守銭奴の意味とは!守銭奴な人の特徴13選!お金に執着する心理とは

守銭奴(しゅせんど)とはいったいどんな意味の言葉なのでしょうか。銭ゲバなど守銭奴に似た言葉も照らし合わせて意味を調べ、守銭奴という言葉を使った文章もご紹介します。またお金に執着する守銭奴な人の特徴や心理、上手な付き合い方についても掘り下げます。

守銭奴の意味とは!守銭奴な人の特徴13選!お金に執着する心理とはのイメージ

目次

  1. 1守銭奴とは何ぞや?その意味や由来とは
  2. 2「守銭奴」の使い方とは
  3. 3守銭奴に似た言葉
  4. 4守銭奴の特徴13選
  5. 5お金に執着する守銭奴の心理に迫る
  6. 6守銭奴との上手な付き合い方
  7. 7守銭奴にならない為には何が必要か?
  8. 8お金は大切に使ってこそ価値がある!

守銭奴とは何ぞや?その意味や由来とは

「守銭奴」という言葉をご存知でしょうか。文字面をみてもかなりインパクトのある言葉です。これは「しゅせんど」と読みます。守銭奴にはどんな意味があるのでしょうか。漢字を見ての通り、「お金(銭)に執着して貯め込む(守)人(奴)」のことです。

守銭奴の言葉の誕生にはフランスの有名な戯曲が関係していたのをご存知でしょうか。フランスの戯曲から生まれた守銭奴という言葉は現在ではあまり使われていないのが現状ですが、大正から昭和にかけて活躍した文豪達が小説の中で使っていることも判明しました。そこから導ける守銭奴の心理に迫り、特徴を詳しくみていきましょう。

ズバリ!お金を貯めることが好きな人

守銭奴な人とは、お金を貯めることに執着している人を指します。小銭も貯金箱などに貯めています。1円だろうが、1万円だろうが、お金が貯まっていくこと自体にとても喜びを感じているのです。

守銭奴な人というと、成金でいかにもお金持ちな身なりの人を思い浮かべますが、実はそうでもありません。守銭奴の人は「お金を貯めること」に執着して全力を注いでいるので身なりは二の次、という人が多いのです。また自分の収入が低い場合、食費を削ってでも貯金する、という徹底ぶりも守銭奴の人に多く見られる特徴です。

金銭への欲が強い人

守銭奴な人は貯蓄や株、為替など金銭関連の話が大好きな上、とても精通しています。守銭奴の人は根底に「世の中カネで何とでもなる」という銭ゲバ的な拝金主義の考え方があり、金銭欲が強いとも言えるでしょう。守銭奴にとってお金こそ、世界で一番価値のあるものなのです。

ここまでお金に執着する心理とはどのようなものなのでしょう。子どもの頃、貧困家庭で育ってその日に食べる物にも困った、などの経験が現在の金銭欲に繋がっている可能性もあります。守銭奴の人にとってお金を所有することがすべてなのです。

お金を使うことにストレスを感じる?

お金を使うことにストレスを感じることも守銭奴と言われるゆえんでしょう。ここで似た意味の「銭ゲバ」と「守銭奴」の違いを見ることができます。銭ゲバと呼ばれる人は往往にしてお金に執着していても、いざという時にはポンとお金を出すといった、いわゆる太っ腹の人のことを指して使うことが多い言葉です。

一昔前までよく言われた成金に該当するのは守銭奴ではなく銭ゲバの方でしょう。お金を稼ぐだけ稼いでパーッと使ってしまうのは銭ゲバや成金と呼ばれる人で、守銭奴は稼いだお金は貯めることに徹し、貯めること自体に喜びを感じている人のことを意味している言葉にあたります。

守銭奴の人はお金を貯めることには病的なほどに執着しますが、貯めたお金を使うことにはとてもためらいがあり、普段の生活ですら高収入なのに倹約生活を送っていることもしばしば見られます。お金を貯めて豪華な旅行をする、などということは守銭奴の人には何の意味も持ちません。

守銭奴の人にとってお金は使うものではないのです。とにかく貯めておくことに執着しているのは自分の価値がお金で決まる、という心理が関係しているのでしょう。

守銭奴の由来はなんとフランス!

