タイヤネックレスとは?今もある私刑の方法や背景とは【閲覧注意】

タイヤネックレスという言葉を調べると、トラウマになりそうなほどにひどいリンチの画像が見つかります。死刑ではなく人を私刑に処すために使われたというタイヤネックレスに関して、実行方法や南アフリカを発祥とする背景などについてお伝えします。

タイヤネックレスとは?今もある私刑の方法や背景とは【閲覧注意】のイメージ

目次

  1. 1タイヤネックレスとは
  2. 2タイヤネックレスが生まれた背景
  3. 3タイヤネックレスの詳細や手順について
  4. 4タイヤネックレスは今でも行われている?
  5. 5タイヤネックレスは残虐非道な処刑方法だった

タイヤネックレスとは

タイヤネックレスという言葉をご存知でしょうか。タイヤネックレスは人気の漫画や映画、ドラマでも取り上げられた話題であるため、見かけたことがあるという人も少なくはないでしょう。ここではそんなタイヤネックレスの概要についてご紹介します。

処刑方法の一つと言われている

タイヤネックレスは罪人を処刑する方法の一つです。その方法は首にかけたタイヤに火を付けて焼き殺すというもので、タイヤネックレスは数ある処刑方法の中でも非常に残虐なものと言われています。処刑された人が絶命するまでに感じる苦しみは、他の処刑方法と比べても類を見ない凄惨さなのだそうです。

一体どのようにしてこの残虐な処刑方法が生まれたのか、詳細な処刑方法はどのようなものなのか、タイヤネックレスに関する詳細はこの後ご紹介します。

検索してはいけない言葉とも…

タイヤネックレスという言葉で検索をかけると、タイヤネックレスによって処刑された人の画像を見ることができてしまうと言われています。極度にショッキングな画像であり、人によってはトラウマになりかねない画像です。

殺人現場などのショッキングな画像や動画は、見る人の精神に悪影響を及ぼすことはすでに周知の事実です。元々苦手だという自覚がある人は、遊び半分で処刑現場の画像などを見ることは避けましょう。

タイヤネックレスが生まれた背景

タイヤネックレスが最初に行われたのは南アフリカだとされています。そして、タイヤネックレスは南アフリカが持つ悲しい過去が残した負の遺産だと言われています。南アフリカでどのようにしてタイヤネックレスが生まれたのか、南アフリカと人種差別の歴史に触れながらお伝えしていきます。

アパルトヘイトの時代に生まれた

南アフリカでは長年にわたり、アパルトヘイトと呼ばれる人種差別政策が1994年に廃止されるまで続けられていました。当時は、白人以外の人々は全て差別の対象とされ、いろいろな面で不遇な日々を送ることを余儀なくされました。

選挙に関しては投票する権利や立候補する権利が白人にしか与えられず、住む場所にも制限がかけられて自由に住居も選べませんでした。また、仕事の選択にも規制があり、白人でない人々は条件の悪い中での生活を強いられていました。その他にも白人以外に不利な政策が当然のようにまかり通っていたのです。

このような不満が高まる環境の中で、差別されていた白人ではない人々が1980年代に行うようになったのが、タイヤネックレスという処刑の方法でした。

民衆による見せしめ目的のリンチだった

タイヤネックレスが行われ始めた当時、アパルトヘイトによる差別に反対していた白人以外の人々が、白人側に与した同族の人を処刑するためにタイヤネックレスを行っていました。つまり、白人側に寝返った裏切り者を見つけ、タイヤネックレスによって処刑をしていたのです。

裏切り者を民衆の前で処刑する、いわゆる見せしめ目的のリンチであり、実際にタイヤネックレスで人が処刑されている時にはオーディエンスが取り囲んでいたと言います。人々は火を付けられた人の周囲で、罵詈雑言を浴びせかけながらはやし立て、処刑の様子を見ていました。

死刑ではなく私刑として執り行われた

タイヤネックレスは南アフリカや別の国でも、国家が定めた死刑の方法として認められたことはありません。法律に則って行われる死刑ではなく、民間人の中で決定されて処刑を行う、私刑として行われていたのです。

歴史を見ればタイヤネックレスに匹敵するような残虐な処刑方法は数多くありますが、現代では死刑制度を廃止する国が増える傾向があります。また、現代では死刑制度を残している国家で死刑を執行するにしても、死刑囚の苦痛をできる限り抑えるように工夫された方法で処刑が行われています。

タイヤネックレスの詳細や手順について

最も残虐な処刑方法の一つだと言われているタイヤネックレスは、どのような手順で行われるものなのか、ここでは詳細にお伝えしていきます。また、処刑にかけられる人がどれほどの苦痛を受けて命を落とすのかについても説明していきます。

