海洋恐怖症の症状とは?海を怖いと感じる原因や克服法は

海洋恐怖症の症状とはなんでしょうか。海洋恐怖症の人に現れる症状や働いている心理についていくつかまとめました。また、海や水を怖いと感じてしまったり巨大生物に襲われるのではないかと感じてしまう理由についても追求しました。その他にも海洋恐怖症の克服も調査しました。

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目次

  1. 1海洋恐怖症とは
  2. 2海洋恐怖症の人の心理
  3. 3海が怖いと感じてしまう原因
  4. 4海洋恐怖症の症状
  5. 5海洋恐怖症を克服するためにできること
  6. 6海洋恐怖症の人は海と関わりをもたないこと!

海洋恐怖症とは

「海洋恐怖症」とはなんでしょうか、普段あまり聞くことのない「海洋恐怖症」という名前ですが、どんな心理が働いているのか、どんな症状がでるのかなど海洋恐怖症について徹底的に掘り下げていきます。

海を連想させるものへの恐怖心

海洋恐怖症とは海に関する物事に関して恐怖を覚える症状です。「海に恐怖を覚える」と言うとほとんどの人が「溺れてしまうから」「波が押し寄せるのが怖いからだろう」と考える人が多くいます。しかし、中には泳ぐことが出来る人も存在するため、溺れてしまうということが原因とは必ずしも言えないようです。

そのため、泳げる海洋恐怖症の人に対して「泳げるから海が怖いはずはないでしょ」と思う人もいるようですが、海洋恐怖症に泳げるのか泳げないのかは全く関係ありません。つまり、水自体が怖いのではなく、海に恐怖を覚えることが多いと分かっています。

水や生物の写真も怖い

海洋恐怖症の人は症状が重くなるにつれてさまざまな海に関するものに恐怖を感じていきます。重症の海洋恐怖症になると目の前に海がある場合に怖いと感じるだけではなく、海の写真や映像でも恐怖を感じることが分かっています。自分の身になにか危険なことが降りかかってくるかどうかということは全く関係ないようです。

そのため、テレビ番組のダイビングシーンや水族館の写真などでも強い恐怖を感じてしまいます。その他にも、海を描いた絵や水中の魚を描いた絵などでも怖いと感じる人もいます。

海洋恐怖症の人の心理

海に関することが全体的に怖いと感じる海洋恐怖症の人の心理をいくつかまとめました。海洋恐怖症ではない人はなかなか理解することができない心理ですが、世の中にはそういう人がいることを把握しておきましょう。

津波に巻き込まれそう

2011年3月の東日本大震災の津波が記憶に残っている人も多いでしょう。実際に被災した人でなくてもテレビでは繰り返し津波が街を飲み込む瞬間の映像が流れました。あの映像を見た人は誰しも津波が怖いと感じたはずです。しかし、地震の際に発生する津波には注意が必要なだけであって普段は問題ないと考えている人がほとんどです。

それに比べて、海洋恐怖症の人は地震などの自然災害の時だけではなく、いついかなる時も津波に巻き込まれるのではないかと恐怖に思っています。海洋恐怖症の人は海が穏やかな状態であっても海は津波が起こる、波が襲ってくると頭に浮かんでいるため強い恐怖を感じるようです。

溺れそう

海洋恐怖症の人が全員泳げないわけではありませんが、溺れた経験から海洋恐怖症を発症してしまう人も多く存在します。足のつかない海ではプールに比べ溺れてしまう確率がかなり高くなっています。波の動きもあり、深さがさまざまな海では急に深い場所に行ってしまうこともあります。そのため、溺れてしまうかもしれない恐怖がついて回ります。

海洋恐怖症の人は一度海が怖いと感じてしまった場合、なかなかその考えが変わることはありません。また、自分自身が溺れたことのないという人であっても溺れてしまった人の体験談や再現映像などで海に恐怖心を抱き、海洋恐怖症を発症してしまう人もいます。

巨大生物に襲われそう

海洋恐怖症の人は広い海で得体のしれない巨大生物に襲われるのではないかという恐怖も強く感じています。普段利用する浜辺では巨大生物に出くわすことはまずありません。しかし、クジラやサメなどの大型の生き物はもちろん未知の巨大生物が潜んでいるのではと想像を巡らせてしまうようです。

また、映画やアニメなどで巨大生物に襲われるシーンが頭に残っており、現実にも起こるのではないかと感じてしまうとも言われています。そのため、海入ると巨大生物に襲われてしまうのではと、海に強い恐怖を感じるようです。また、実際海が傍に無い状況でも、巨大生物の写真や映像、絵などでも強い恐怖を感じてしまうそうです。