この「守銭奴」という言葉は、実はフランス由来のものです。というのも古典主義の3大作家の一人である、17世紀初頭に活躍したフランス人俳優にして劇作家、モリエール作の戯曲『L'Avare』の和訳戯曲名から来ています。

この戯曲『L'Avare』は当初は不評だったそうですが、時代が変遷するにつれ、モリエール作品で一番上演されている喜劇作品となりました。フランス語の「avare」の意味は直訳では「ケチな」という意味になりますが、この喜劇の主役・アルパゴンがお金に執着した男として描かれていることから付けられたタイトルです。

主人公アルパゴンは何よりお金を貯め込むことが好きな守銭奴です。今まで貯め込んだお金では飽き足らず、自分の息子(クレアント)と娘(エリーズ)を金持ちと結婚させて、さらにお金を手に入れようと画策します。クレアントもエリーズも恋人がおり、半ば強制で結婚させようとするアルパゴンに抵抗します。

さらにアルパゴン自身が息子クレアントの恋人マリアーヌに恋してしまい、マリアーヌと自分の結婚まで策略しはじめました。結局隠し持っていた大金を息子のクレアントに奪われてしまい、奪われた大金と引き換えにクレアントとマリアーヌ、エリーズと恋人との結婚を認めるというお話です。この主人公アルパゴンが「守銭奴」といわれるゆえんです。

日本でこの戯曲を元にした尾崎紅葉の『夏小袖』(1892年)という作品がありますが、原作の『L'Avare』は原案程度となっており、作品中に守銭奴という言葉が使われているかは定かではありません。

その後フランス語から英語に訳された『L'Avare』を英語から日本語訳した草野柴二訳の『守銭奴』が1905年10月から雑誌『歌舞伎』に一年間連載されました。この作品が初めて「守銭奴」という言葉を使った作品ではないかとされています。

「守銭奴」の使い方とは

「守銭奴」という言葉は相手を悪く言う時に使用します。間違っても褒め言葉などでは使いません。明治時代に翻訳で初めて作られた言葉「守銭奴」は、今ではあまり耳にすることも少ない言葉です。しかし大正から昭和にかけて活躍した太宰治や江戸川乱歩、坂口安吾、永井荷風といった文豪たちが作品の中で使っています。

おそらくこの時代に日常でよく使う言い回しだったのでしょう。現代でいうところの「銭ゲバ」や「成金」のように日常で使っていたのではないでしょうか。

昭和初期にかけて活躍した小説家小栗虫太郎は『聖アレキセイ寺院の惨劇』の文中に守銭奴を使っていますが、ふりがなは「シャイロック」と付けられています。この「シャイロック」とはシェイクスピアの『ベニスの商人』に登場する金貸しの名前であることから、守銭奴にそのようなふりがなをつけたようです。

このほか、様々な作品で用いられた「守銭奴」という言葉を例文と共にご紹介していきましょう。

守銭奴を使った文章例その①

『そして彼女は、今時余り聞かぬ話だけれども、守銭奴の心理は、古今東西を通じて同じものと見える、表面的な銀行預金の外に莫大な現金を自宅のある秘密の場所へ隠しているという噂だった』(『心理試験』より引用)
 

『ある守銭奴のような老人が、盗難を恐れる余り、そんな妙な家を建てたのですが、全体が土蔵造りで、窓にも縁側にもすっかり鉄板の戸がついていて、その上に城郭のような高い土塀を囲らし、土塀の外にはちょっとした堀があって、跳橋まで懸かっているという、まるで戦国時代の土豪の邸とでもいった用心深い建物なのです。』(『悪魔の紋章』より引用)

江戸川乱歩は太宰治と並んで『心理試験』『吸血鬼』『悪魔の紋章』といった複数の作品に守銭奴という言葉を使っています。これらの江戸川乱歩の文章を参考に、「あの屋敷に住んでいる住人は守銭奴という噂だ」などといった例文も作成することができます。

守銭奴を使った文章例その②

『大日向教の内幕はお話にならぬほどの乱脈で、教主の専造は、金銭にかけては守銭奴に近い方で、いつも金の事になると伊庭と激しい争ひを演じた。』(『浮雲』より引用)
 


これは林芙美子の『浮雲』の一文であり、林芙美子は『放浪記』の作者でもあります。また林芙美子の文章を参考にした例文には「お金の使い方でいつも旦那ともめている。旦那は守銭奴のようだ」といったものもあります。

守銭奴を使った文章例その③

『けれども青砥は、決して卑しい守銭奴ではない。』(『新釈諸国噺』より引用)

『人は、私の守銭奴ぶりに、呆れて、憫笑(びんしょう)をもらしているかも知れないけれど、私は、ちっとも恥じていない。』(『春の盗賊』より引用)

