2019年11月13日更新
100均のパステル11選!ダイソー・セリア別!チョークや使い方も紹介
パステルやオイルクレヨンは子供も大人もアートでよく使う画材道具です。100均のダイソーやセリア、キャンドゥには優秀で豊富なカラーのパステルやチョークが売られています。パステルをヘアチョークにしている人もいます。おすすめの100均パステルと使い方を紹介します。
目次
100均のパステルが優秀でよく売れる!
オイルクレヨンは幼稚園で小さな子供がお絵描きに使うイメージがあるかもしれませんが、大人がアートを描く際にもよく使われる画材道具です。パステルはクレヨンよりもっと違う質感を出せる画材で、優しい色彩と柔らかい質感を演出することができます。本格的なアートはともかくとしても、もっと気軽にパステルを使ってみたいという人もいるでしょう。
気軽に始めたいなら、パステルやオイルクレヨンにいきなり高いお金をかけるのは抵抗があるものです。まずは少ないお金でやってみたいという人は、100均のパステルがおすすめです。100均の商品なので値段も手ごろで、しかも価格以上のクオリティを誇ります。そのため、アートのための画材道具として十分使うことができるのです。
おすすめ商品を紹介する前に、オイルクレヨンやチョークを含めた100均パステルの魅力と、人気の秘密を解説しましょう。
安いのにクオリティが高い
「安いパステルは、あまり品質も発色も良くないのではないか」と考える人もいるでしょう。しかし、今の100均商品はとても100円だとは信じられないほどのクオリティを持っています。無論、色も綺麗です。描いている途中で簡単に折れるということもありません。まさに「安くてクオリティが高い」という理想を実現しているのが100均商品なのです。
たしかに、プロが使うような高価なパステルにはかなわないところもあるでしょう。しかし、100均のパステルやオイルクレヨンはある程度本格的な用途でも十分使えます。小さな子供のお絵かき用から大人のアート用まで、100均のパステルはとても使いやすいのです。
また100均には黒板に描けるチョークもあり、最近話題の黒板アートやメッセージボードとしても使用可能です。また100均のチョークは、髪に使うヘアチョークとしても使いやすいとして人気があります。
カラーの種類が豊富
100均のパステルの魅力はクオリティだけではありません。カラーもかなり豊富なのです。カラーといえば赤や青のような基本的な色が思い浮かぶかもしれませんが、100均のパステルはもっと変わった色のパステルもあります。たとえばネオンカラーや蛍光色といった目立つ色や、メタリックのような独特な質感を出すことができる色もあります。
このような変わった色は、基本色と比べれば使う頻度はそれほどないでしょう。しかし、少し使うことで仕上がりが格段に良くなります。光の演出など、ちょっとした応用で使うには最適なのです。こうした基本色以外のパステルも取り扱われているのが、100均パステルの魅力の一つでもあるでしょう。
100均では基本色のパステルと、それ以外の色のパステルは別売りされていることも多いです。初めての時は基本色のパステルだけを買って、慣れてきたら必要に応じて基本色以外の色を集めたパステルを買うという方法をとることもできます。
アート作品も作れる
100均のパステルでアート作品を作ることは十分可能です。そして描いた作品をSNSであげている人もたくさんいます。どれを見ても、一目見ただけでは100均の商品を使っているようには見えません。それほどまでに100均のパステルは良品質で高クオリティなのです。そしてパステルアートは淡くて優しい印象になるので、非常に人気があります。
「お金はかけたくないけれど、きれいな作品を作りたい」という人には、100均のパステルやオイルクレヨンはかなりおすすめできます。しかもパステルやクレヨンは世代を超えて色々な人が使いやすい画材道具でもあります。
最近はコンピューターで描くデジタルアートが主流になりつつありますが、パステルやオイルクレヨンのような優しい質感は、デジタルでは再現しきれません。そのようなアナログアートならではの独特な雰囲気を、お手頃価格で簡単に作ることができるのも、100均パステルの魅力の一つと言えるのではないでしょうか。
100均【ダイソー】おすすめのパステル・チョーク6選
最初にダイソーで売られているおすすめパステルを紹介します。100均最大手の座に君臨しているだけあり、店頭に置かれているパステルやオイルクレヨンは豊富にあります。基本的なクレヨンはもちろん、使い勝手にこだわった形状のオイルクレヨンもあり、100円だからと侮れません。カラー数もたくさんあり、まとめて揃えることができます。
厳密にパステルとクレヨンは違うものですが、ダイソーを始めとした100均には同じ扱いで売られていることが多いです。そのため、ここでもオイルクレヨンなどはパステルの一種として紹介します。描いたときの質感も似ていますが、どちらかというとパステルの方が色合いも淡く、より優しい印象になりやすいです。