海が怖いと感じてしまう原因

海洋恐怖症の人の心理をまとめましたが、海に強い恐怖を感じてしまう海洋恐怖症になってしまう原因とは一体なんでしょうか。海洋恐怖症になってしまう原因をいくつかまとめました。海洋恐怖症になってしまう原因を知って、克服するきっかけを見つけましょう。

原因①暗い場所が怖い

暗い場所が怖いというは海洋恐怖症の原因の1つになります。海は海底に行けば行くほど太陽の光が届かず、どんどん暗くなっていきます。テレビなどで見ることが出来る深海ともなると全く太陽の光が届かないため、懐中電灯の光のみが頼りになります。暗闇は圧迫感や孤独感があり、人を不安にさせてしまいます。

そのため、寝るときは豆電球や間接照明を点けないと寝られないなどの暗い場所が怖いという人は海洋恐怖症になりやすいと言われています。

原因②海や水に対するトラウマがある

海洋恐怖症になる原因として海や水に対するトラウマも多く挙げられます。小さい頃にプールで溺れてしまった経験や溺れてしまっている人を目撃してしまった経験、水難事故の映像などにより強い恐怖を覚えた経験がトラウマとなってしまっているケースです。

また、小さい頃に海やプールなどで水に関する恐怖を味わった場合、「海=怖い」や「水=怖い」ということが強く印象に残ってしまうため、さらに海洋恐怖症になりやすいと言われています。

原因③巨大生物を想像して怖い

得体の知れない巨大生物の存在に考えを巡らせてしまうことも海洋恐怖症の原因になります。他の人が想像しないようなことまで想像しすぎてしまう想像力豊かな人は、特に海には巨大生物がいるのではと考えてしまい海に強い恐怖を感じるようです。

また、果てしなく広い海では大型のクジラやサメなどの存在以外にも、まだ人間が発見できていない巨大生物が存在しているのではないかと考えてしまうことで強い恐怖を感じるようです。海洋恐怖症の人は普段の生活で巨大生物に出くわすことはほぼないと言うことは分かっていても、つい想像してしまい恐怖を感じてしまうと言われています。

原因④水の抵抗を受けることへのストレス

水の中では地上にいるときにはない抵抗を感じます。水の抵抗がある場所では自分の身体を思い通りに動かすことができません。そのため、思うように動けないというストレスを強く感じることになります。

水の抵抗を受けることのストレスをは海洋恐怖症の原因の1つです。水の中にいると人間はうまく動くことが出来ず、溺れてしまう可能性や巨大生物に襲われてしまったら逃げ切れないといったさまざまな恐怖を生み出します。

原因⑤足がつかない事へ恐怖

プールと違い海の深さは浅い場所や深い場所などさまざまです。そのため、足がつかないということも海洋恐怖症を発症する原因になります。足が届かない場所というのは普段地上で生活している人間にとってとても不安で恐怖を覚えるものです。足が届かない場所で溺れてしまったらなどと想像し、強い恐怖に襲われるようです。

足が届かないことは死に繋がると考えてしまうため、強い恐怖を感じる人は海洋恐怖症になりやすいと言われています。

原因⑥親が海洋恐怖症

親が海洋恐怖症ということも海洋恐怖症の原因の1つとして数えられています。親が海洋恐怖症の子供はかなりの確率で海洋恐怖症を発症すると言われており、関連性があることが認められています。しかし、海洋恐怖症は遺伝によって発症するものではありません。

親が海洋恐怖症の場合、子供に危険がないように海の危険性を必要以上に伝えすぎてしまうことが原因だと言われています。そのため、海に全く行ったことがない子供であっても、「海=怖い」と強く刷り込まれていることで海洋恐怖症になってしまうケースがあるのです。

海洋恐怖症の症状

海洋恐怖症の心理や原因などいくつかまとめましたが、海洋恐怖症の症状はどんなものがあるのでしょうか。海洋恐怖症の身体的な症状と精神的な症状の2つに分けてご紹介します。

身体的な症状

海洋恐怖症の人は海に全く近づかなければ恐怖を感じることもなく、普通に生活できるように感じられますが、重症な人にとっては海が近いかどうかは全く関係ありません。症状の軽い人は海から離れることで普通の生活を送ることができます。