『しかし、僕たちの階級にも、ろくな奴がいない。白痴、幽霊、守銭奴、狂犬、ほら吹き、ゴザイマスル、雲の上から小便』(『斜陽』より引用)
 

太宰治は江戸川乱歩と同様『春の盗賊』『斜陽』『新釈諸国噺』といった作品の中で守銭奴を使っています。それぞれ引用しました。また太宰治の文章を参考にすると、「卑しい守銭奴のようで自分でも呆れた」などの例文も作成することができます。

守銭奴に似た言葉

お金にまつわる人を意味する言葉は数多くあります。人の欲に関わることなので、挙げたらきりがない程お金にまつわる人を揶揄する言葉は存在します。ここでは守銭奴と似たような意味の言葉「金の亡者」「吝嗇家」「銭ゲバ」の3つをあげ、由来や守銭奴との意味の違いを調べてみましょう。

金の亡者

金の亡者(もうじゃ)もお金に執着した人に対して使う言葉です。亡者とはもともと仏教用語で、成仏できずに彷徨っている魂のことをさします。また字のごとく、亡くなった人のことを指す言葉でもあります。

「金の亡者」に使われている「亡者」の意味合いはそこから派生して執念に取り憑かれた人のことを表していることから、金に取り憑かれた人という意味になります。

吝嗇家

この言葉も守銭奴と同様、あまり日常生活で耳にすることはないかもしれません。吝嗇(りんしょく)と読みます。この漢字二文字を今回初めて目にした人も少なくないでしょう。「吝嗇」の「吝」は「やぶさか」と読み「吝かでない」といった形で使います。

吝嗇家の意味はいわゆるケチ、ものを出し惜しみすることを指します。出し惜しみする人、つまりは倹約家や節約家の度を過ぎた人、という意味合いが強いようです。

銭ゲバ

ここ最近ではこの言葉を使う頻度が一番高いかもしれません。「銭ゲバ」は実は辞書で引いても載っていません。この言葉は昭和40年代に週刊少年サンデーに連載されたジョージ秋山さんの漫画作品のタイトル『銭ゲバ』から生まれた言葉です。この作品中、銭ゲバとは「金のためならなんでもする奴」と説明されています。

極貧の家庭に生まれた主人公が母の死をきっかけに盗みを働くようになり、やがてはお金を手に入れるために人を殺めてのし上がっていく、というかなり強烈な内容の漫画です。タイトル『銭ゲバ』の「ゲバ」とは暴力を意味するドイツ語「ゲバルト(gewalt)」からきています。そのことからも金のためなら暴力も厭わない拝金主義者、といったところでしょうか。

守銭奴の特徴13選

「この人、守銭奴だな」と感じさせるものとは、どういった言動なのでしょう。今まで見てきた項目であげると、とにかくお金の出し惜しみをし、お金を貯めることにばかり執着している金銭欲の強い拝金主義者であることは見えてきました。ここからは守銭奴、と思わせてしまう人物の持ち合わせた特徴を13項目挙げて具体的にみていきましょう。

特徴①小銭単位で割り勘にする

4、5人で居酒屋などに行った時、まとめて会計をすることがありますが、だいたいの金額で割り勘にして払うということが通例ではないでしょうか。ところが守銭奴な人はこのような場合でも1円単位で割り勘をしようとします。

例えばその日にぴったり割り勘できなかった場合は、後日1円単位でお釣りは返金するべき、と考えています。お金の貸借りに厳しいことは悪いことではありませんが、周囲の人にとっては付き合い方が難しい相手であることは間違いありません。

特徴②安物買いを好む

守銭奴な人はとにかく安く買うことが大好きです。守銭奴な人は「あの店は卵が日曜日に特売になる」「こっちの店は火曜日が特売日」などセール情報については、あらゆるツールを駆使してほとんど網羅していると言っても過言ではないでしょう。

守銭奴の人がとにかく安く買うことに執着するのは、できるだけお金を使いたくない、という心理から安物買いに走るのです。守銭奴の人にとってお金は使うものではなく貯めるものなのです。

特徴③自分の為のお金なら使う

守銭奴な人は自分にはお金を使います。といっても前述したように買い物は基本的に安物買いなのでセールや特売日を狙ってできるだけ使うお金は少なくなるようにしっかり財布の紐を締めつつ使うのです。

ここで忘れてはならないのが守銭奴な人のお金に対する優先順位です。生活よりも貯金の方に重きを置いているので、自分に使うと言っても銭ゲバの人のように、大金を使うようなことはしません。

