熱い手のひら返しの意味とは?元ネタや実際にあった事例も紹介

特定の物事に対し「熱い手のひら返し」「テノヒラクルー」と発言している人をネット上で見かけたことはないでしょうか。これらの言葉の元ネタは「なんJ語」と深い関わりがあります。この記事では、熱い手のひら返しの意味や実際にあった事例などを解説します。

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目次

  1. 1「熱い手のひら返し」とは
  2. 2そもそもなんJ語とは
  3. 3「熱い手のひら返し」を徹底解説!
  4. 4「熱い手のひら返し」の実例を紹介!
  5. 5「熱い手のひら返し」の正しい意味や使い方を理解しよう

「熱い手のひら返し」とは

ネット上でよく使われている言葉の種類は数多くあります。その中には熱い手のひら返しという言葉も含まれていますが、具体的にどのような意味なのかご存知でしょうか。ここでは熱い手のひら返しの意味と元ネタについてご紹介します。

熱い手のひら返しの意味

「熱い手のひら返し」の意味は、今までの様子や態度が180度変わることです。1つのきっかけでこれまでの評価と真逆の意見を出し、相手を批判、もしくは褒めたたえます。自らの主張を急にガラリと変えてくる様子から、主にマイナスの意味合いで使われることが多いです。そして以前からあった「手のひら返し」も意味としては全く同じです。

「熱い」という言葉をつけるのは、あまりに唐突な手のひら返しの様子に「思わず胸が熱くなった」「気持ちが昂った」などを表現するためです。些細なきっかけで考えが変わることに対する多少の皮肉も込められています。

2ちゃんねるのなんJ語が発祥

発祥は2ちゃんねるのなんJ語です。2ちゃんねるとはネットの巨大掲示板サイトで、なんJ語は数ある掲示板の1つから生まれたユニークな言葉の総称です。言葉選びが独特なことからネット用語と知らない人も数多くいます。そのため、メールや電話などの会話で使ってしまう人もいますが、なんJ語は基本的にネット用語です。

かなり砕けた言い回しが多いため、ビジネスで使うのは失礼にあたります。家族や友達が相手でも予備知識がない状態でなんJ語を使えば混乱させてしまうことでしょう。したがって、どうしてもなんJ語を使いたい時は、相手にネット用語の知識や理解があるかを確認してからの方が無難といえます。

そもそもなんJ語とは

熱い手のひら返しの発祥がなんJ語であることが分かりました。しかし、そもそもなんJ語とは具体的にどんなものなのでしょうか。ここではなんJ語の意味、他にもあるなんJ語についてご紹介します。

なんでも実況J板から

なんJ語は先述したように、2ちゃんねるの掲示板の1つから生まれる言葉の総称です。板の名称が「なんでも実況J」だったため、省略してなんJ語と呼ばれるようになりました。なんでも実況Jは、主に野球に関する話題を中心に雑談する板です。野球が多いというだけで、他のスポーツの実況も行われています。

さらにスポーツだけではなくバラエティやアニメなど、実況をする対象は多種多様です。他の板よりも独特な言い回しが生まれることが多いため、なんでも実況Jと無関係の人がなんJ語を気に入って使っていることもあります。

こんなにある!なんJ語の数々

なんJ語には熱い手のひら返し以外にも数多くの語録があります。例えば「大草原不可避」は笑いを避けることが出来ないという意味です。由来ですが、まず前提として英語の「w」で笑っていることを表現する方法があります。これをつなげると草原のように見えることから生まれた言葉です。

他には「ぐう畜」という言葉があり「ぐうの音も出ないほどの畜生」を省略したものです。「ぐう聖」は畜生を聖人に置き換えたもので、意味は真逆になります。「残当」は「残念だが当然」を省略した言葉で、過去に板へ書き込まれた嘘話のワンフレーズが元ネタです。

そして「いかんのか?」はやってはいけないのかと問いかける言葉です。巨人の監督が記者の質問に対し「使っちゃいかんのか?」と答えた話が元ネタとされています。

「熱い手のひら返し」を徹底解説!

