石女の意味や読み方とは?昔は使われていた差別用語

「石女」とはどういった意味を持つ言葉なのでしょうか。気になる読み方や語源、対義語をまとめました。また「石女」は差別用語としてタブーになっていたり、男性から離婚を切り出される要因になっていたりしたという情報についてもまとめました。

石女の意味や読み方とは?昔は使われていた差別用語のイメージ

目次

  1. 1「石女」はタブー用語
  2. 2現在の「石女」の捉え方
  3. 3「石女」の差別的な使われ方
  4. 4離婚の原因にもなり得る不妊とは
  5. 5石女は現在では使わない方がいいタブー用語

「石女」はタブー用語

「石女」という用語はタブー用語と言われています。現在、この用語を使っている人は非常に少なく、「石女」という言葉を耳にすることはほとんどありません。「石女」という言葉は一体どんな意味を持った言葉なのでしょうか。タブー用語と言われている「石女」の読み方や対義語、語源など調査しました。

石女の意味とは

「石女」に込められている意味とは「子供を産めない女性」「子供ができない女性」「不妊症の女性」と言われています。そのため、女性に向けて使われる差別用語、タブー用語と言われています。つまり、「石女」は女性の役割を果たせていないというマイナスの意味を持った差別用語です。

石女の読み方とは

差別用語としてタブーと言われている「石女」という言葉は一体どんな読み方をするのでしょうか。「石女」の読み方には、そのまま音読みした「せきじょ」や特殊な読み方である「うまずめ」などの読み方があります。

石女の対義語とは

子供を産めない女性、子供ができない女性を意味する「石女」という言葉の対義語にはどんなものが存在しているでしょうか。「石女」の対義語には「種無し男」や「男性不妊」、「妊婦」、「経産婦」、「母親」などの言葉があります。

対義語の「種無し男」や「男性不妊」は女性側に子供ができない原因があるのではなく、男性側に子供ができない原因があること意味している言葉です。また、「妊婦」、「経産婦」、「母親」は子供を産んだことのない「石女」と比較して、妊娠したことがある女性や出産経験がある女性のことを意味した言葉になります。

そのため、このような言葉が「石女」の対義語として挙げられています。

石女の語源とは

「石女」という言葉の語源は2つ存在していると言われています。1つ目の語源として「メソポタミアの習慣」が挙げられています。メソポタミアの習慣には嫌いな人や罪を犯した人に向かって、石を投げつけるという習慣があり、石を投げられた人はその場から離れるしかないほどになるとされています。

このメソポタミアの習慣によく似た文化が日本にも存在していました。日本では昔、子供を産まない女性は自宅から追い出され、違う場所に行かなくてはいけないと言われていました。

そのため、他の場所に行かなくてはならない状況がメソポタミアの習慣に似ており、メソポタミアの習慣と日本の習慣が合わさり「石女」という言葉が生まれたと言われています。2つ目の語源として挙げられているのは「石」という文字が持つ意味と言われています。
 


「石」という文字には「役に立たない」という意味があり、子供を産まない女性は役に立たないということと掛け合わせて「石女」という言葉は作られたと言われており、「石」と「女」を合わせて「石女」としたのが語源と言われています。

現在の「石女」の捉え方

昔、使われていた「石女」という言葉はタブーとされている差別用語です。「石女」という言葉に対して現代の日本はどんな言葉として捉えているのでしょうか。気になる現代の日本の「石女」の捉え方についていくつか調査しました。

小説では今でも使用される

現代では差別用語としてあまり聞かれなくなった「石女」という言葉ですが、昔の日本を舞台とした小説や作品などには今でも「石女」という言葉が使用されています。その時代には当たり前に使われていた言葉のため、現代では差別用語としてタブーとされていますが小説などにはたびたび使用されるようです。

年配の人は使うことも

女性は子供を産んで当たり前という時代を生きていた年配の人は今でも「石女」という言葉を口にする時があると言われています。昔の日本では普通に使用されていた言葉のため、年配の人は「石女」という言葉を差別用語として認識していないようです。

そのため、現在の日本では差別用語と言われている「石女」は年配の人にとっては日常会話で飛び出す言葉の一部でしかないようです。

差別用語として認識されている

「石女」は現在差別用語として認識されています。小説など、昔の時代を背景とした作品には「石女」という言葉が登場することがあるものの、それ以外に使われることはほとんどありません。

