下世話(げせわ)の意味や類語とは?下世話な話・下世話な人などの使い方も紹介

下世話という言葉の意味を知っていますか。ドラマやアニメで聞いたことがある人もいるかも知れません。間違って下ネタを意味している言葉と思い込んでいる人もいるようです。下世話の意味や、下世話な話、下世話な人、などの類語や使い方も紹介します。

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目次

  1. 1下世話(げせわ)とは
  2. 2下世話の使い方を例文で紹介
  3. 3下世話の間違った使い方を例文で紹介
  4. 4誤用しやすい下世話を検証しよう
  5. 5「下世話」を使う時は気をつけよう

下世話(げせわ)とは

下世話と言う言葉を使ったことがありますか。漫画や小説で「下世話な人だ」「下世話な話ばかりして」と言う会話を耳にしたことがある人もいるかもしれません。「下世話」という言葉を、なんとなく知っているけれど、身の回りで使っている人を見かけたことがないから、正しい意味を知らないという意見も多いようです。

また、下世話の間違った使い方をしている人が身近にいることで、同じように意味を間違って覚えてしまっている人もいるかもしれません。これから下世話の正しい意味や間違った使い方を紹介するので、人前で恥をかかないようにチェックしてみしょう。

下世話の正しい意味

「下世話」は下という漢字が付くので、下品な話や下ネタのことを意味すると思い込んでいる人が多いようです。また、ドラマやアニメで「下世話な話」「下世話な人」などと使うシーンがあるので、悪い意味なんだろうなという印象を持たれやすい言葉と言えます。

「下世話」という言葉の本来の意味は、下ネタという意味ではなく「世間でみんなが話している、噂をしていること」を指します。上品な話題とは言えませんが、必ずしも下品な話を意味するとは言えません。

下世話の類語

「下世話」と言葉の意味が似ている類語としては、「噂話」「俗っぽい」「ゴシップ」「井戸端会議」などがあげられます。芸能人などのゴシップネタが好きな人が、本来の意味で「私は割と下世話な話が好きなんです」と言うと、意味を誤って覚えている人が「下ネタが好きなんだ」と誤解する可能性があります。

相手が「下世話」の正しい意味を知っているのか不安なときは、下世話という言葉を使わずに「噂好きやゴシップネタに興味がある」と言い換えるようにしましょう。

下世話と対義語

下世話と真逆の意味になる対義語としては、高尚、上品、高潔、エレガントなどがあげられます。ゴシップ話や身の回り人の恋愛ネタばかりしている友達に「下世話な話ばかりしていないで、もっと上品な話をしたら?」と指摘をするときに使います。

下世話の使い方を例文で紹介

下世話の意味や類語や対義語を知ったら、下世話という言葉を実際に使ってみましょう。まずは、下世話の具体的な使い方や例文を紹介します。今まで下世話という言葉を使ったことがない人は参考にしてみてください。

使い方①世間話の意味合いで

勉強の話や政治の話など、難しい話ばかりをする人に対して「たまには少し下世話な話をしてみませんか?」と提案するときに使います。「下世話な話って?」と聞かれたら「好きな芸能人って誰ですか?」「話題になってた〇〇のスイーツ食べたことありますか?」などの会話をしてみましょう。

下世話な話だからと、身近な人の恋愛話や不倫話などをいきなり振ると下品な人という印象を持たれることもあります。自分から下世話な話をするときは、内容には十分気を付けるようにしましょう。

使い方②一般論の意味合いで

初めての長期出張で、何を用意していいのか分からないときは「下世話なことなんですが、こういうときってスーツを何着持っていくものなんでしょう」「毎回、夕食は会社の人と食べるものなんですか」と、上司などに尋ねてみましょう。この場合の下世話は、「一般的には」「みんなは」「庶民的には」という意味で使います。

下世話の意味を正しく理解している人が相手なら、変なことを聞いてきたとは思いません。こうしなければいけないという明確なルールがないことに対して、他の人はどうするんだろう、慣習ではどうしているんだろうと疑問に感じたときに使ってみましょう。

入社してすぐの会社で上司の冠婚葬祭があった際、いくらお金を包むのか分からないときにも、下世話という言葉は使えます。表面的には「金額は気持ちでいいよ」と言われても、みんながどれぐらい包むのかが気になるのは当然です。そんなときには「下世話なことなのですが、〇〇さんが私の立場ならいくら包みますか?」と尋ねてみましょう。

「〇〇さんならいくら包みます?」とストレートに尋ねるよりも「下世話なことを聞きますけど」などのワンクッションがあることで、聞かれた相手も「あくまでも一般論を言えばいいのよね」と答えやすくなります。
 