特徴④他人の為のお金を出したがらない

自分の生活に使うお金ですら出し惜しみをするくらいですから、財布の紐は固く結ばれていて、お金を他人のために出す、という行為はしないことがほとんどでしょう。例えば募金のようなものでも1円たりとも出したくないのが、守銭奴の人の本音です。

守銭奴の人にとってお金は絶対的な価値のあるものという考えがあるため、お金を持っている程、人の価値も上がると思い込んでいる節があります。その価値あるお金を他人のために使うことは、自分の価値を下げることと同等なのです。職場などに守銭奴の人がいる場合、付き合い方を間違うと面倒なことになる人と言ってもいいでしょう。

特徴⑤貯金することが大好き

守銭奴の人はとにかくお金を貯めることに執着しており、貯金が大好きな人なのです。生活していく上での優先順位は日々の暮らしなどではなくズバリ「貯金をすること」です。そのため収入がそんなに高くなくても意外な程の金額を貯金している、という守銭奴の人は普通にいるのです。

守銭奴の人は、お金が何よりも価値があるものと考えているので、お金をできるだけ多く所有しておきたいのです。この心理には漠然としたお金に関する不安を解消するために行っている可能性もあります。守銭奴の人はお金の後ろ盾がないと不安で仕方がないのです。

特徴⑥常に損得を考えている

守銭奴な人は常に損得勘定を念頭に置いて行動しています。守銭奴の人にとってお金が第一なので、自分が損するようなことには近づきません。守銭奴な人は「損をする」ことは自分の価値を下げる行為と等しいと考えています。これは拝金主義者の一面とも言えるでしょう。

人との付き合い方の基本にも、まずこの損得勘定があるので、周囲にいる人は会社経営者、投資家など富裕層に属する人がほとんどです。とはいえ「会社が倒産した」「株で大損した」など一転して富裕層から転げ落ちた人には見向きもしない、冷淡な態度をとるのも守銭奴の人の特徴です。

特徴⑦落ちているお金も拾う

チリも積もれば山となる、を実践しているのが守銭奴の人かもしれません。もし大金ではなく小銭が落ちていたとしたら拾おうかな、とは思う人もいることでしょう。しかし周囲の目が気になったりして結局拾わずに通り過ぎる、ということが多いのではないでしょうか。

守銭奴の人はお金が落ちているのを見つけたら、それが小銭でも周囲の目など気にしませんし、迷わずに拾います。自販機の釣り銭口のチェックも欠かしません。

特徴⑧基本的にお金は使わない

お金を使わないことが基本となっている心理背景は何でしょうか。守銭奴の人にとってお金とは自分の価値を高めてくれるものです。そのためそれを手放すことは自分の価値を下げてしまう、という思い込みがあるんかもしれません。そのため基本的には「お金を使わない」というスタンスで生きています。

前述した「貯金することが大好きである」にも通じることですが、守銭奴の人はお金をとにかく出し惜しみします。基本タダで済むなら万々歳「お金を使わずにすんだ、ラッキー」と喜び勇んでしまうくらい守銭奴の人にとってお金は使うものではないのです。

特徴⑨お金の話となると人が変わる

守銭奴の人はお金の話になると人が変わったように話に食いついてきます。ですがここでよかれと思って守銭奴の人に金銭関連の話をふることは厳禁です。いくら資産運用などに詳しかったとしても守銭奴の人は儲け話などを安易に他人に話したりしません。

アドバイスを求めたりすればアドバイス料を請求されかねません。守銭奴の人とのトラブルを避けるための上手な付き合い方は、お金の話をしないことです。

特徴⑩お金を使うことが嫌い

銭ゲバと違い、守銭奴の人は日々お金を使うことをできるだけ避けて行動しようとします。他人に使うことはほぼありませんが、自分が生活をしていく上で必要な経費ですら削り、日々いかにお金を使わずに過ごすかを模索しているのです。

これは守銭奴の人の心理に「お金は貯めるもの」という信念にも似た考えが基本にあるからです。ただ日常生活を送る上で、全く他人との接触をせず暮らしている人はまれです。守銭奴の人とあまり関わりたくない人は一定の距離を置いた付き合い方が望ましいです。

特徴⑪おごってもらうのが好き

守銭奴の人はとにかく自分がお金を使わずにすむことが好きです。そのため、おごってもらうことは大歓迎です。普段、会社の人と飲みに行ったりなどしないのに、会社持ちの飲み会などには必ずと言っていい程、ほぼ100%参加しています。