そのため、昔の日本を舞台とした小説などで「石女」という言葉が出てきた場合、別の表現に置き換えられたり、差別的な表現があることをあらかじめ知らせたりする場合がほとんどになっています。昔と違い現在では差別用語として認知され扱われているため、昔のように気軽に使える言葉ではなくなっています。

「石女」の差別的な使われ方

「石女」は差別用語でタブーという認識が広まっていますが、「石女」の差別的な使われ方とは一体どんなものがあるのでしょうか。昔から持っている「石女」の意味を徹底的にまとめました。

石女は離婚の原因?

「石女」は離婚の原因になると言われるほどに、昔の日本の人たちは子供を産まない女性に対して非常に冷たかったと言われています。子供を産むことは女性の最も大切な役目であり、子供を産めない女性は役目を果たさない役立たずとされていました。

現代では子供が産めないというだけで離婚するのはかなり難しいと言われていますが、昔は役立たずな女性である「石女」は立派な離婚理由になっていたようです。例文としては姑が息子に言うセリフにこんなものがありました。「全然子供ができないじゃない、石女とはさっさと別れなさい」

石女がいると村が絶える?

昔は子供を産むことができない「石女」というだけで離婚する理由になるだけでなく、石女が村にいるとその村は絶えてしまうと言われるほど周囲から「石女」は嫌われていました。それだけ、昔の人々にとって女性は子供を産むのが当たり前だったことが分かります。例文としては昔を振り返ってのこんな一文があります。

「昔は村に石女がいるだけで村が絶えると非難されたものよ」

昔は石女が離婚の原因になった

「石女」は子供ができない女性を意味しており、昔は子供が産めない女性というだけで女性として全く役に立たない存在として扱われていました。そのため、「石女」は離婚する原因の1つになりました。また、それだけではなく村が絶えるなどマイナスな存在だったと言われています。そのため、現在は差別用語としてタブーとされています。

離婚の原因にもなり得る不妊とは

昔は「石女」と呼ばれ離婚の原因の1つとして挙げられていた不妊ですが、現代は不妊についてどういう解釈がされているのでしょうか。昔は女性の責任として重荷を背負っていた「石女」ですが、現代の考え方についてまとめました。

昔は不妊は女性の責任

昔の日本では子供ができないつまり、不妊の責任は女性側にだけ存在すると言われていました。そのため、子供を産まない女性は「石女」と言われ女性の責任を果たしていないと周囲から責められていました。昔は子供ができない原因が男性側にもあるかもしれない、という考えははなかったようです。

今は男性側の原因も周知されている

昔は子供ができない責任は女性側にあると言われ、女性ばかりが責められていました。しかし、現在は男性側にも子供ができない問題を抱えている場合があることが周知されています。そのため、男性の不妊治療も進んできており、子供ができない原因は女性だけではないという認識も世間に広まりました。

しかし年配の人や古い考えの人は、男性側に不妊の原因があると判明しても受け入れられない人が多いと言われています。また、男性側の不妊治療は女性の不妊治療より進んでおらず、治療に時間がかかると言われています。

不妊の原因が男性側にもあるということが周知されたことにより、「石女」という差別用語を使う機会はこの先ないでしょう。

妊娠の高齢化も不妊理由に

近年では晩婚化が進んでおり、妊娠適齢期を超えての妊活と呼ばれる妊娠活動を行う人も増え、妊娠の年齢もどんどん上がっています。そのため、元から子供ができにくい体質で不妊と言われている人だけでなく、妊娠の高齢化も不妊の理由の1つとして挙げられています。

昔と比べて医療が格段に発達している現代、妊娠、出産が高齢になってもできるようにはなっていますが、若者と比べて妊娠しにくいため不妊に悩む人が増えています。

石女は現在では使わない方がいいタブー用語

「石女」という言葉は昔日本で使われていた「子供が産めない女性」「子供ができない女性」を表した差別用語でした。現代では不妊問題について女性だけではなく男性にも問題があることが判明しています。また、子供ができないことで悩んでいる人も多く「石女」は現代では使わない方がいいタブー用語と言えます。

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この記事のライター
団子。

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