ダイソーのおすすめ①パステルオイルクレヨン六角
オイルクレヨンは円柱の形をした丸型という印象がありますが、このクレヨンは鉛筆のような六角形の形になっています。通常のクレヨンは使っていると角が丸まり、細い線を引きづらくなってしまいます。実際に絵を描いてみると分かりますが、細い線を引けないのはかなり不便なものです。主線を引いたり、細かい部分を塗ったりすることができません。
カッターなどで削って形を整える方法もありますが、手間がかかる上に、小さな子供にとっては危険です。この六角形型のオイルクレヨンなら、細い線も引きやすい上に手に馴染みやすいので握りやすいです。カラーも18色と豊富で、基本的によく使われる色は揃っています。これだけでも十分アート作品を作ることができるでしょう。
ダイソーのおすすめ②パステルセット18色(基本色)
ヘアチョーク買う人ちょい待って!!
— ふらんすぱんはアカウント移動 (@suckerpunch1_6) August 18, 2013
一色600円とかして無駄にでかいやつよりこいつがいいよ!!
私ヘアチョーク持ってるけど使用感そんな変わらんから!!
ダイソーのパステルなら18色105円!!! pic.twitter.com/CuqMf8psDu
使いやすい基本色が18色揃っているパステルセットです。画像は以前のパッケージデザインですが、商品名と入っているカラーは変わっていません。シンプルで使いやすい上に基本の色だけが入っているので、初めてパステルを挑戦する人におすすめです。元々は紙に描くためのパステルですが、ヘアチョークとして使っている人もいます。
ダイソーのおすすめ③パステル18色(補助色・蛍光色)
ダイソーのパステルがリニューアルしてた!
— 知木 潤 (@jun_tomoki) October 14, 2018
「基本色」と「補助色+蛍光色4本」のセット、それぞれ18本入り。 pic.twitter.com/QLHMAqgZJ7
同じシリーズで補助色14色と蛍光色4色の、合計18色が入ったパステルセットもあります。蛍光色のパステルというのはかなり珍しく、基本色には出せない輝きを表現することができます。補助色も基本色のようなはっきりとした色ではなく、全体的に淡い色が入っています。基本色と合わせて使うことで、より色彩に深みを出すことができるでしょう。
蛍光色はあまり使いすぎるとかえって見づらい作品になってしまいますので、ここぞというところに使うのがおすすめです。
ダイソーのおすすめ④丸型オイルクレヨン24色入
誰でも使いやすい、シンプルなオイルクレヨンです。24色も入っていて、これで100円前後というのはかなりお得でしょう。パステルと違って、オイルクレヨンは少ししっとりと水分を含んでいる印象の質感を出すことができます。パステルとオイルクレヨンを合わせて一緒に使うのもおすすめです。
ダイソーのおすすめ⑤ネオン&メタリックカラーオイルクレヨン12色
先に変わったカラーのパステルを紹介しましたが、オイルクレヨンにも変わった色合いや質感を出せる商品があります。ネオン系の色と、メタリック系の色が6種類ずつ入っています。これも基本的なクレヨンにはない色で、キラキラと輝くような雰囲気を出すことができるでしょう。パッケージも高級感があっておしゃれです。
ダイソーのおすすめ⑥48色クレヨン
まとめて大量に色が入っているクレヨンが欲しいという人には、この48色クレヨンがおすすめです。基本色が中心ですが種類が多いので色合いも多彩で、これだけ入っていても100円で買えるので非常にお得な商品でしょう。丸型のクレヨンで、最初から鉛筆のように先が細くなっており使いやすいです。
これだけ種類があるとどこに何色があるのか分かりにくくなってしまうのがネックですが、この商品のケースは4つのスペースに区切られています。黄色や橙系と白、赤やピンク系、緑色と茶色系、青や紫と黒と色ごとにも分かれているので、探す際も便利です。
100均【セリア】おすすめのパステル・チョーク3編
続いてセリアのパステル(オイルクレヨン)やチョークを紹介しましょう。先に紹介したダイソーほど膨大な種類があるわけではありませんが、セリアならではの商品が数多く並んでいます。100均といえばダイソーを思い浮かべがちな人が多いかもしれませんが、セリアも品揃えが豊富で人気のあるお店です。
大人も子供も使いやすい商品が数多くあるので、近くにあるなら見に行く価値は十分にあります。
セリアのおすすめ①オイルクレヨン24色入
セリアにも色々な色が入ったオイルクレヨンが人気です。24色も入っていて、カラー数はセリアの中で一番多い種類です。画像は通常の丸型クレヨンですが、鉛筆のように先が細くなっているクレヨンも複数出ています。
ダイソーでは通常のパステルかオイルクレヨンがほとんどでしたが、セリアは色々な素材のパステルやクレヨンがあります。珍しいものはプラスチック素材でできたクレヨンで、淡い色が特徴です。そのためオイルパステルとして使うことができます。
セリアのおすすめ②巨大チョーク
100均(セリア)で巨大チョーク発見!!