なんJ語はなんJ板を知らない人にさえ、使いたいと思わせるような魅力があります。しかし、実際にどのような場面で使うことが適切なのでしょうか。ここでは熱い手のひら返しの使い方や派生語などをご紹介します。

熱い手のひら返しの元ネタ

先述したように、なんJ板は野球関連の雑談が主であり、書き込みをする人たちのことはなんJ民と呼びます。なんJ民は素晴らしいプレーをした野球選手を絶賛する一方、大きなミスをすれば評価は一転し、盛大に叩く傾向があります。このような自分たちの振る舞いを「なんJ民の熱い手のひら返し」と称するようになったのが由来です。

気軽に評価を変えるのは良くないことと自覚しつつも、すでに起きた出来事を直視しようとしないよりはいいという考えの人もいます。手のひら返しをやり過ぎた結果「なんJ民の手首はボロボロ」という新しい表現の言葉まで生まれました。中には手のひら返し自体を楽しんで行っている場合もあるため、額面通りに受け取るのは危険と言えるでしょう。

熱い手のひら返しの使い方

熱い手のひら返しの使い方として、まず対象は他人、もしくは自分自身でもかまいません。使うタイミングは態度や考え方が180度変わった時です。例えば売れないバンドの歌を聞き、Twitterで酷評している人がいます。

しかし、しばらく後にそのバンドの人気が急上昇したのを聞きつけ「あいつらの歌なら、いつか売れると思っていた」と言い出したら「熱い手のひら返し」の使いどころです。また、上記の例を自分に当てはめ、自身の考えの変化に気付いた時、自嘲の意味を込めて「熱い手のひら返しだな」と考えるのは適切な使い方と言えるでしょう。

反対に称賛していたバンドの楽曲を何らかの理由で批判するようになった時も同様に「熱い手のひら返し」が使えます。

テノヒラクルーは派生語

「テノヒラクルー」は熱い手のひら返しの派生語です。テノヒラは手のひらを単純にカタカナにしただけですが、クルーは手のひらを返す動きを擬音語で表現しています。これら2つの言葉を組み合わせた言葉がテノヒラクルーです。熱い手のひら返しは漢字とひらがなの組み合わせなので、打ちなれていない場合は変換に手間取る可能性があります。

しかし、テノヒラクルーは全てカタカナなので、初めてでも打ちやすいという長所があります。そのためか、SNSで使われることも多いです。半角の方が文章を短く見せられるというメリットがあることから、半角でテノヒラクルーと打ち込んでいる場合もあります。ただ、人によっては読みにくい印象を受けるため、テノヒラクルーを使う際は気を付けましょう。

「熱い手のひら返し」の実例を紹介!

熱い手のひら返しをされるのは一般人だけではなく、有名人も同様にあります。実際には誰がどんな形で手のひら返しをされたのでしょうか。ここでは熱い手のひら返しの実例をご紹介します。

①本田圭佑への熱い手のひら返し

本田圭佑がサッカー選手としてミランに在籍したばかりの頃、ミラン関係者からはバッシングの嵐でした。同じサッカー選手のアレッサンドロ・コスタクルタは「本田はセリエAのプレーすら難しいレベルの選手」、アドリアーノ・ガッリアーニCEOは「10番を付けろという指示はしていない、彼がそれを求めたんだ」という趣旨の発言をしています。

しかし、本田選手が活躍し始めるとその評価はガラリと変わりました。コスタクルタ選手は「本田はフィジカルが強く、自在にボールを操り、簡単にゴールを決めることができる」、ガッリアーニCEOは「ミランに本田がいない光景をイメージできない」と語っています。

また、日本国内でも批判の声は多かったのですが、本田選手が活躍した後は謝罪する人が相次ぎました。

②清原和博への熱い手のひら返し

清原和博は野球選手として活躍し、引退後はタレントとして活動していましたが、2014年3月に薬物疑惑が報道されます。本人は否定しましたが、提訴をしなかったため、世間の評判はかなり悪かったです。しかし、2015年4月にテレビ出演し、自殺を考えるほど悩んでいたと話し、視聴者を驚かせました。

これにより人気が上向きになったとみて、清原への出演オファーを考えるテレビ関係者が増えたと言われています。ただ、否定し続けていたものの、翌年には覚せい剤を使用したとして逮捕されたため、熱い手のひら返しは自殺発言後と逮捕後の計2回ありました。

③小保方晴子への熱い手のひら返し

小保方晴子は理化学研究所に勤めていた元研究員です。小保方は2014年にSTAP細胞の存在を発表し、一躍時の人となりました。世紀の大発見ということで、過剰とも言えるほど小保方を絶賛する報道が続きます。

しかし、後に研究不正行為の疑惑が持ち上がり、副センター長の自殺などの騒動も重なったことで、小保方は研究所を辞めることになりました。報道では「世界一の不正」など、分かりやすく小保方を一斉に叩く姿勢へと変わっています。

「熱い手のひら返し」の正しい意味や使い方を理解しよう

先述したように、熱い手のひら返しはネット用語なので、使い方を間違えれば相手を怒らせてしまうことも考えられます。そのため、正しい意味や使い方はきちんと理解しておきましょう。

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