しかし、海洋恐怖症は重症になればなるほど、実際の海だけではなく、海の写真や映像であっても強い恐怖に陥いることが分かっています。その結果、普通の人は何も感じず反対に美しいと感じる写真や映像にも関わらず重症の海洋恐怖症の人は強い恐怖を感じ、動悸や嘔吐、発汗などの身体的な症状が次々と現れます。

精神的な症状

精神的な症状としては、恐怖のあまりストレスを強く感じてしまうことです。海に関しての恐怖からストレスをを感じるだけではなく、海と関わらないようにや症状が出ないようにと意識しすぎるあまり気疲れしてしまうこともあります。その結果ストレスを強く感じてしまい不眠症になってしまうこともあります。

また、海洋恐怖症の中でも重症な人は皿を洗う時の水やお風呂の水など少量の水であってもそこから海を想像してしまい恐怖に駆られてしまうようです。そのため、海洋恐怖症の人は日常生活で強いストレスを感じたり、海に関して想像が広がりすぎてしまったりすることが非常に多く、ストレスを常に感じています。

その結果、海洋恐怖症の人は寝られなくなってしまうなど生活に支障を来たすようになります。

海洋恐怖症を克服するためにできること

海洋恐怖症の人の心理や原因、身体症状、精神症状などいくつか徹底的に説明してきましたが、海洋恐怖症を克服するためにはどんなことができるのでしょうか。海洋恐怖症を克服するためにできることをまとめました。海洋恐怖症を克服したいと思っている人はぜひ参考にしてみましょう。

海や水を遠ざけて過ごす

海洋恐怖症であっても、現在日常生活になんの問題もない場合は無理矢理克服しようとする必要は全くありません。その場合はできるだけ、海や水などを遠ざけて過ごすようにしましょう。人間は海に行かなくても生活をしていくことが十分可能です。恐怖を感じるものに無理に関わる必要はありません。

また、夏になると海水浴や浜辺でバーベキューなど、さまざまなイベントに誘われることもあるでしょう。その場合はきちんと海洋恐怖症だから行く事ができないということをしっかりと伝えましょう。適当な理由で誘いを断ってしまった場合、後日また誘われてしまうこともあります。毎回誘いを断ってしまうと相手への印象もあまりよくありません。

そのため、初めから海洋恐怖症ということを相手に伝え、次回からも海が近い場所でのイベントには参加することができないという意思を伝えましょう。

海洋恐怖症を告白する

海洋恐怖症ではない人にとって「海が怖い」というのは、「誰でも海は怖いだろ」と言ったように周囲の人は大ごとだと感じていないことがほとんどです。そのため、海洋恐怖症の人に対して海は怖くないものだと永遠と説得しにきたり、克服させようと無理やり海に連れていかれるなど苦痛を味わうことにもなりかねません。

そのため、しっかりと海洋恐怖症について相手に伝える必要があります。自分は海に近づくとどんな症状がでるのかと言うことを周囲の人に告白してみましょう。真剣なトーンで海洋恐怖症とはなにか、身体症状や精神状態はどうなってしまうのかなどを話せば、周りの人もきっと理解を示してくれるはずです。

セラピーやカウンセリングを受ける

日常生活に支障を来たすほどの重度の海洋恐怖症の場合、自分で克服することはほぼ不可能です。そのため、セラピーやカウンセリングなど専門機関を受診することを強く勧めます。世の中にはさまざまな症状を持つ人がおり、海洋恐怖症もその中の1つです。そのため、こんなことでセラピーやカウンセリングを受けてもいいのかと悩む必要は全くありません。

また、自分で克服しようとするあまり、海洋恐怖症が悪化してしまうというケースや尻込みしているうちに症状が悪化してしまうというケースもあります。海洋恐怖症の治療にはさまざまな方法が存在しているため、自分にあった克服方法を早く見つけ克服していけるといいでしょう。

海洋恐怖症の人は海と関わりをもたないこと!

海洋恐怖症の人は海に関する物事に関して強い恐怖を感じています。日常生活の中でも他の人が感じられないストレスを知らずに感じていたり、周りから理解されないなど人知れず苦労をしていたりします。海洋恐怖症の人でもそうじゃない人でも海洋恐怖症についての理解を深めていけるといいでしょう。

また、海洋恐怖症によって日常生活が困難になってきた場合はセラピーやカウンセリングを受けるようにしましょう。そうすることで、海洋恐怖症の症状が大幅に改善する場合があり、克服することも可能になります。日常生活に支障がない程度の海洋恐怖症の場合は海との距離をうまくとって極力近づかないように生活していきましょう。

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この記事のライター
団子。

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