自分を律するの意味とは?自己を律する方法・律するとどうなる?

自分を律するとはどの様な意味があるのでしょう。自分を律するの意味や類語、使い方、さらにその方法について徹底的にレクチャーしていきます。自分を律するの例文や自分を律するとどうなるか、関連することわざも紹介していきます。自分を変えたい人は今すぐチェックしましょう。

自分を律するの意味とは?自己を律する方法・律するとどうなる?のイメージ

目次

  1. 1自分を律するとは?
  2. 2自分を律するの使い方【例文】
  3. 3自己を律する方法
  4. 4自分を律することができるとどうなる?
  5. 5自分を律するに関することわざ
  6. 6自分を律するようにして生活を充実させよう

自分を律するとは?

「自分を律する」という言葉はあまり日常で多用するものではありません。それよりも何かの節目の時や、その人にとって特別なことがあった時に気持ちを新たにしながら使用する印象が強いと言えるでしょう。気持ちが引き締まり、気合も入り、緊張感も感じられるかもしれません。「自分を律する」とは何を意味し、どのような時に使用する言葉のでしょうか。

「自分を律する」の意味

「自分を律する」とは、自身の考えや欲望、怠惰な心に負けず、あるルールや規範に則って自らを統制したり、管理することを意味します。人間とは本来怠けたい生き物であり、気を付けないとすぐに気が緩んでしまうことがあります。しかし、それでは失敗や挫折など人生が立ち行かなくなることも起こってきます。

このままでは通用しないとか、もっと成長していかねばならないとか、二度と同じ失敗はしたくないと感じたときに、誰もが自分を律することを考えるのです。

「自分を律する」の類語

「自分を律する」の類語としては、「自らの打ち克つ」「自らを克服する」「克己する」「自己抑制する」「自制する」などがあります。

今までの自分を改めたり、自分の中にある欲や怠惰な心に負けず自らを律していくという意味で使っていく言葉です。大きな目標に向かっていくとか、人生を見直してステップアップしていきたいと決意したときなどに多用される前向きな意味合いが含まれています。

挫折した後などでも負けずに自己をコントロールして頑張るためにこれらの類語を使用することもあります。

自分を律するの使い方【例文】

冒頭にも述べましたが、「自分を律する」は、日常生活であまり多用する言葉ではありません。それではどのような場面で使うのでしょうか。具体的な例文と共に確認していきましょう。

使い方①目標に達成する時

仕事などで何らかの目標やミッションがある場合に、それを達成したり成就するべく、「自分を律する」という言葉を使用します。例文を見ていきましょう。「オリンピックに出場してメダルを獲得するために、今のタイムに甘んじず自分を律して日々厳しいトレーニングに精進していきたいと思います」というように使用します。

使い方②モラルを守り立派な人になる時

社会のルールや常識、モラルなどを守って人として立派になることを期するときに「自分を律する」という言葉を使用します。早速例文を見ていきましょう。

「これから社会人になると、周囲からの厳しい目にさらされる場面が増えてくることでしょう。しかし、自分を律して日々研さんに励み、多くの人から信頼される人物になってください」というように使用します。

使い方③相手の行動を止める時

身近な人が良からぬ行動を起こそうとしているのが分かった時に、相手の行動を止めたり戒める意味で「自分を律する」という言葉を使用することもあります。例文を見ていきましょう。

「最近お酒で酔うことが多く、帰宅時間も遅く、このままではいずれ仕事でも大きなミスを犯しかねないと思う。この辺りで将来のためにも自分を律して生活を見直したらどうですか」というように使用します。

自己を律する方法

現実に自己を律するためには、どのような方法があるのでしょうか。自己抑制して、自分をコントロールするというとハードルが高くて難しいと考える人もいるかもしれません。しかし実際はそうではありません。誰もがその気になれば、今からでもできることなのです。

方法①不安になってみる

自己を律するというのは、自己改善していくことや、自らを成長させていくというニュアンスがあるのに、「不安になってみるとはどういうこと」かと感じる人もいるかもしれません。しかし何らかの失敗やミスが起こってくるとすれば、それは自己の認識が甘かったり、こんなこと起きるわけがないと奢る気持ちが強いことが原因していることがあるものです。

そこで、例えばこのまま体重が増加し続けたらどうなるか、アルコールを好き放題飲み続けたらどうなるか、と先の状態をシミュレーションしてみるのです。メタボになれば成人病リスクが増え、酒乱になれば人生を棒に振ることもあるでしょう。そう考えると不安な気持ちになります。