使い方③世間で話題になっている話として

下世話という言葉には井戸端会議に話されるような内容や、ゴシップ的な話題も含まれます。そのため「最近、近所にできたたこ焼き屋さんあるでしょ?下世話な話だけど、あそこの経営者、元教師らしいよ」などと使うことができます。

「〇〇さんのゴミの捨て方が良くない」、「××さんのお父さんはお医者さんなのに、息子はフリーターらしいわよ」などの興味がない人からすれば「くだらない」としか思えない話題も「下世話な話」としてあげられます。

このような話題ばかり話している人のことを「いつも下世話な話にばかり夢中になってるよね」と指摘するときにも「下世話」は使われます。

下世話の間違った使い方を例文で紹介

下世話という言葉は間違った使い方をされやすい言葉です。下世話の間違った使い方を具体的に紹介します。自分が同じような間違った使い方をしていないかチェックしてみましょう。友達や家族が間違った使い方をしていて、同じように誤った使い方をしている人もいるようです。「自分は大丈夫」と思い込まずに、いま一度確認してみましょう。

使い方①下世話な話(話に対して使う)

下ネタばかりをしている男性に「ずいぶん下世話な話が好きなんですね」と言うのは、間違った使い方です。下世話な話には「一般的な」という意味もあるので「一般的な話題として、下ネタを話しているんですね」と指摘していることになります。

相手への嫌味として「下世話な話をしてますね」と言ったつもりなのに、逆に「下世話の意味を間違って使っている」とバカにされてしまう可能性もあるので、気を付けて使うようにしましょう。

使い方②下世話な人(人に対して使う)

ニュースを全く見ずに、ギャグ漫画やお笑い番組ばかり見ている人に向かって「下世話な人ですね」と嫌味のように使う人がいますが、これはあまり正しい使い方とは言えません。上司の不倫や同僚の元カノの話題などが大好きな人に向かって「下世話な人ですね」と言うのが正しい使い方です。

誤用しやすい下世話を検証しよう

よく間違った使い方をされやすい「下世話」について詳しく知りましょう。自分が間違った使い方をしている場合や、他人から間違った使い方をされていないか考えてみましょう。

「下ネタ」との違い

「下ネタ」と「下世話」は同じ「下」という漢字が入っているので、同じ意味として勘違いしている人が多いです。下ネタも下世話も「上品な話ではない」ことは共通しています。しかし「下ネタは下品でなおかつ、性的な話題」に限定される言葉です。下世話は俗っぽい話題を指すときに使いますが、性的な話題に限定された言葉ではありません。

「下衆」との違い

「下衆」は「げす」と読みます。下衆と聞くと「ゲスの極み乙女。」を思い出すけれども、日常的に使わない人も多いかもしれません。若い人よりも年配の方のほうが使うことが多い言葉と言えます。

下衆も下世話にも同じ「下」という言葉が付きますが、下衆は、いやしい人や、下品で品性が感じられないような物に対して使う言葉です。下世話には、世間一般を指すような意味もあるので、下世話よりも下衆のほうが品性が低い人や物を意味します。

「野暮」との違い

「野暮」とは「やぼ」と読みます。「野暮ったい服装だね」「野暮なことを言わないでよ」などと使います。

下衆と同じように、若い世代よりも年配者に多く使われている言葉と言えます。野暮は、センスがない、洗練されていない状態を意味します。対義語として「粋(いき)」があげられますが、粋という言葉も若い世代にとってはあまり愛着がない言葉かもしれません。下世話と野暮の本来の意味は違いますが、同じように使われることもあります。

例えば、会社の上司が同僚と2人で食事をしている場をたまたま見たときに、別の同僚に「あの2人、付き合っているのかな」「いつから付き合っているんだろう」「どっちが告白したのかな?」なんて聞くと相手によっては「下世話なことが好きだね」「野暮なことを言うね」とあしらわれてしまうかもしれません。

この場合は、野暮と言われても、下世話と言われても使い方としては正しいと言えます。どちらにしてもあまり良い意味ではないので、他人から言われないように気を付けましょう。

「下世話」を使う時は気をつけよう

「下世話」という言葉の意味は、悪い意味ばかりではありません。しかし、正しい意味を知らずに「下ネタと同じ意味っぽい」「他人を中傷するときに使う言葉」と思い込んでいる人も多い言葉です。

そのため、友達同士で、芸能人のゴシップ盛り上がっているときに「うちらって下世話な話、好きだよねー」と笑いながら言うと「一緒にしないで!」と急に怒り出す人もいるかもしれません。下世話という言葉の意味を勘違いしている人がどのような反応をするかは分からないので、あまり気軽に使わないほうが良い言葉と言えます。

特に他人に対して「下世話」という言葉を使うと、相手を非常に怒らしたり悲しませる原因になる恐れもあるので、できれば「下世話」を違う言葉に言い換えて使うようにしましょう。

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この記事のライター
清水あおい
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