2019年11月13日更新
床オナニーとは?やり方やメリット・デメリット解説!危険?
床オナとも略される床オナニーは、通常のオナニーとは少し方法が異なり、自身の体重をかけることで強い刺激を得ることができます。気持ちいいオナニーなのですが、その反面、とても危険であると言われています。床オナニーのやり方やメリットとデメリットを紹介します。
目次
床オナニー(床オナ)は気持ちいいけど危険?
ハーバード大学は長年の調査によって、月に21回以上オナニーをすると前立腺がんを防ぐことができると発表しました。オナニーは男性にとってただの性欲処理ではなく、健康を保つためにも不可欠な行為なのです。この記事では、数多くあるオナニー方法の中の1つである「床オナニー」について紹介します。
「床オナニー」の意味
「床オナニー」とは、その名の通り、床を使ってする自慰行為です。「床オナ」と略されることもあります。うつ伏せになり、床にペニスをこすりつけて刺激を得るのが一般的なやり方です。
オナニーに関して行われたアンケートの結果によると、オナニーをする態勢として最もポピュラーなのは椅子に座ることであり、その次が仰向けに寝そべることです。床オナニーを好む人は少数派であり、全体の5%前後にとどまっています。
床オナニーが危険といわれる理由
床オナニーは脚をピンと伸ばした状態で行う「脚ピンオナニー」やペニスを強く握りすぎる「強グリップ」と共に、危険なオナニーであると言われています。危険と言われている理由は複数あるので詳しくは後述しますが、女性との性行為に支障が出ることや、ペニスに傷がついてしまうことなどが挙げられます。
床オナニーの気持ちいいやり方やコツ
床オナニーは、普通のオナニーとは勝手が異なるため、興味があっても経験がない人が多いようです。そこで、床オナニーの気持ちいいやり方を紹介します。ただし、床オナニーには危険が伴うため、やりすぎには注意が必要です。
基本のやり方
床オナニーをするときは、まずうつ伏せになります。床オナニーと言われますが、フローリングの床に直接うつ伏せにならなくでも大丈夫です。好みにもよりますが、マットレスや布団の上でうつ伏せになる方が心地よく行うことができます。この時、先に勃起させておく必要はありません。
肘をついて軽く状態を支えます。腰を軽く持ち上げて好みの力加減で腰を動かし、床にペニスをこすりつけます。気持ちよくなってきたら適度に自分の体重をかけて刺激を加えます。
コツ
床やベッドの上にうつ伏せになるだけで気軽に行える床オナニーですが、少し工夫してコツを覚えるとより気持ちよくなることができます。ここでは3つのコツを紹介します。まず1つ目は、好みの硬さのマットレスを見つけることです。フローリングの床では硬すぎると感じる人が多いようです。
また、ベッドや布団の上で行う方がフローリングにうつ伏せになるよりも、肘や膝を傷めずに済みます。しかし、マットレスが柔らかすぎると体が沈み込んで動きにくくなってしまい、気持ちいいと感じる前に疲れてしまうようです。床オナニーには、好みの硬さの床が不可欠と言えるでしょう。
2つ目のコツは、がむしゃらにこすらずに的確に刺激を加えることです。床オナニーの時に刺激を加えるべきところは裏筋です。うつ伏せになった状態で、ペニスを上向きにしてこすりつけましょう。
3つ目のコツはおかずについてです。オナニーの時は動画を見る男性が圧倒的に多いようですが、床オナニーはうつ伏せという態勢のため、動画を見にくいというデメリットがあります。そのため、床オナニーの時はヘッドホンがあると便利です。画像が見られなくても、耳からの情報は性感を刺激します。アダルト動画の音声や、催眠音声を活用しましょう。
床オナニーをすることによるメリット
オナニーはいやらしいことではなく、男性にとっては必要な行為です。床オナニーには危険が伴うと言われていますが、床オナニーでもオナニーをすることによるメリットを得られることができます。床オナニーのメリットと、オナニーそのもののメリットを紹介します。
メリット①強い刺激や快感が得られる
床オナニーの一番のメリットは、強い刺激や快感が得られるという点です。体重をかけて床にこすりつけることで、手でこするよりも強い刺激を得られるといいます。また、床オナはうつ伏せになって腰を動かすという態勢から、性行為そのものを連想することができるので、妄想しながら行うこともできます。
メリット②ストレス解消になる