しかしこの不安な気持ちが自制心につながり、余分なリスクを回避することもできるのです。不安に気持ちになってみるというのは、一種の危機管理と考えましょう。

方法②やるべき事を書きとめる

人はなかなか自分の癖や考え、独自に行動パターンから抜け出せないものです。「無くて七癖」という言葉もあるように、知らず知らずのうちに自分なりのやり方を続けていることが誰にでもあります。そこで自分を律するために具体的に何が必要かを書き上げていくのも良い方法です。

ただ頭の中だけで考えているだけでは、本来の自分に負けてしまうことが多いのです。そこでやるべき事を「to doリスト」のようにして書き留めて視覚に訴えてみると、より意識が高まり自己コントロールが上手くできるようになるでしょう。

方法③別のことを考える

自分を律するためには、まったく別のことを考えて対象のものから自分の意識を外していくのも良い方法です。どうしても食べたいスイーツがある、競馬がしたくてたまらない、ゲームをしないではいられない、など自分を誘惑するものが目の前にあると、どうしても本来の自分に負けてしまします。そこで全く違うものを考えるように習慣づけるのです。

運動をするとか、気の置けない仲間に連絡をして自分が克服しようとしていることを話して聞いてもらっても良いでしょう。別のことに意識を向けて動いているうちに、気持ちが変わってきて、気付くと律することができていることがあるのです。

方法④成功後を想像する

自分を律して、自己抑制を頑張って努力したあかつきに成功したらどのようなになるかを具体的に想像するのも良いでしょう。人は報酬や見返りがあるからこそ、苦手なことにも挑戦できるものです。逆に何の結果も成果もないとすれば、モチベーションを保つことはまず難しいでしょう。

成功したあかつきには、立場が変わる、モテる、収入がアップする、美しくなれるなど考えながらワクワクしていると、自分を律する行為が苦しいものから喜びにすら変化するものなのです。

方法⑤体を動かしてみる

先ほど「別のことを考える」のところでも少し触れましたが、体を動かしてみるのも自分を律するためにはおすすめです。自制したり、自己をコントロールするのは基本的に気持ちや頭脳が関係しています。

ただ気持ちや頭だけを独立させて、自分を律していくというのは至難の業ですし、逆に不自然と言えます。それよりも体全体を動かして、自分の身を置く場所も変えてみることで連動して気持ちや発想も変化してくると考えましょう。

いつもとは異なる体の部位を動かして、血流やリンパの流れを良くし、代謝も改善されればポジティブ思考にもなり、自己抑制が成功へと導かれていくと期待できるのです。

自分を律することができるとどうなる?

果たして人は自分を律することができるとどうなるのでしょうか。人が最も楽に感じるのは、自分の好きなことを好きなようにしていくことでしょう。しかし自分を律するというのは、これとはほぼ対局になる行動と言えます。そのようにすることで人はどうなっていくのか、具体的に見ていきましょう。

①前向きな性格になる

自分を律するという行為は、決して楽ではありません。しかし考え方や行動に変化をつけるため、必ずそれまでとは違った風景や環境が見えてくることになるでしょう。それが実感できれば、性格も前向きになってきます。

もっとこうしたらどうなるか、あれも試してみようなど、とより新しい世界に興味が湧いてきたり、それをクリアするためには何をしようかとモチベーションもアップしてくるでしょう。そして毎日の行動ともに性格も連動して、ポジティブに変化していくと期待できるのです。

②人間関係が豊かになる

自分を律すると人間にも変化が出てきます。より厳しい規律や質の高いルールに則って自分を改めていくと、同じように自己を高める意識の高い人とのつながりが出てきます。新たな勉強をしていけば、その分野を究めた人との縁が繋がるかもしれません。

自己の健康管理のためにスポーツを始めれば、既に長年取り組んで頑張っている意識の高い人と知り合いになれることもあるでしょう。そして、そのような人たちは他に多くの知り合いとの縁も持っているため、紹介してもらえることも考えられます。

このように自己を律することで、それまでに縁のなかったタイプの人たちとのネットワークがどんどん広がって豊かになっていく可能性があるのです。

③何事も頑張るようになる

自分を律するようにできると意識や行動が目に見えて変化していきます。自分を律することで、時間やお金の使い方、さらに人付き合いや仕事への姿勢など、その影響はあらゆる場面に及んでいくでしょう。人の生活は決してすべてがぶつ切れではありません。何らかの形で繋がり連動して構築されているのです。