— Violet-fiz (@violet_fiz) July 10, 2019
原材料が「石膏」だけだったんで購入。
晴れたら子供達と、パティオのタイルに落書きしよー♫#チョーク #石膏 #セリア #100均 #seria #chalk pic.twitter.com/e9Do0gohDR
少し変わったチョークとして、こんなものも売っています。この巨大チョークは見た目こそ鉛筆やクーピーのような形ですが、それ以外は普通のチョークと同じです。そこまで大きくない黒板などのアート作品に使うには大きすぎますが、DIYなどで広い面積に色を塗ったり字を書いたりするのに使えます。アスファルトにお絵描きするのにも良いでしょう。
色はチョークとして定番の白、赤、青の3種類のようです。見た目もおしゃれで、デザインに重視のセリアらしい商品と言えるでしょう。使わない時はインテリアとして飾っておくだけでも見た目も十分良さそうです。
セリアのおすすめ③蛍光ふとがきチョーク5色入
色付きのチョーク5本セットです。ふとがきという商品名の通り、通常のチョークよりやや太めです。小さい子供はものを握った時の力が強くなりがちで、クレヨンやチョークが折れてしまうことがよくあります。このように太いチョークなら折れるリスク経験を軽減できます。
さらに太いチョークは黒板に描いたとき、普通のチョークより太く線を書くことができます。通常のチョークでも、横に持って引くことで太線を書くことはできますが、このチョークなら縦に持ったままひけます。広い範囲を塗る黒板アートなどにぴったりです。
100均【キャンドゥ】おすすめのパステル・チョーク2選
最後にキャンドゥのおすすめパステルを紹介します。ダイソーほど豊富な種類があるわけではありませんが、キャンドゥにも使いやすくて便利な画材道具が売られています。便利な性能がついているものも多く、子供が汚してしまっても簡単にきれいにできる商品もある程です。
ダイソーと同じく、普通のパステルにはないカラーが入ったパステルもあるので、作品作りにも十分生かせます。さらにキャンドゥには髪に使うヘアチョークも売られており、こちらも人気商品となっています。通常のパステルからヘアチョークにリメイクする方法も紹介していますが、最初から髪専用のヘアチョークを買っておけばその必要もありません。
キャンドゥのおすすめ①ネオン・メタリックカラーオイルパステル12色入
#いろはSAL 27文字目「お」
— ドリス (@mogu_ka) December 3, 2018
添え物は「オイルパステル」。フォロワーななさん(@chariot_sweet )がクレヨンで塗り絵を仕上げる方法を紹介してくれてからやってみたくてウズウズ。写真のものはキャンドゥで見つけた特殊色だけのオイルパステルです。#アイロンビーズ pic.twitter.com/SnL8odGYMX
ダイソーではネオンとメタリックカラーのオイルクレヨンを紹介しましたが、キャンドゥには似たようなカラーが入ったオイルパステルがあります。赤青黄色と橙色や緑、紫色のネオンカラー6色と、金色や銀色のような色を含めたメタリックカラー6色の計12色セットです。入っているカラーも全体的にダイソーのオイルクレヨンとほとんど変わりません。
クレヨンとパステルにそこまで大きな差はありませんが、描いた時の質感は若干違います。質感は作品の印象に意外と関わってくるものなので、画材道具にまでしっかりとこだわりたい人は、パステルとクレヨンで買い分けることをおすすめします。
キャンドゥのおすすめ②水で拭けるクレヨン6色
いつものクレヨンも良いけれど、
— CanDo/キャンドゥ (@cando_official) September 28, 2018
メタリックカラーとネオンカラーのセットや、
消しゴムや水で消す事のできる変わり種はいかがでしょうか。#キャンドゥ#100均#オイルパステル#メタリック#ネオン#ロケットクレヨン#水でふけるクレヨン pic.twitter.com/TNVlk15Ia3