誰でもおごってもらうことは嬉しいことではありますが、守銭奴の人の心理ではおごってもらうのが食事だった場合「誰と食事するのか」よりも「タダで食べられる」ことに喜びを感じてしまう面があります。

特徴⑫プレゼントが嫌い

守銭奴の人は他人にお金を使うことなど考えてもいません。そのためプレゼントなんて眼中にもありません。歓送迎会でみんなの割り勘で購入したプレゼントを渡す、というような状況でもお金は出したくない、と考えるのが守銭奴です。守銭奴の人との付き合い方に苦慮する理由の一つでしょう。

これは前述した損得勘定にも通じるものでしょう。守銭奴の人にとって自分のお金を使ってプレゼントを買うことは、考えもつかない冒険に近い行為です。プレゼントをあげることによって何か得することがあるのかと本気で考えている節があります。

特徴⑬お金が一番!

「世の中銭やで!」これが守銭奴の人のポリシーなのでしょう。人との付き合い方でさえも、お金が支配しているのです。これは「お金は絶対的な力を持っている」と信じており、お金さえ持っていれば世の中なんとでもなると考えてしまうのが守銭奴の人のよくない一面です。つまりは拝金主義者なのです。

こうなるに至った心理背景を考慮せずにいられません。もしかするとお金を持っていないと不安を解消できないような体験を過去にしていたのかもしれません。自分の価値=持っているお金で決まると思い込んでいるのですから、お金が一番、と考えてしまうのも頷けます。

お金に執着する守銭奴の心理に迫る

守銭奴の特徴をご紹介致しました。どうして病的とまで言える程、守銭奴の人はお金に執着するのでしょうか。その大きな要因として守銭奴な人は不遇な幼少期を送っていることが多く見受けられます。家が貧しく食事にも困っていた、親の借金のせいで自分まで働くはめになった、などお金に関係した辛苦を子ども時代に経験していることが多いのです。

そのため「お金さえあれば」という考えに至るわけです。守銭奴の人の心理では、「お金をより多く所有する=自分の価値も上がっている」と考えてしまう面があります。そのためお金を使うという行為にためらいが出るのです。ここでは守銭奴の人の心理をご紹介します。

お金は貯めるために稼ぐ

守銭奴の人は銭ゲバの人と同様、お金を稼ぐことに関しては、なりふり構わず没頭します。身を削って稼いだお金は自分のためにも、ロクに使わず貯金するのです。ここが銭ゲバの人と違う点です。銭ゲバの人はお金を貯めることもしますが、使うことに優越感を感じるタイプが多く見受けられます。

ところが守銭奴の人は稼いでもお金を貯めることにしか喜びを感じません。稼いだお金を貯めることだけに喜びを感じてしまうのは、お金という後ろ盾がほしいからなのでしょう。お金を持っている自分に安心するのです。おそらく子ども時代にお金で苦労して恵まれない家庭で過ごした、などの経験が関係しているのかもしれません。

必要最低限のものにしか使わない

ここでポイントなのは「必要最低限のものにしか使いたくない」という意志が強いことです。なかなかお金を貯めたままにしておくことができない銭ゲバの人からしたら、尊敬に値するくらい、普段からお金を使いません。中には一ヶ月の食費、光熱費をいかに安く済ませるか、ということに執心している守銭奴の人が見受けられるほどです。

守銭奴の人がそこまでお金の出し惜しみをする背景には拝金主義であることがあげられるでしょう。守銭奴の人はお金の後ろ盾がないと不安で仕方ないのです。貯金がない状態が守銭奴の人にとっては死に等しいくらいあってはならないことなのです。

日々貯金のことを考えている

前述したように貯金がない状況は守銭奴の人にとって一番あってはならないことです。そのため日々貯金について考えています。守銭奴の人にとってお金を持っている=自分の価値という偏った考え方が身についてしまっているためです。

貯金をすること自体は、むしろ将来のための貯金と考えれば見習いたい部分ではあります。ですが守銭奴の人の場合、貯金することは自分の価値を上げることなので、貯めたお金を使おうとはしません。勲章のようにとっておきたいのです。「こんなに貯金できている自分」に価値を見出してしまうのです。