そのため、あることへの意識が変化すれば、それが必ず次の変化へと繋がっていきます。そして気がつくと、何事にでも頑張れる自分になっているかもしれません。

④成功しやすくなる

先述のように自分を律すると、自ずとポジティブになり人間関係にも良い変化が訪れます。社会は人と人との繋がりでできているため、前向きで自己管理がしっかりできる人には、周囲から注目が集まります。そして評判が良くなれば信頼され、多くのチャンスも舞い込んでくるでしょう。すなわち、自分を律することで成功を治めやすくなると考えられるのです。

⑤無駄遣いしなくなる

自分を律するようになるとお金の使い方にも変化が出てきます。無駄な遊びや娯楽を控えるようになったり、いたずらに遊びに出かけることも極端に減ってきます。すると、そこに使っていたお金が手元に残るようになり、無駄遣いしなくなった分、本当に必要なことに投資したり、貯金することもできるようになるでしょう。

自分を律するに関することわざ

人は生きていれば、誰もが失敗したり、挫折したり、耐えがたい我慢をしなければならないこともあります。人の歴史はそのようなことの連続と言っても良いかもしれません。そのため人類は常に自分を律するということと懸命に向き合ってきた側面もあるのです。

その証拠として古来より伝わることわざの中にも「自分を律する」ことを意味したり、示唆するものが少なからず存在します。そのような箴言に触れる時、人は折れそうな心を持ちなおしたり、もっと頑張ろうと思い返すことができるものです。最後に「自分を律する」に関することわざをいくつか紹介していきましょう。

ことわざ①近くて見えぬは睫

人は他人のことは良く分かっても、自分自身のことは良く見えていないものという戒めの意味があるのが「近くて見えぬは睫」ということわざです。自分を律して高い意識で自己管理するからこそ、初めて自分のいらない点に気づけるものです。「灯台下暗し」と同じように使われます。

ことわざ②ならぬ堪忍するが堪忍

人生は、自分の思うようにならないことの連続です。仕事や人間関係、恋愛や子育てなど行く先々で自分の理想や考えとは、異なる現実に多くのストレスを抱えることもしばしばあります。そこで、この「ならぬ堪忍するが堪忍」ということわざが存在感を増してきます。

自分の思うようにならないことがあった時こそ、そこで我慢するのが本当の堪忍であるということです。人によって我慢ならないものが違います。そこを耐えるのが自分を律するということなのです。

ことわざ③短気は損気

生きていて辛いと思うのは、怒りの気持ちを我慢しなければならない時です。カッとして腹が立った時、目の前のその人に言いたいことを言えたらどれだけスッキリするかという場面が誰しもに訪れます。上司や部下、恋人や世間に対してなど、その対象は様々です。しかしそこで腹を立てて表情を崩し、不満をぶちまけては元も子もなくなるものです。

「短期は損気」、結局短気を起こした方が損をするという自戒の意味が込められた深い言葉です。カットした瞬間にこのことわざを思い出して、自分を律することができれば随分人として器が広がり、成長できることでしょう。

ことわざ④実るほど頭を垂れる稲穂かな

世の中で活躍し、立場を築いて立派になっていく人ほど謙虚であることを意味するのが「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざです。周囲からチヤホヤされて、少々上手く行ったところで決して甘んじずにさらなる成長を期していく、まさに自分を律することに真剣な人を表すことわざと言えるでしょう。

ことわざ⑤天を恨みず人を咎めず

人生で上手くいかないことや理不尽なことが起きてくると、つい自分の運命を嘆き天に恨みごとの一つも言いたくなるものです。しかし、そこで運命や天、また人に責任を転嫁していても何も始まりません。あくまでも自分を律することでその難局を乗り切ろうとすることが賢明な方法と言えるのです。

割り切れないもろもろの想いをグッと抑え込みつつ「天を恨みず人を咎めず」を心に言い聞かせて生きていければ、先にきっと良いことも起きてくるだろうという希望と克己心を抱かせることわざです。

自分を律するようにして生活を充実させよう

同じ一生を送っていくなら、実り多きものにしていきたいと思う人は少なくないでしょう。しかしそのためには、しっかりと土を耕し、種を撒いて水をやり、風雨にも耐えていかねばなりません。自分を律するということがまさにそれに値します。しかし、これができれば生活が充実し、花も咲き、実るときもあるでしょう。

自分を律することはは地味ですが、確実に良い人生へと自分を誘ってくれると言えます。そのような未来を夢みて、今からでも自らを省みてみましょう。

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