「やもめ」の意味や語源とは?やもめ暮らしと早死にの関係は

やもめ暮らしの「やもめ」という言葉の意味や語源はどんなものなのでしょうか。また、やもめ暮らしと早死にには関係があるというのは本当なのでしょうか。やもめ暮らしにおける男性と女性の違いや、やもめという言葉と未亡人という言葉の違いも合わせて紹介します。

「やもめ」の意味や語源とは?やもめ暮らしと早死にの関係はのイメージ

目次

  1. 1「やもめ」とは
  2. 2やもめ暮らしのデメリット
  3. 3やもめ暮らしのメリット
  4. 4やもめ暮らしと早死にの関係は
  5. 5男性のやもめ暮らしは早死にの危険性がある

「やもめ」とは

やもめ暮らしという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。ここでは、やもめ暮らしの「やもめ」という言葉の意味や語源、さらに未亡人という言葉との使い方の違いについて紹介していきます。

「やもめ」の意味や語源

やもめという言葉は、非常に古くから使われている言葉です。奈良時代や平安時代の書物の中にもやもめという言葉が見つかっており、このことから1,000年以上にわたって、やもめという言葉が伝わり続けていることがわかります。

やもめという言葉はもともとは独身女性を指す言葉として使われていましたが、現代では意味が変わり、結婚した人が配偶者を失って独身でいる状態のことをやもめと呼んでいます。

「やもめ」と「未亡人」の違い

未亡人は夫と死別した女性を指す言葉であり、離婚によって現在は独身である女性のことを未亡人とは呼びません。未亡人という言葉にはやもめとは別に語源があり、未亡人という言葉が生まれたのは昔の中国だったといいます。

未亡人はその字面の通りに、未だ死んでいない人という意味で、夫が亡くなったのに生き残ってしまっている人という意味で中国では使われていた言葉でした。このような言葉が生まれたのは、昔の中国には夫が亡くなったら妻も後を追うという風習があったためです。

現代ではそのような風習はなくなり、未亡人という言葉にも、単純に夫と死別した女性という意味だけが残っています。やもめという言葉は未亡人とは違い、独身になった理由が死別でも離婚でも使用される言葉です。

「やもめ」は男性・女性どちらにも使える

やもめという言葉は男性と女性のどちらにも使える言葉です。そのため、男性か女性かをはっきりさせたい場合には、男やもめ、女やもめのように、頭に男女どちらかを付けて表現します。ただし、相手がやもめだったとしても面と向かってやもめという言葉を使ったり、友人や知人を誰かに紹介する時にやもめという言葉を使うことは一般的にありません。

はっきりと差別用語だと認識はされていませんが、やもめという言葉には、侘しい、寂しそうといった良くないイメージがあります。他者に対して使うことは失礼だと感じられることがあるので注意が必要です。

やもめ暮らしのデメリット

配偶者と死別や離婚をして独身となってからの生活をやもめ暮らしと呼びますが、そのやもめ暮らしには大きなデメリットがいくつかあると言われています。精神的な負担や経済的な負担など、やもめ暮らしのデメリットをここでは紹介していきます。

愛する人を失う喪失感がある

配偶者との生活に慣れてしまっているのであれば、家族が減ってしまうことにより寂しさを感じる人も多くいると言われています。特に突然の死別や望まない離婚によって、やもめ暮らしが始まってしまった場合には、配偶者を失ってしまった喪失感とともに生活をすることを余儀なくされます。

配偶者と二人で住んでいた家に、やもめ暮らしが始まっても住み続ける場合には、思い出がよみがえってきて余計に寂しい気持ちになるという意見も見られました。子どもやペットもおらず、突然一人暮らしが始まってしまった場合にも精神的な負荷は大変大きいものです。ひどく気落ちして体調まで崩してしまう人もいます。

経済的な負担が大きい

例えば男性が会社などで働いて収入を得て、女性が専業主婦だった場合、死別や離別をして女性がやもめになってしまえば収入が得られなくなります。養育しなければならない子どもがいる場合には、経済的な負担は特に大きいものです。

専業主婦や主夫でなかったとしても、共働き家庭が当たり前の現代では、妻と夫のどちらかを失えば今までよりも家庭へ入る金銭が少なくなる家庭が多いでしょう。困窮度合いは異なれど、やもめ暮らしになって経済的負担を感じる人は多くいます。