赤青黄色や緑、黒、薄橙色(肌色)の基本色6色が入ったクレヨンです。カラー数は少なめですが、クレヨン本体には名前を書ける欄があり、幼稚園などに持って行くのにぴったりなクレヨンでしょう。見た目は普通のクレヨンですが、何より特徴的なのは、水拭きすることで簡単に落とすことができるクレヨンというところです。
特に小さな子供の場合、お絵描きをしていると紙の外までクレヨンで塗ってしまうことがよくあるのではないでしょうか。そうなると机や床に色がついてしまいます。オイルクレヨンなどではなかなか落ちないことも多く、掃除が大変になったり、結局落としきれずに汚れたままになってしまったりすることもあるでしょう。
しかしこのクレヨンなら、洗剤も使わずに水拭きするだけで落とすことができるのです。ただし、落とせるのはテーブルやフローリングなどのツルツルした素材についたクレヨンだけのようです。畳や壁などのざらざらした素材につくと水拭きでも落ちない可能性があるので注意しましょう。
100均のパステルの使い方
よく絵を描く人でも、クレヨンは幼稚園ぶりで、さらにパステルなんて使ったことがないという人もいるのではないでしょうか。上手な使い方がわからず、なかなか出を出せないということもあるでしょう。もちろんパステルはクレヨンとほぼ同じなので単純に紙にこするだけでも描けますが、もっと工夫することでよりきれいな作品にすることができます。
ここではパステルの質感やカラーをより生かせる、使い方やテクニックを解説します。是非参考にして、作品のクオリティをより上げてみましょう。ここで紹介するのはそんなに難しいテクニックではありませんので、趣味としてやってみるのはもちろん、子供と一緒にするお絵描きにも使うことができます。
使い方①カッターで削る
少し意外かもしれませんが、カッターでパステルを削るという使い方はよく使われる手法です。カッターでパステルを鉛筆のように削り、削られた粉を紙にかけて指やティッシュで伸ばしましょう。そうすると色がぼかされて、より柔らかい印象になります。粉の量によってぼかした時の印象も変わるので、色々と試してみると良いでしょう。
パステルに限ったことではありませんが、ぼかしは絵の印象を柔らかくする基本的な手法です。しかし作品の全面をぼかしすぎると、ぼやけてメリハリのない印象になってしまいます。ぼかす部分とぼかさない部分を作ると良いでしょう。
使い方②綿棒で塗る
綿棒にパステルの粉やクレヨンの色を付け、色を塗るのも基本的なテクニックです。バステルやクレヨンは広い範囲を塗ることができますが、逆に細かい隙間を塗るのが苦手な道具です。そのまま使うとはみ出してしまうこともしばしばありますが、綿棒に移して塗ることで、細かい部分もきれいに塗ることができます。
綿棒の動かし方や力加減でぼかしたり濃淡をつけたりすることも可能です。綿棒には先の太さにも種類があり、太い綿棒からかなり細い綿棒まで様々あります。色々な種類の綿棒を揃えて使ってみるのもおすすめです。
使い方③アイシャドウに混ぜる
アナログアートの世界では、色を塗るのに使うものは画材道具だけとは限りません。実は口紅などのコスメ用品もよく使われるのです。コスメ道具は多彩な色合いがあったり、キラキラしたラメが入っているものがあったりするので、作品に深みを出すにはとても相性が良いとされています。パステルの場合は、アイシャドウに混ぜるのがおすすめです。
アイシャドウにも様々なカラーがあります。バステルの粉と混ぜることで、市販の色にはないような色を作り出すことができるのです。特に女性は元々持っている人も多いでしょう。元々持っているものを使っても良いですが、自分の化粧とアート用で使い分けたいという人もいるのではないでしょうか。男性もコスメショップに行くのは勇気がいるでしょう。
そのような人には、100均のアイシャドウがおすすめです。最近の100均はコスメ用品にも力を入れていて、クオリティも品質も抜群です。もちろん値段は100円なので、気軽に買いそろえることができるでしょう。