守銭奴との上手な付き合い方

守銭奴な人の特徴や心理が明かされるにつけ、守銭奴の人と付き合うことは遠慮したいと感じている人がほとんどでしょう。ですが職場など毎日顔を合わせなければならないような場所に守銭奴の人がいると、避けて通るのが難しい場合もあります。そこで、守銭奴な人との上手な付き合い方をいくつかご紹介します。

割り勘覚悟

守銭奴な人との付き合い方で心がけたいのは、基本すべて割り勘になるということです。「そんなのいつも割り勘にしてるし」と思う人もいるかもしれませんが、守銭奴の人が相手の場合、食事代のみならず、自販機で買った飲み物に至るまで、全てです。

それもきっちり1円単位での割り勘にしましょう。ランチなどでは会計は必ず別にしてもらった方が守銭奴相手に細かいお金のやりとりをせずに済みます。割り勘にせざるを得ない時はきっちり計算し守銭奴の人に確認してもらってからきっちり払いましょう。そうすれば、一定の距離を保つこともできます。
 

お金の話はタブー

守銭奴な人との付き合い方で注意したいことの二つ目は「お金の話はしないこと」です。これは儲け話でもお金にまつわる悪い話でもどちらもしない方が身のためです。守銭奴の人は儲け話には必ずと言っていい程食いついてきます。

もし自分の家が裕福だったとしても守銭奴な人には絶対に気付かれてはいけません。裕福と分かった途端、何かにつけ関わってこようとするでしょう。守銭奴の人とも仲良くやっていきたいなら別ですが、一定の距離を置いて付き合いたい場合には御法度です。付き合い方がさらに難しくなってしまうことが目に見えています。

守銭奴にならない為には何が必要か?

守銭奴にならないためには何が必要なのでしょうか。前出の「お金に執着する守銭奴の心理に迫る」でも述べましたが、守銭奴の人にはお金に執着するに至った背景があることがほとんどです。子ども時代に戻ることはできませんが、なぜ自分が守銭奴になってしまったのか、自身の育った環境を思い起こしてみてください。

きっとそこに守銭奴にならないヒントが隠されているはずです。その上で人との付き合い方を改めてみましょう。守銭奴の人のお金を貯めることに関しては、皆尊敬するくらい良い習慣だと認めています。ただお金を使うことに対してもっと寛容になる必要があるのです。ここでは人との付き合い方を変えるために心得ておきたいことをご紹介します。

守銭奴を自覚する

まずはじめに「自分は守銭奴だ」という自覚を持ちましょう。たいていの場合、自分では気づいていないことが多いものです。しかしここに挙げた守銭奴の特徴である、「どんな状況でも必ず貯金だけはしている」「食事代などの割り勘は1円単位でしないと気がすまない」など複数当てはまるようであれば、今までの自分の行動を思い起こしてみてください。

人間関係の構築もすべて損得勘定で行っている場合が多いのも守銭奴の人の特徴です。仕事上の関わりであれば仕方ない部分もありますが、プライベートでの人間関係の中にも損得勘定を持っているのであれば、一度人との付き合い方を見直してみましょう。

他人にもお金を使えるようにする

前項でも触れましたが、守銭奴の人は損得勘定なしでの人間関係を軽視しがちな面があります。まずはそこを改めてみましょう。損得勘定なしの人間関係を築けるようになるには、まずは他人にお金を使うことに寛容になることです。だからといって散財することはありません。まずは食事をおごることくらいから始めてみてはどうでしょうか。

貯金をすることは決して悪いことではありません。むしろ将来に向けて貯めているのであれば見習いたい、という人も多くいるでしょう。守銭奴な人に必要なのは、自分以外の他人にもお金を使うことを覚えることです。

お金は大切に使ってこそ価値がある!

ここまで守銭奴の人の特徴や心理、上手な付き合い方などを紹介しました。お金を貯めることは悪いことではありません。むしろ見習いたいという人も多くいます。守銭奴の人はもっと他人との関わりの中でお金を使うことを学んでみることが、守銭奴から卒業できる一歩になると心に刻んでください。そのためにはまず人との付き合い方を見直してみましょう。

お金とはそれ自体に価値があるわけではなく「何に使うのか」ということの方が重要です。人との関わり合いにもお金は大切な潤滑油の役割を果たします。その意味で人間関係を豊かにするためのツールと考えることも必要です。

将来の計画を立ててみるのもいいかもしれません。1年後、10年後何をしていたいかを考え貯金をすれば、ただ貯めるだけだった頃よりも有意義な毎日を送れることでしょう。長いスパンで人生設計し、より計画的にお金を使うことができれば、もう守銭奴からは卒業です。

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