床オナニーに限らず、オナニー全般のメリットであるのが、ストレス解消になる点です。オナニーをただの性欲処理と軽視してはいけません。射精する瞬間に分泌される、幸せホルモン(セロトニン)によって、高いリラックス効果を得ることができるのです。精神的に安定するので、イライラやストレス解消にも繋がるのです。
さらに、射精時には快楽ホルモンであるドーパミンも分泌されるため、思考がポジティブになり、やる気も湧いてくることでしょう。
メリット③EDリスクの軽減に繋がる
定期的なオナニーで勃起しておくことは、ED(勃起不全)になるリスクの軽減に繋がります。勃起とは、ペニスの海綿体内に血液が溜まり、強直する現象ですが、この際に神経の働きが非常に重要になります。
あまりに勃起の頻度が低いと、こういった器官にも衰えが生じてしまうことがあるのです。さらに、前述の通り、オナニーは前立腺がんや早漏の防止にもなると言われています。オナニーは気持ちいいだけではなく、病気や男性が抱えやすい悩みの予防にも繋がるのです。
床オナは危険!床オナニーをすることによるデメリット
最後に、床オナニーのデメリットを紹介します。このデメリットを知ると、床オナニーが危険と言われる理由も納得できるでしょう。どうしても床オナニーをしたい場合は、このデメリットを覚悟しましょう。
デメリット①性器や尿道を傷つける恐れがある
床オナニーが危険だと言われる大きな理由は、体に傷がついてしまう恐れがあるためです。床オナはペニスに自分の体重をかけて床にこすりつけますが、あまり頻繁に繰り返すと性器や尿道が傷ついてしまうことがあります。
傷自体は目では見えないことがほとんどですが、排尿時や入浴時に痛みを感じる場合は傷がついている可能性が考えられます。床オナが原因だからと恥ずかしがらずに、早めに病院へ行きましょう。
デメリット②射精後の処理が面倒である
床オナニーで射精すると、その処理が面倒になります。床オナは普通のオナニーとは違い、精液をティッシュで受け止めることが難しいからです。片付けの手間を省くために、服を脱いだり、床やマットレスにバスタオルを敷いたりといった対策が必要になるでしょう。
コンドームをつけて行うこともできますが、摩擦で破けてしまうことがあるので注意が必要です。
デメリット③射精障害になる恐れがある
床オナニーは大変強い刺激を得ることができますが、この刺激に慣れてしまうと、通常の手で行うようなオナニーでは物足りなくなってしまいます。普通のオナニーで勃起はできても、射精できなくなってしまうのです。また、女性との性行為の際にも、挿入の刺激だけでは射精することができず、膣内射精が困難になってしまいます。
射精できない原因は肉体的な理由だけではなく、精神的な理由が原因であることもあるため、一概には言えません。しかし、パートナーの膣内で射精できないと、女性が自分を責めてしまうことにも繋がり、結果として関係にヒビが入ってしまうこともあります。射精障害になるリスクは1つでも減らしておく方が賢明でしょう。
デメリット④ペニスが変形する恐れがある
床オナニーは、床と自分の体でペニスを強く圧迫した状態にしますが、そもそも普通のオナニーや性行為では、ペニスをそこまで強く刺激することがありません。そのような刺激を想定していないとも言えるでしょう。
勃起時に想定以上の力を掛けられたペニスは、変形してしまう可能性もあるのです。通常のペニスは勃起時にまっすぐ上を向きますが、変形したペニスは右か左に傾いてしまいます。わずかな変形であればそれほど気になりませんが、大きく変形してしまうと性行為にも支障が出ることもあるようです。
オナニーは床オナニー以外の方法がベター
ここまで、床オナニーのやり方や危険性を紹介してきました。オナニー自体はとてもプライベートな行為であり、方法や頻度は人それぞれです。好みのやり方でしたいと思う人も多いでしょう。しかし、パートナーがいる人、特に妊娠を望んでいる人にとって性行為は非常に重要なものであり、個人の問題では済まなくなってきます。
今は平気かもしれませんが、将来大きな問題となってくる可能性もあるのです。床オナニーは刺激が強い分、1度試してしまうとハマってしまう人も多く、中毒性があります。床オナニーの経験がない人は、怖い物見たさで試すことの無いようにしましょう。
床オナニーに慣れてしまっている人は、少しずつでも他のオナニーでも快楽を得られるように頻度を減らすことをおすすめします。先述した通り、オナニーにはメリットが多くあります。せっかくオナニーをするのですから、安全な方法をとりましょう。