一人でやらなければいけないことが多い

これまで配偶者に家事を任せきりにしてやもめ暮らしが始まってしまった場合や、子育てをする必要がある場合には、一気に生活する上での作業が増えることになります。特に長年配偶者と一緒に生活しその生活に慣れているのであれば、やもめ暮らしへとシフトしていくのは精神的な面でも家事などの面でも負担が大きくなるものです。

長年の積み重ねの分だけ、やもめ暮らしのスタートは、若者が家族から離れて一人暮らしをスタートさせるよりも大変なことだとも言えるでしょう。

やもめ暮らしのメリット

やもめ暮らしをすることにはデメリットばかりではなく、メリットもたくさんあります。やもめ暮らしをする上でのメリットをここでは紹介しますので、一人での再出発を考えている人はぜひ確認してみてください。

国からの助成制度がある

寡婦控除という死別や離婚後に再婚をしていない人に対する助成制度があります。定められた条件を満たしていれば所得税や住民税が控除されるため、その分家計への負担が軽減されます。

寡婦控除の条件から見て、多くのシングルマザーが寡婦控除の対象となると考えられます。しかし、寡婦控除の制度を知らなかったり日々の生活が忙しいあまりに申請をしそびれたりする人も多くいると言われています。

自分の自由に生活できる

大変な介護の末に配偶者と死別した場合や、離婚して重すぎた精神的負担から解き放たれた場合には、結婚していた頃よりもやもめ暮らしが始まってからの方が自分の自由な時間を持ちやすくなります。自分ひとりの時間や趣味の時間を大切にしたい人にとっては、やもめ暮らしの方が性に合っていると言えるでしょう。

結婚生活の中で家事と仕事に追われていた女性であれば、やもめになった方が自分の好きなことのために時間を取れるようになるのは当然です。独身になって結婚しているときよりも綺麗になったと言われる女性も多いといいます。

女やもめに花が咲く、と昔から言われていますが、男性よりも女性の方がやもめ暮らしになったとしても充実した生活を送っている人が多いとされています。

自立して働くことができる

特に女性に多いパターンですが、金銭的な面が心配で離婚に踏み切れずに、我慢して結婚生活を続けてしまう人も多くいます。しかし、思い切って離婚してやもめ暮らしを始めてしまった方が、自立して働くきっかけが得られて結果的にはよかったという例もあります。離婚や死別をきっかけに自立した自分自身を取り戻す人もいるのです。

やもめ暮らしと早死にの関係は

精神的なショックからなのか、生活の大変さからなのか、以前よりやもめ暮らしと早死にには関係があるという話があります。また、男性と女性で同じやもめ暮らしであっても違いがあるとも言われています。やもめ暮らしと早死にの関係性について見ていきましょう。

男性のやもめ暮らしには多いとも…

特に男性が妻を失って一人で生活する、男のやもめ暮らしの場合には、早死にする人が多いと言われています。老後の生活では旅行などをして妻と一緒に過ごしたいと考えている男性は多いです。妻に先立たれた悲しさや離婚した後の寂しさから気落ちしてしまうのが原因の一つだとされています。

また、特に年配の男性の中には家事に慣れていない人も多く、食事を作るのが苦手なために栄養が偏りがちになります。さらに掃除が苦手な人の場合は衛生面に心配もあるために、精神的な面以外でも早死にしやすい生活になりがちだと言います。

男やもめは痴呆症にも注意が必要

男性のやもめ暮らしの場合は、早死にする人が多くなるという話があるのとともに、認知症になるリスクが高まるという話もあります。特に結婚していた時に妻に家庭を任せきりだった男性は、認知症になりがちだと言います。

仕事一筋で生きてきた男性の中には、退職後に何をしたらよいかわからなくなってしまう人も多くいると言います。その状態で配偶者を失ってしまいやもめ暮らしになってしまえば、さらに何をして時間を過ごせばよいのかがわからなくなってしまうものです。

特にすることも見つからず、配偶者を失って話し相手もなく、外出するきっかけも失ってしまえば、脳が活性化されることがなくなり認知機能が低下する傾向が強くなってしまうのです。

男性のやもめ暮らしは早死にの危険性がある

やもめという言葉の意味や語源、やもめ暮らしをするメリットとデメリットを紹介してきました。やもめ暮らしにはデメリットもありますが、ポジティブに一人を楽しむ人にとってはメリットも大きいと感じられたのではないでしょうか。

また、男性のやもめ暮らしには早死にや認知症などのリスクも大きいことも紹介しました。男性のやもめ暮らしと女性のやもめ暮らしの違いを考えると、日ごろから自立して家事をすることや、一人での外出や趣味を持つことの大切さについて深く考えさせられるものです。

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