使い方④重ね塗りをする
作品のクオリティを上げるもう一つの手段として、重ね塗りもおすすめです。一度塗った上に、別の色を塗るのです。そうして色と色が混ざり合うことでまた違う色ができたり、色に深みが出てきたりします。重ね塗りのコツは、元々作りたい色をイメージして、どの色を使うかあらかじめ目星をつけておくことと、あまり縛られずに色々な色を使うことです。
たとえば青系で手持ちのパステルにないような色を出したいと考えた時、青や緑系の色ばかり重ね塗りしても、意外と上手くいかないことが多いのです。赤系や黄色系といった全く違う方向性の色を少し使うと、実は上手くいきやすくなります。色の方向性にこだわるのではなく、自由な発想で色々な色合いを混ぜ合わせることが、良い作品をつくるコツなのです。
ちなみにこの重ね塗りのテクニックは、パステルだけでなく絵具やコピックといった、他の画材道具に対しても同じことが言えます。
100均のパステルでヘアチョークを作ろう
おしゃれやコスプレをする時、ヘアチョークをつける人もいるのではないでしょうか。専用の薬品を使ったり脱色したりして髪色を変える普通の髪染めとちがい、もっと簡単に髪色を変えられるアイテムです。会社や学校の規則で髪を染められない人にも人気のあるもので、キャンドゥにもヘアチョークは販売されています。
しかし、実は普通の100均パステルでもヘアチョークを作ることができるのです。通常のパステルをそのままヘアチョークとして使っている人は実際にいます。とはいえ、本来紙に描くためのパステルをどうやってヘアチョークにするのでしょうか。
そもそもヘアチョークとは
ヘアチョークは粉を髪につけることで簡単に髪色を変えることができ、通常の髪染めとはちがってシャンプーで手軽に落とすことができるものです。その上好きな範囲だけを塗ることができるので、紙の一部を染めるメッシュのような表現も可能です。元々の髪色に戻すことができることから、手軽に髪色を変えられるアイテムとして大変人気があります。
準備する物
パステルでヘアチョークをする際に必要なのは、髪色にしたい色のパステルとクシ、水を適量入れた霧吹きとタオル、そしてドライヤーです。タオルはパステルの粉に直接触れるので、汚れてしまっても良いタオルを用意してください。また、パステルでヘアチョークをする際は鏡を見ながらやるのが成功の秘訣です。必ず鏡の前でやるようにしましょう。
作り方
パステルでヘアチョークをするのは至って簡単です。まずは霧吹きで軽く髪を湿らせます。濡らし過ぎないように注意しましょう。髪を濡らしたら髪色を変えたい部分に、パステルを上から毛先に向かってこすりつけていきましょう。髪をねじりながらつけると、ムラになりません。
髪へのダメージが気になるならパステルを刃物で削って、粉を髪に揉みこむようにつけると良いでしょう。日本人は髪の色が濃い人が多く、色によっては上手く発色しないことも少なくありません。その場合は、最初に白いパステルで下塗りをしてからメインの色を付けるときれいに色がつきます。
パステルをつけたら、ドライヤーで湿った髪を乾かしましょう。長時間色を長持ちさせたい場合は整髪剤でコーティングするのがおススメです。落とす際は普段通りシャンプーをするだけで落ちます。トリートメントは多めに使っておけば、髪が傷むのを防げます。
100均のパステルを使ってアートを楽しもう
100均のパステルについて解説しました。パステルはアナログアートの中でも主流な画材道具の一つです。使い方を少し工夫するだけで、色々な雰囲気を表現することができます。カッターや綿棒などを使って、より深みのある作品を作ってみましょう。身の回りにある様々な道具を使って作品を作ることこそ、芸術の醍醐味です。
また100均パステルはヘアチョークとしても使うことができます。使い心地は専用のヘアチョークと大きく変わらないので、作品用がてらヘアチョークとしても使ってみても良いかもしれません。