手順①タイヤに大量のオイルを染みこませる

まず、処刑される人の首にかけるタイヤを用意し、タイヤに大量のオイルを染みこませます。合成ゴムでできたタイヤにはオイルが染みこみやすく、この大量のオイルが処刑のための強力な炎のもとになるのです。タイヤネックレスの刑にかけられた人は、この強烈な炎に巻かれて処刑された後にはまさに黒焦げの状態にまでなると言われています。

手順②対象者の首にタイヤをかける

前の工程でたっぷりとオイルを染みこませたタイヤを、処刑される人の首にかけます。首にかけることで火を付けられた後に、タイヤが熱で縮んでいき、首が絞められる形になります。そのため、タイヤネックレスで処刑される人は熱さや火傷の痛みの上に、息ができない苦しみまでを味わって命を落とすことになるのです。

タイヤで締め付けられて窒息死するまでには一定の時間がかかり、長時間苦しみが続くと言われています。古くから処刑に用いられたと言われている火あぶりの刑よりも、さらにタイヤネックレスという処刑方法が残虐だと言われている理由は、この苦しみの凶悪さと持続性だと言えるでしょう。

手順③タイヤに火をつける

オイルを染みこませたタイヤを受刑者の首にかけた後、最後にタイヤに火を付けます。先ほど説明をした通り、本来タイヤネックレスは裏切り者を公開処刑するために用いられていた方法でした。そのため、タイヤに火を付けられる瞬間や燃やされる人が苦しむ様子を、民衆が取り囲んで騒ぎながら見るという異様な光景が当時の南アフリカにはありました。

タイヤに染みこませた炎の勢いはすさまじく、拉致されたり突然襲われたりした人が火を付けられれば、炎から逃れることはほぼ不可能です。ほとんどの場合は抵抗することもできずに、全身を焼き尽くされる結果となります。

幸運にもタイヤネックレスの刑にかけられて生き残った場合でも、顔や上半身を中心に大やけどを負い、喉はつぶされた状態になります。生き残ったとしても苦しみ続けなければならないのが、タイヤネックレスという処刑方法の特徴なのです。

タイヤネックレスは今でも行われている?

アパルトヘイトの時代が終了した現在でもなお、世界でもトップレベルで治安が悪い場所だとされている南アフリカですが、近年でもタイヤネックレスが行われているという話があります。南アフリカでタイヤネックレスが行われたという報道について見ていきましょう。

また、アパルトヘイトとは関係のない南アフリカ以外でもタイヤネックレスが行われていると言います。他の地域ではどのような理由でタイヤネックレスが行われたのでしょうか。その他の事例についても合わせて説明していきます。

フランスの通信社の報道で明るみに

2011年、南アフリカでタイヤネックレスが行われたことをフランスの通信社が報道したことで、事態は明るみに出ることとなりました。報道によると、強盗と殺人の罪を犯した犯人を、地元の人々が捕まえて警察に引き渡すこともせずに、そのままタイヤネックレスで焼き殺してしまったと言います。

南アフリカは非常に犯罪の多い国であり、殺人に限っては日本の100倍以上の比率で発生しているとまで言われています。そのため、警察だけでは犯罪に対応できず、治安が改善しない状態が続いてしまっていました。

この事件は、そんな一向によくならない現状に苛立った地元の人々が、自分たちで強盗殺人犯を捕まえて処刑をするという行動に出たのだと考えられています。このようにタイヤネックレスは、現代でも国家や警察など、大きな権力へ訴える方法の一つとして利用されている節があります。

南アフリカではタイヤネックレスの復活も…

先に説明した強盗殺人犯へのタイヤネックレスが起こった場所は、アパルトヘイトで差別されていた人々が以前住んでいた地区だったことから、アパルトヘイト時代のタイヤネックレスの復活として捉えられることもあります。

1990年代から2000年代には南アフリカ以外でもタイヤネックレスは行われ、コートジボワールやブラジル、ナイジェリアでタイヤネックレスが行われたという報道があります。強盗や反社会的組織のメンバーのリンチのためにタイヤネックレスが行われたり、宗教間の対立を原因としてタイヤネックレスが行われたりしています。

さらに、2010年を過ぎてからもタイヤネックレスは行われているという記録があります。中央アフリカ共和国では近年になっても宗教問題に端を発した紛争が絶えず、タイヤに火を付けて人を殺すリンチが行われたと報じられています。

タイヤネックレスは残虐非道な処刑方法だった

南アフリカを発祥とし、アパルトヘイトが作り上げた負の遺産とも言われるタイヤネックレスについて説明してきました。タイヤネックレスという残酷な処刑方法は、宗教問題による紛争が起こっている地域や治安が悪い地域では現代でも行われています。

タイヤネックレスという負の遺産を崩壊させるためには、紛争の終結や治安維持が大きな課題と言えるでしょう。

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