだいたい予想がつく特徴かもしれません。ドライな彼氏がマメであると、少し矛盾や違和感を感じてしまうことでしょう。
基本的にマイペースな性格ですので、これに関しては諦めましょう。もちろんヤキモキするのもNGです。女性側が何かと我慢を強いられる場面が多いのですが、ここはひとつ「鳴らない電話を健気に待つ私」という視点に立って、自分に酔ってみるのもまた一興です。
ドライな彼氏は何かとスピード感を要求される現代社会にとって貴重な存在です。女性側にも、普通とは違うレギュレーションを楽しむスタンスが求められるでしょう。
ドライな人との恋愛は感情を読み取ることが大事?
ドライな人との恋愛は、茶の湯のように侘び寂びの精神を持って臨みたいものです。何せこちら側が受け取れる情報量が圧倒的に少ないため、想像するしかありませんし、実際に体験するしかないのです。
冷たいと相手に伝えても何も始まりません。言葉にするなんて野暮なのです。五感をフル回転して相手が伝えたいことを読み取ってみましょう。
ドライな人はあうんの呼吸を望む
ドライな人はあうんの呼吸を望みます。ドライな人はマイペースな一方で、そのペースを崩されたくないというわがままさも持っています。そのためなるべく自分が変わるより相手が自分に合わせてくれる事を望みます。またさらに難しいのが、そこに煩雑な会話の手続きは挟みたくないというのが、彼らの心理であることです。
要は言わずとも自分の気持ちをわかって欲しいと思っているのです。当の本人は相手にさほど興味がないくせに、と思うかもしれませんが、自由な彼らの性質を考えると、これも自然に思えることでしょう。
子供のようなアプローチ
こうして見てみると、ドライな人は若干幼い一面もあるようです。ネガティブに言ってしまえばこちらが言うまで何もしない、幼い子供のような顔も併せ持っているということです。
冷たい印象ばかりがクローズアップされますが、こうして特徴を紐解いてみると、ある意味甘えん坊とも言えます。ドライな人との恋愛は自分が少し大人になって子供の面倒を見るようなアプローチをすると上手くコミュニケーションが取れるかもしれません。
プライベートな話をするのは恋愛のサイン
ドライな人は基本無口です。多くを語らないのです。不器用なのです。そんな彼らがある日突然プライベートな話をしてきたら、おそらく驚く人が大半ではないでしょうか。
そのことからも分かる通り、これは彼らにとってもイレギュラーなことなのです。普段おしゃべりな人が話す軽妙洒脱なプライベートトークの何倍も意味が重いため、プライベートな話をされた場合は脈アリのサインと思って行動しましょう。
ドライな人はマイペースで優しい人間だった
ドライな人の性格や心理的特徴をいくつか紹介してきましたが、冷たい人の印象が変わったのではないでしょうか。特徴に当てはまる彼らは、おそらくただ単純にドライな人なのです。
現代社会では他人と関わることに重きを置く風潮が極めて高いです。会社でもコミュニケーション能力を重視されますし、飲み会や何か集まりがあれば人は必ず空気を読みます。そんな状況を窮屈に感じる人もきっといるでしょう。そんな人たちにとってドライな人は、心が癒される優しい存在なのです。
ドライな人は決して冷たい人間なのではありません。マイペースなだけです。解釈によって冷たい人間と評価されがちですが、本心が理解できればきっと彼らの魅力に気づくことができます。先入観だけで判断せず、ぜひドライな人と積極的に関わってみましょう。
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